2004年(平成16年)7月20日発行 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  高崎市「ふるさとメール」             【第52号】             発行:高崎市役所 市長公室 広報広聴課             〒370-8501 群馬県高崎市高松町35番地1             TEL 027-321-1111             URL http://www.city.takasaki.gunma.jp/             E-mail kouhou@city.takasaki.gunma.jp ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  この「ふるさとメール」は、高崎市と上毛新聞社が協力して、市からの情報 と上毛新聞の記事を合わせて編集したメールマガジンです。  毎月2回(原則5日、20日)、登録していただいた皆様にお届けします。  購読は無料です。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 【高崎市からお知らせ】 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   美しい街並みと活気がよみがえる      姉妹都市プルゼニで地球市民環境会議を開催 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  本市と本市の姉妹友好都市4市が、環境問題について共に取り組んでいこ うとする「地球市民環境会議」が、今年はプルゼニ市(チェコ共和国)で、 6月14日から17日まで開催されました。各市から環境部門の担当者が参加し、 環境対策の事例報告や意見交換を行い、同市の市街地や自然保護地区などを 視察しました。今号では、この会議の模様を中心に、姉妹都市プルゼニの環 境への取り組みやその街並みなどを紹介します。  ●○  ○ 地球市民環境会議とプルゼニの取り組み ●                      ●○  地球市民環境会議は、平成7年から本市と本市の姉妹友好都市のバトルク リーク市(アメリカ)、サントアンドレ市(ブラジル)、承徳市(中国)、 プルゼニ市(チェコ)が、毎年持ち回りで開催し、各市の環境施策の向上と、 地球環境問題解決への貢献を目的としています。  今年は6月14日から17日までの4日間プルゼニ市で開かれ、姉妹友好都市 それぞれの取り組みの事例報告や意見交換を行ったほか、プルゼニ市の市街 地や公園など、環境対策の現場を視察しました。  バトルクリーク市は、水質浄化対策として湖の清掃活動やTシャツデザイ ン公募などの周知活動の様子を、承徳市は、テレビ局と協力して環境教育の 番組制作などメディアを通して啓発活動を行っている様子を報告しました。  本市は大気と水質の現状や対策、大雨に対応する雨水管敷設事業のほか、 学校での環境教育への取り組みと、市民の環境保護活動を報告しました。  プルゼニ市は環境対策を推進する上で、自然保護、歴史的街並みの保全、 大気汚染の改善に重点を置いています。自然保護では、保護地区を指定し、 樹木の保存や育成をしています。また、市民の意見を取り入れた新しい公園 造りを進めています。歴史的街並みの保全では、405の建築物を歴史的建造 物として特別に保護し、1990年から、約38億円をかけて改修しています。大 気汚染の改善では、路面電車の活用が排気ガス汚染に対する有効な対処策に なっています。  社会主義体制下では、朽ちた建物は放置され、公園の整備も行われていま せんでしたが、1989年の体制崩壊後、街並みは、市民、企業、行政の協力で 美しく生まれ変わりました。これは5市の間で9年間続けている環境会議の 成果でもあります。  <プルゼニあれこれ> ○位置…ヨーロッパのほぼ中央、チェコ共和国の首都プラハから西へ約100 キロ ○人口…約18万人 ○公用語…チェコ語 ○通貨…コルナ(1コルナ=4.5円) ○産業…ビール、自動車、製紙、陶器、化学工業  13世紀末に城塞都市として築かれ、15世紀以降に自治都市として栄えまし た。市街地には、ゴシック風の聖バルトロミュイ寺院(15世紀)、フランチ ェスコ派の修道院(13世紀)、バロック様式の聖アンナ教会(18世紀)、ル ネサンス様式の市庁舎(17世紀)などさまざまな時代の建築物が数多く残っ ています。  郊外には近代的なマンションやショッピングセンターができ、市民の生活 圏は市街地から郊外へ広がっています。  ●○ビールがつなぐ姉妹都市●○  プルゼニを語るとき、忘れてならないのがビール。