2004年(平成16年)12月5日発行 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  高崎市「ふるさとメール」             【第61号】             発行:高崎市役所 市長公室 広報広聴課             〒370-8501 群馬県高崎市高松町35番地1             TEL 027-321-1111             URL http://www.city.takasaki.gunma.jp/             E-mail kouhou@city.takasaki.gunma.jp ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  この「ふるさとメール」は、高崎市と上毛新聞社が協力して、市からの情報 と上毛新聞の記事を合わせて編集したメールマガジンです。  毎月2回(原則5日、20日)、登録していただいた皆様にお届けします。  購読は無料です。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 【高崎市からお知らせ】 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■     ようこそ高崎へ      天皇皇后両陛下 デンマーク国女王陛下と王配殿下                     移動音楽教室をご視察 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  天皇皇后両陛下が、国賓として日本を訪れていたデンマーク国のマルグレ ーテ二世女王陛下とヘンリック王配殿下をご案内し、11月18日、群馬県をご 訪問されました。ご一行は同日午後、音楽センターで移動音楽教室をご視察、 群馬交響楽団の演奏をご鑑賞されました。  天皇皇后両陛下が国賓のご案内で本県をご訪問されるのは今回が初めて。 ご一行は、午前11時半、JR高崎駅にご到着され、専用列車で前橋へ。県庁 で機織り、竹細工などの伝統工芸の実演や郷土芸能の八木節をご覧になられ た後、午後3時過ぎに高崎市にお入りになられ、音楽センターで移動音楽教 室をご視察、群響の演奏をご鑑賞されました。  移動音楽教室は、音楽の楽しさやオーケストラの魅力を子どもたちに知っ てもらおうと、群響が昭和22年から実施しているもの。県内各地で、年間80 回以上開催しています。本市では、市内の小学生を音楽センターに集め、年 4回開催しています。この日は、南、城東、滝川、中居、西部の各小学校3 年生以上の児童と教職員ら1,500人が参加しました。  松浦市長の先導により、天皇陛下ご一行が音楽センターのホールにご入場 されると、場内からは大きな拍手が沸き起こり、天皇皇后両陛下とデンマー ク国女王陛下、王配殿下は会場を埋めた小学生たちに手を振ってお応えにな られました。  演奏はデンマーク、日本両国の国歌で始まり、小学生全員で「夏の想い出」 を合唱。指揮者で群響音楽監督の高関健さんが、演奏する曲や楽器の特色な どを小学生に分かりやすく説明し、バッハ作曲「G線上のアリア」やデンマ ークの作曲家カール・ニールセン作曲「交響曲第六番」、外山雄三作曲「管 弦楽のためのラプソディー」が演奏されました。  天皇皇后両陛下ご一行がお立ち寄りになられた音楽センターと市庁舎周辺、 また、お通りになられた道の沿道には、多くの市民が詰めかけ、両国の国旗 を振りながら、ご訪問を歓迎。これに対し、天皇皇后両陛下は、笑顔で手を 振ってお応えになられました。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■    第三回吉野秀雄顕彰短歌大会            公募短歌の入賞者 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  本市出身の歌人、吉野秀雄(1902〜1967)の功績をたたえる「第三回吉野 秀雄顕彰短歌大会」が、11月20日、中央公民館で開かれました。  今回は、一般の部に392首、学生の部に955首の作品が寄せられました。  主な入賞者は次のとおりです。(敬称略) 【一般の部】 吉野秀雄賞  湯呑より静かに揺らぎのぼる湯気         見つつ独りの夕餉を終へる                        金松綾子(双葉町) 高崎市長賞  新しき職場の話せぬ息子の         汗のしみ濃きワイシャツ洗ふ                      諸田マチ子(伊香保町) 高崎市議会議長賞  慇懃とも無造作にとも台車にて           押し込まれたり夫の亡骸                      佐藤正子(吾妻郡東村) 高崎市教育長賞  われもやがてかくなる日来む        いく度も同じこと訊く母に答ふる                       中山恵子(松井田町) 高崎市文化協会長賞  蜩の鳴くを言ひかけふと噤む          補聴器外しもの読む夫へ                       大谷ユキヨ(大胡町) 優秀賞  やり残したることのありしや机の上に        置かれしままのめがねを拭う                       福田久江(上佐野町)  腰痛の夫の寝息を耳にして          涼しきうちにと畑の除草す                        登坂ミヨ(新保町)  田の畔を行き来し光る糸を張る         こごみ初めし稲穂にふれつつ                        白石はま江(石原町)  いが栗つく一枝添へて子に送る          ひぐらしの鳴く裏山の栗を                          内田俊江(安中市)  父母と手をとりあいて夫行きしか          娘等と多めに送り火をたく                        土屋みき(倉渕村) 【学生の部】 吉野秀雄賞  さわやかな風にゆられて麦の波        さわさわおしゃべり私も入れて                      静野千晶(北部小6年) 高崎市長賞  あじさいの色鮮やかな花たちは              雨の滴で光り輝く                      小柳知代(健大短1年)  じりじりと暑い日射しをあびながら        ぼくの背よりも高いヒマワリ                      矢野祐樹(北部小6年) 高崎市議会議長賞  夏の夜窓を開ければ虫の声             肌に感じる秋の訪れ                      小林明菜(商大附2年) 高崎市教育長賞  アンテナを曲げた台風過ぎさりて           道の雑草天にのびゆく                      森泉草太(高南中3年) 高崎市文化協会長賞  理科室の夏を感じて顕微鏡      ミジンコの手足コチョと描きとる                       鈴木曜(高南中3年)  花々がパッチワークを作ってる             美瑛の丘の夏もよう                      肥塚早紀(滝川小6年) 優秀賞  がんばろうはげましあって友達と          汗光らせてはしる夏の日                      松崎景子(高南中1年)  夏の日の窓辺にとまる赤トンボ          秋の始まりそっとつげてる                     関口麻衣子(健大短1年)  声援に胸の鼓動が波打ちて          水に飛び込むこの夏燃焼                      櫻井俊輔(塚沢中2年)