プルゼニはドイツ語で ピルゼンと言い、世界的に用いられているビールの製法、ピルスナーの語源 です。  プルゼニ市民はビールをこよなく愛し、街角では、そこかしこでビールメ ーカーの看板を見かけます。夏場はオープンカフェも多く見られ、本場のビ ールを味わおうと、隣国ドイツからの観光客も後を絶ちません。  おいしさもさることながら、ビヤホールでも大ジョッキが100円ほどで飲 める安さも魅力です。  高崎市とプルゼニ市が1990年に姉妹都市になった背景には、高崎のキリン ビールとプルゼニ最大手のビール会社ピルスナーウルケルの業務提携があり ました。  ●○市民の足トラムとトロリーバス●○  街中で目にするのがトラムと呼ばれる路面電車。プルゼニ市民の移動の足 として、中心市街地を四方八方に走り回っています。料金は1回の乗車につ き一律8コルナ(約36円)です。  郊外では、屋根に付いた2本のポールが真上の電線につながっている、ち ょっと変わったバスを見かけます。このバス型の電車はトロリーバスと呼ば れ、これもまた市民の重要な足です。  ●○世界的に有名スクーパ国際人形劇祭●○  チェコでは人形劇が盛んです。人形劇には、人形に手を入れて操るものや、 糸でつるして細かい動きを演じるもの、人間が衣装と仮面を付けて演じる仮 面劇などさまざまな種類があります。  チェコの人形劇の歴史は古く、紀元前の宗教儀式などを原型として、17― 18世紀に、現在の形が作られました。ドイツ、オーストリア、ロシアなどの 支配のもと、チェコ語を話すことすらできなかった時代、唯一チェコ語を使 えた人形劇は、人々の心の支えでした。  今も多くの劇場と専属の団員を抱える劇団があり、劇場には老若男女が訪 れ、チェコ人には無くてはならない存在です。  プルゼニでは「スクーパ国際人形劇祭」と呼ばれる人形劇の国際的な祭り が、2年に1回開催されます。この祭りは、20世紀半ばに活躍し、チェコ人 形劇の父と呼ばれるヨゼフ・スクーパにちなみ、ゆかりの深いプルゼニ市内 の各劇場で開催されています。世界各地の人形劇団が集まって、監督賞、総 合賞などを競います。  今年は6月11日から15日まで開催され、高崎の人形劇団「さくらぐみ」が、 この人形劇祭に招待されました。  「さくらぐみ」は、昨年本市がチェコの人形劇団員を招き、10日間のワー クショップを開催した際に結成された劇団で、その後、日本で数回の公演を 行っています。今回は特別ゲストとして参加。工夫を凝らした和風人形劇を 公演し、本場の観客を大いに沸かせました。  >>環境会議の報告会開催<<  プルゼニ市で行われた地球市民環境会議の報告会を行います。どなたでも 来場できます。 ●日時=7月29日(木)午後3時〜4時30分 ●会場=市役所20階職員研修室 ●問い合わせ先=秘書課国際交流担当(内線2113) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   高崎地域任意合併協議会は   すべての協議を終え   法定合併協議会へ移行します ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  第7回高崎地域任意合併協議会が、6月25日、高崎市役所で開かれ、合併 の期日や議員定数、任期などについて、法定合併協議会移行後に協議するこ とで承認、全協議項目の審議を終了しました。  これで、任意合併協議会としては、予定した48協議項目の審議をすべて終 了しました。協議終了後、7市町村長が合意書に署名。今後は、法定合併協 議会設置に向けた手続きが進められます。  高崎地域任意合併協議会は、昨年12月に高崎市、倉渕村、群馬町、新町、 吉井町で発足。今年4月に榛名町と箕郷町が加わり、臨時会を含め計8回の 協議会を開催しました。  同協議会会長の松浦幸雄高崎市長は「7市町村の合併で、人口36万人の県 内一の都市が誕生する。多くの権限が委譲され、よりきめ細かい住民サービ スができるようになる。法定合併協議会の場において、引き続き7市町村が 対等の立場で協議を進めていきたい」と話しました。 問い合わせ先=合併推進室(TEL321-1312) ◎任意合併協議会と法定合併協議会 【任意合併協議会】  法律に基づかない、任意の組織。法定合併協議会の事前の協議として、合 併に関する協議を行うほか、協議の内容や新市の建設計画案などを「協議会 だより」や説明会などを通して住民の皆さんへ情報提供を行う組織。 【法定合併協議会】  地方自治法や合併特例法に基づく協議会で、設置にはそれぞれの市町村議 会の議決が必要。任意合併協議会での協議を踏まえ、合併を行う上でのすべ ての事項について協議する。合併に伴う財政支援などの特例措置の適用を受 けるには法定合併協議会での協議が必要。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   精神障害者の就労訓練施設      「すまいる」を開設しました ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  精神障害者の就労訓練や社会復帰訓練を行う小規模通所授産施設「すまい る」が、柴崎町のハーモニーケアセンター内に完成し、7月1日に開所しま した。  同施設は、精神障害者の自立を支援するため市が建物を建設。運営は、精 神障害者の家族会「ポプラの会」が設立した社会福祉法人「プライム」が行 っています。  建物は、鉄骨造り平屋建て、延べ床面積は約127平方メートル。建設費用 は約2000万円で、国から2分の1、県から4分の1の補助を受け建設されま した。  利用は登録制で、定員は19人。平日の午前9時から午後3時まで、クッキ ーやジャム作り、ホチキス針の箱詰め、農作業などを行っています。また、 ごみ集積所の清掃などの美化活動やアルミ缶収集などのリサイクル活動を行 うほか、バザーや大学の文化祭へ参加するなど、地域活動にも積極的に参加 します。  作業の指導や生活指導を行うため、施設長と社会復帰指導員2人が常勤。 また、非常勤の精神保健福祉士やボランティアが活動をサポートしています。  「すまいる」は、市内で初めての小規模通所授産施設。同様の施設は、県 内でも2か所目です。  問い合わせ先=障害福祉課(TEL321-1245) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   第30回高崎まつり   8月7日(土)8日(日)                    主催・高崎まつり実行委員会 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□   ┌─────────────────────┐   │交通規制 7日(土) 午後1時〜午後10時│   │     8日(日) 午後1時〜午後9時 │   └─────────────────────┘  手づくりの祭り、市民総参加の祭りとして着実に歩み続ける「高崎まつり」 は、今年で30回目を迎えます。今年も市民の皆さまの熱い情熱とエネルギー に支えられ、盛大に開催されます。  もてなし広場を中心として、山車、みこしの巡行や花火大会など盛りだく さんのイベントを計画しています。焼けるような暑さを吹き飛ばし、より多 くの皆さんにご参加いただき、「高崎まつり」を存分に楽しんでいただきた いと思います。 ◆高崎まつりのご案内は、高崎まつり実行委員会(TEL321-1257)へ ◆まつり当日の問い合わせは、高崎まつり実行委員会本部(TEL327-9906)へ  〜〜〜〜〜  大花火大会  〜〜〜〜〜    8月7日(土)午後7時30分〜午後8時30分    会場:烏川和田橋上流河川敷    ※雨天の場合翌日に順延  〜〜〜〜〜  大福引大会  〜〜〜〜〜    8月7日(土)・8日(日)午後1時〜7時    場所・音楽センター    空くじなし    ワッペンでお祭り当日に1回福引が引けます    市内各社とまつり本部からの提供賞品を多数用意しました。    〈本部提供賞品例〉     DVDカム・ポータブルMDプレーヤー・デジタルカメラ     ・折りたたみ自転車 ほか  〜〜〜〜〜〜〜  アルミ缶の回収  〜〜〜〜〜〜〜    アルミの空き缶を1個1円で回収します。    8月7日(土)・8日(日) 午後2時〜5時    音楽センター前 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   デザインの解剖                  市美術館(TEL324-6125) ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  市美術館は、身近に売られている商品のデザインを考察する「デザインの 解剖」展を開催しています。  ガムや人形、レンズ付きフィルムをグラフィックデザイナー佐藤卓さんが 徹底解剖。形や色、大きさ、感触などを、実物とパネルを使ってデザインの 視点から検証します。商品のデザインに施された工夫の数々をお楽しみくだ さい。 ●期間=9月5日(日)まで ●会場=市美術館 ●開館時間=午前10時〜午後6時       (金曜日は午後8時まで、入場は閉館時間の30分前まで) ●休館日=月曜日(祝日のときは翌日) ●観覧料=一般500円、高・大学生300円、小・中学生200円  ▽★○    南小「デザインの解剖」プロジェクト                   ☆▽● ●期間=7月16日(金)〜8月15日(日)、午前10時〜午後4時 ●会場=高崎哲学堂 ●内容=南小の生徒が市内で作られている商品のデザインを解剖 ●休館日=月曜日(祝日のときは翌日) ●観覧料=無料 ●問い合わせ先=市美術館(TEL324-6125)  ☆▼○    デザイン講座         ▽○★ ●日時=8月27日(金)午後1時30分〜3時30分 ●会場=南公民館 ●内容=講演「都市デザインの潮流」、「身のまわりのプロダクトデザイン」 ●定員=70人 ●入場料=無料 ●問い合わせ先=市美術館(TEL324-6125) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■  Takasaki Music Festival 2004                 高崎音楽祭2004                         チケット発売開始! ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ ●熱帯JAZZ楽団 meets 阿川泰子  日時/10月31日(日)午後6時開演  会場/音楽センター  出演/熱帯JAZZ楽団 meets 阿川泰子  入場料/4,000円(全席指定) ●永 六輔 オーケストラとその新世界  日時/10月22日(金)午後7時開演  会場/音楽センター  お話/永 六輔、遠藤泰子  出演/篠崎史紀(N響コンサートマスター)、     藤森亮一(N響首席チェロ奏者)  入場料/A席5,000円 B席4,000円(全席指定) ●日本の輝きアジアの風  日時/10月8日(金)午後7時開演  会場/文化会館  出演/小池大哲、宮下 伸、姜 建華、王 偉華、黄姉妹(と燕)、     種井静夫、岩井理花  ゲスト/古謝美佐子  入場料/3,000円(全席自由) ●青春の影 this fall 財津和夫コンサートツアー  日時/10月6日(水)午後7時開演  会場/文化会館  出演/財津和夫  入場料/5,500円(全席指定)  <<チケット発売>> ●7月20日(火)午前10:00 音楽センター、文化会館、シティギャラリー、 ピアノプラザ群馬、ラジオ高崎にて先行発売開始。 ●7月27日(火)午前10:00 チケットぴあ、CNプレイガイド、ローソン チケットにて発売開始。 ○電子チケットぴあ 0570-02-9999 ○CNプレイガイド 03-5802-9999 ○ローソンチケット 0570-000-403  お問い合わせは、高崎音楽祭事務局(TEL322-9195)へ。 *高崎音楽祭2004では、この他にも、有料公演及び公募による招待公演を予 定しています。詳細は「広報たかさき」8/15号にてご案内いたします。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   《家庭でできる給食レシピ》           アジの南蛮漬け ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  1年中市場に出回っているアジは、夏に一番うま味がのっておいしくなり ます。南蛮漬けは、酢、しょう油、砂糖などの調味液にネギやトウガラシの みじん切りを加えた漬け汁に、から揚げした魚を漬けたものです。酢のクエ ン酸がカルシウムの吸収を促進するメニューです。                     (六郷小栄養士・川端昌子) ▼材料(4人分) アジの開き4枚(小アジの場合は240グラム)、かたくり粉、揚げ油、調味 液(酢小さじ4弱、しょう油大さじ2と3分の2、三温糖大さじ4弱、酒小 さじ4弱、みりん大さじ1弱、一味唐辛子少々)長ネギ60グラム、根ショウ ガのすりおろし小さじ2弱 ▼作り方  アジは頭と骨を取る。長ネギはみじん切りにする。調味液の材料を合わせ、 少し煮立てて火を止め、長ネギとショウガのすりおろしを加え、漬け汁を作 る。アジにかたくり粉をまんべんなくまぶして、170度の油で揚げる。揚げ たてのアジに漬け汁をかける。(1人分166キロカロリー) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   《観音山の生き物たち》      〜里山からのたより〜     瀧田吉一 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ 【アオバセセリ】  科名:アオバセセリ亜科  学名:Choaspes benjaminii     セセリチョウ科は、世界で約3600種が知られているが、そのほとん     どが中南米に分布する。セセリチョウ・ピロピゲ・アオバセセリ等     6亜科に分類される。  国産のセセリチョウの仲間たちは概して褐色型で地味な姿をしている。そ の上胴が太く、翅が小さいのでガと間違われる。しかし、このアオバセセリ は例外的な大型美麗種である。和名のセセリ、英名のskipper(スキッパー) は、その敏捷な飛び方に由来する。  幼虫は、ヤマビワ・アワブキなどの葉を筒状につづって中にすみ、蛹で越 冬する。発生は、年2回。本州・四国・九州に分布するが、東北地方には少 ない。朝鮮・中国・東洋区などに異亜種を産する。早朝・夕刻に、山頂や尾 根筋、樹林内を文字通り素早く飛び、ふっと姿を消したかと思うと葉裏に静 止し翅を休める。これを捕獲すれば容易と考えるが、こちらが近付こうと体 を動かすと、すぐに察知し飛び去ってしまう。  日の傾き始めた尾根の小道に、少年は、捕虫網を斜めに構え、腰を落とし て待つ。占有行動をとって、飛翔するアオバセセリが、点になって迫る。一 閃、捕虫網が翻る、少年の胸が高鳴る。手応えは確かだ。ついにやった。家 路に向かう彼の背に夕日が赤い。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   《街角みらい形》      チャンスにチャレンジ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  高崎まつり実施本部に参加し、子ども広場を担当しています。初めて担当 部門長となり、四苦八苦していますが、周囲の人たちの協力で、企画運営は 順調に進んでいます。私のモットーは「チャンスを見つけてチャレンジする こと」。部門長の大役はいろいろなことを勉強できる「チャンス」。持ち前 の「チャレンジ」精神で頑張っています。  今回の子ども広場のテーマは「わくわく夢の冒険島」。子ども広場のアト ラクションが、子どもたちの冒険心を養う手助けになればうれしいです。近 ごろテレビやゲームでは、海賊ものや冒険ものがはやっていますが、普段な かなかできない、実際に体を動かして楽しむ冒険島をぜひ体験してもらいた い。たくさんの子どもたちに、チャレンジしてほしいですね。                       山本和彦さん(上並榎町) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   《エアメール2004 世界のまちから》      Selamat siang(こんにちは)   インドネシア共和国 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  私が生まれ育ったまちジャカルタは、インドネシアの首都で、人口約1,000 万人の大都市です。中心市街地は、高層ビルやマンションが建ち並びますが、 郊外に行くと昔ながらの露店の市場があります。住民はみな早起きで、午前 4時から始まる市場には、早朝から主婦などが魚や肉、野菜などを買いに来 ます。学校が始まるのも早くて、7時過ぎには授業を開始します。  たくさんの島々から構成されているインドネシアは、バリ島などの美しい 海が有名です。でも、泳げない私は、ほとんど海に入ったことがありません。 今は、来日してから覚えたスキーに夢中です。南国生まれで、雪には縁のな かった私がスキーを楽しむなんて、なんだか不思議な感じですね。          Kimiye Yurike キミイエ ユリケ(高崎経済大学3年) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■   《わたしの夢ぼくの夢》       幸せを守る弁護士 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  僕の夢は弁護士になる事です。きっかけは、弱い人の立場に立って戦って いる弁護士の姿をテレビで見た時です。やるベンチャーウイークでは、法律 事務所で勉強させて頂きました。その時、人は誰でも幸せな生活を営む権利 を持ち、それを守る為に重要な役割を担うのが弁護士の仕事だと感じました。 そして、さらに将来弁護士になりたいと強く思いました。                     所 雄貴さん(南八幡中2年) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/【上毛新聞ニュース】_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ No.01:《地域アイ》デザインの視点から 高崎南小の総合学習 No.02:前橋・高崎で市民オペラ 12月に文化連携事業 No.03:まんが甲子園連覇だ 高崎東高5選手が挑戦 4大会連続の全国出場 No.04:高崎生まれのソース おいしくて安全安心 No.05:カッパピア閉園後、初の夏 跡地どうする 市民団体が活用模索 ___________________________________ No.01 2004年07月14日掲載 《地域アイ》デザインの視点から 高崎南小の総合学習 美術館企画と連携     地元のお菓子“解剖” 研究成果は7冊に 16日から高崎哲学堂  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  高崎市八島町の南小学校で、総合学習の時間を使って地元のお菓子「だん べえ饅頭(まんじゅう)」の“解剖”が行われている。同校に隣接する市美 術館企画展「デザインの解剖」(9月5日まで)とタイアップしたプロジェ クトだ。5、6年生48人が饅頭の作り方、命名の由来から「なぜ(饅頭を入 れる)箱は長方形なのか」までの疑問を製造元の風間堂に足を運んで徹底取 材。“解剖”の結果は児童の手で冊子にまとめられ、企画展の関連事業とし て16日から1カ月間、高崎哲学堂に展示される。  同校によると、5年生の総合学習のテーマは「町の秘密を調べよう」。6 年生は「地域で活動する人々のこだわりに学ぼう」。両学年のテーマと、美 術館側の「デザインを通じて、デザインと社会や人とのかかわりを考えてい きたい」という思いが重なり、プロジェクトの発足となった。 ◎身近な存在  美術館の企画展は、日本を代表するグラフィックデザイナーの佐藤卓さん の作品を通じて「デザインとは何か」を検証するのが狙い。タカラの人形 「リカちゃん」、ロッテのガム「キシリトール」などを取り上げて、デザイ ンの視点で解剖している。だんべえ饅頭は、校区内(新田町)で製造され、 身近な存在であることから“解剖”の対象に採用された。  最初の学習は佐藤さんを迎えて、5月20日に行われた。佐藤さんは「人は 24時間、デザインと関係ないときはない」「解剖とは外から中に向かって疑 問を投げかけること」と、デザインと日常生活が切り離せないことや“解剖” の仕方をアドバイスした。 ◎「なぜ」を検証  6年担任の鈴木律子さん、5年担任の宮一敦志さんによると、クラスが6 年生で3班、5年生で4班に分かれて、風間堂にインタビュー取材。このう ち、5年生は各班25項目をリストアップ。1人が3項目余りを担当して「な ぜ」に対する回答をまとめている。  風間堂に対する質問は「あんこの量はどう決めるのか」「1日に作る量は」 「(包み紙の)ひもはどうして黄色なのか」「なぜ、薄い皮なのか」「なぜ、 丸いのか」「まんじゅうの底面積は」「なぜ、今の大きさになったのか」な ど。  泉のようにわき出る「なぜ」に風間堂側は答えに窮する場面も。専務の風 間隆之さんは「『饅頭はなぜ、しっとりしているのか』など、答えるのが簡 単でない質問もあった。手ごわかった」と振り返る。そして「(冊子が完成 すると)店にとっても貴重な資料となる。楽しみにしている」と期待を寄せ る。  担任の宮一さんは「独自に取材に出掛けた熱心な子もいた。働く人の思い まで踏み込んだ質問もあり、私自身にとっても新鮮だった」と目を細める。 指導の補助として、教壇にも立った美術館学芸員の堤淑恵さんは「大人の考 えでは当たり前と思うことも、素朴な子供の目だと疑問となる。今の気持ち を忘れないでほしい」とエールを送る。 ◎広がる学び  プロジェクトは、見開き2ページの一方に「疑問」とその「回答」、残る ページに絵や写真を付けて仕上げる。6年生が3冊、5年生が4冊の冊子を 高崎哲学堂に展示する計画だ。  馬場一晴校長は「(美術館との連携で)学びのレパートリーが広がってい る。疑問を持ち、それを追究する姿勢が表れ、児童の発想も豊かになったよ うに感じる」と、プロジェクトの成果を挙げている。 ___________________________________ No.02 2004年07月11日掲載 前橋・高崎で市民オペラ 12月に文化連携事業 出演、演奏者を公募  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  前橋、高崎両市の文化連携事業として、12月に市民オペラ「ヘンゼルとグ レーテル」を両市で公演することが決まった。連携事業は4年前から取り組 んできたが、オペラ公演は初めて。主役級に両市ゆかりのオペラ歌手3人ず つを据え、ほかのキャストと演奏者は公募する。2回の公演に総勢200人近 くが出演する予定で、これまでにない盛大な連携事業になりそうだ。  両市の文化連携事業は、2001年度に「小学生写真探検隊」と「高校生写真 メッセージリレー」でスタート。02年度と03年度は「風の国芸術祭」と題し て、高崎市のもてなし広場を主会場に音楽、ダンス、フリーマーケットなど 多彩な事業を展開した。  本年度は「両市民の交流をさらに深め、新しい文化の創造につなげたい」 と、同じオペラをそれぞれの市で公演。ほとんどの出演者を公募オーディシ ョンで選び、練習も公開するなど市民参加型のイベントにすることになった。 公演は高崎が12月23日に群馬音楽センター、前橋が同月25日に前橋市民文化 会館で、いずれも午後2時から行う。  「ヘンゼルとグレーテル」はグリム童話を題材にした作品で、森に迷い込 んだ2人の子供が魔女に捕まり、食べられそうになるが、機転をきかせて魔 女をかまどに閉じ込め、魔法にかけられていたほかの子供たちも救う―とい うあらすじ。オペラ団体のオペラ・アンサンブル・ぐんまが何度か上演して いるため、代表で前橋市出身のテノール歌手、角田和弘さんに演出を依頼し た。  キャスト(高崎、前橋の順)はヘンゼルに内田もと海さんと松岡由枝さん、 グレーテルに本島阿佐子さんと朝倉美幸さん、魔女に天田美佐子さんと出来 田三智子さんが内定。両親や眠りの精、露の精、天使など30人余りと児童合 唱各50人、バイオリンやチェロ、フルートなどの楽器演奏者を公募する。  募集対象は両市在住か出身、通勤・通学者で9月(一部は10月)から週末 の練習に参加できる人。オーディションは8月1日に前橋市中央公民館で行 い、それそれ任意の歌を歌ったり曲を演奏してもらい、出演者を決める。  問い合わせや申し込み先は、前橋市役所文化政策課(電話027・890・6522) か高崎市役所文化課(電話027・321・1203)へ。締め切りは今月23日。 ___________________________________ No.03 2004年07月11日掲載 まんが甲子園連覇だ 高崎東高5選手が挑戦 4大会連続の全国出場  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  第13回全国高校漫画選手権大会(まんが甲子園)で、高崎市元島名町の高 崎東高校(武藤茂校長)の漫画研究部が2次予選を突破、8月7、8の両日、 高知市で開かれる本選に出場する。同校は昨年、連続3回目の出場で最優秀 賞を射止めており、選手5人は「連覇を目指したい」と意欲を見せている。  出場するのは3年の高草木理恵子さんと柏原利都子さん、いずれも2年の 和田由実子さん、三世川博美さん、飯沼幸さんの5人。  予選には全国45都道府県から318校が参加、同校を含む30校が本選に残っ た。  予選のテーマは「へぇ〜」と「安心」。アイデアを出しやすい「安心」に 絞って検討し、飯沼さんの考えた一コマを元にした作品を提出した。  エプロン姿の母親が子供を金庫にしまった上、鎖で縛り、自らも鍵のかか ったおりの中にいる構図。「お外は危ないからね」という母親に対し、金庫 に入れられた子供の方は助けを求めている。  「子供を守っているつもりで、逆に虐げている。ギャグだけど、こんなこ とがあったら、怖いなと思って」と飯沼さん。昨年も本選に出場した高草木 さんは「過保護や母子密着など、社会性もあると思った。表面では安心だけ ど、裏はそうではないことを表現した」と狙いを話す。  本選は「ごめん」「潜在能力」「壁」「BUSHIDO(武士道)」「ミ スマッチ」の5テーマから出題。初日に決勝進出をかけた1次競技、同日夜 から2日目にかけては敗者復活戦がある。2日目は勝ち残った20チームが決 勝戦を行う。  5人は「直前までネタを練って、どのテーマでも大丈夫なように万端で臨 む。今年も優勝したい」と意気込んでいる。 ___________________________________ No.04 2004年07月10日掲載 高崎生まれのソース おいしくて安全安心  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  高崎市学校栄養士会とJAたかさきのコラボレーションで、また新しい名 物が生まれた。地元野菜をふんだんに使った「高崎特栽ソース」。9日から 農協直売所の「グル米四季菜館」などで販売を始めたほか、近く学校給食で も利用する。  主原料は農薬使用回数や化学肥料の使用を制限し、市内の農家が特別栽培 したタマネギ、トマトを使用。防腐剤、増粘剤を使わず、安全安心でおいし いソースに仕上げた。  栄養士会とJAは、作り手の顔の見える安全な食品を子供たちに食べさせ ようと、共同事業を展開。一昨年は「高崎しょうゆ」、昨年は「高崎うどん」 を誕生させ、今回が高崎シリーズ第3弾。  500ミリリットル、399円(税込み)。販売本数は約2000本。  農協直売所のほか、市役所庁舎地下売店、ベジフル高崎(駅ビルモントレ ー1階)、コープぐんまリセロ寺尾、愛菜館(全農ぐんま新前橋駅前店)、 ブランド館(JA花木センター)で販売している。 ___________________________________ No.05 2004年07月04日掲載 カッパピア閉園後、初の夏 跡地どうする 市民団体が活用模索    住民アンケート 公園、体験施設が86%  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  高崎市の高崎観音山公園のレジャー施設「カッパピア」が閉園し、初めて の夏が来た。「寂しい夏になりそうだ」「跡地はどうなるのか」。年々加速 する観光客減に追い打ちをかけるカッパピア閉園。周辺観光関係者は危機感 を募らせる。一部市民団体では跡地利用についてアンケート調査を実施する など、活用方法を模索し始めた。閉園後の動きと周辺観光の今は―。  カッパピアは今年2月、運営会社の「高崎フェアリーランド」に破産宣告 が下され、廃園が決定した。  都市計画公園内の特許事業として運営された施設は、すべての資産が管財 人の管理下に移行した後も、都市公園の網掛けが健在。構造物は金融機関が 担保権を設定し、敷地は市と同社、民間がそれぞれ3分の1ずつを所有して いる。  肩代わりを申し出る民間業者はなく、市も「遊園地として引き継ぐことは 考えられない」(市公園緑地課)という姿勢。再生のネックは既存遊具類の 扱いとされ、仮に金融機関側の了解が得られても、撤去には1億円近い費用 (管財人試算)が必要という。  施設周辺は白衣大観音をはじめ、観音山観光の中心地として栄えた高崎市 の象徴的な存在。一般市民の関心も高い。  周辺の城山、根小屋、山名各地区などで、地域環境を考える住民ボランテ ィアグループは「カッパピアの将来に関するアンケート」を実施、関連イベ ントに参加した290人以上から回答を得た。  回答は「市が関与して市民の公園とすべき」が86%に上り、「緑を生かし た自然体験施設」を希望する意見も86%だった。「戦後荒廃した中で、子ど もに夢を与えようと行われた子ども博が施設の前身。この趣旨は跡地利用で も生かすべき」と西野仁美世話人。時期を見て、結果と活用案について市に 提案するつもりだ。  白衣大観音の橋爪良真慈眼院住職も自然を生かした公園を希望する。万灯 会(まんどうえ)など寺院の行事を支える団体を軸に「観音山全体を考える 場」を持ちたい考えだ。 ◎共通課題は観光客減  カッパピアが閉園した理由は入場者の減少だった。これは隣接する白衣大 観音にも共通した悩みだ。拝観者は1986年度の年間30万2100人をピークに年 々減少、昨年度は8万513人まで減った。  参道の土産物店も年々高齢化が進み、後継者のいないケースがほとんどだ。  観音山丘陵東側の白衣大観音周辺とは対照的に、南側では「観音山ファミ リーパーク」が開設1年で50万人以上を集める。丘陵全体を見渡す構想が求 められている。 ====================================================================== ●編集後記  7月になった途端に連日30度以上という猛暑になり、あまりまとまった雨 も降らないうちに早々と梅雨が明けました。なかなか明けなかった昨年に比 べ夏らしい夏になりそうなのは歓迎ですが、寝苦しい熱帯夜はいただけませ ん。エアコンのつけっぱなしは好きではないので、少しでも涼しくと軒先に 風鈴をぶら下げました。南部鉄の澄んだ音が響くと、一瞬だけ蒸し暑い空気 が凍結するような気がします。 ====================================================================== 編集:上毛新聞社メディア事業室 〒371-8666 群馬県前橋市古市町 1-50-21 TEL 027-254-9881 FAX 027-280-6084 URL http://www.raijin.com/ E-mail furusato@raijin.com ====================================================================== ※この「ふるさとメール」は高崎市と上毛新聞社が協力して作成、発行してい  ます。 ※上毛新聞ニュースの見出し、記事はすべて上毛新聞社の著作物です。  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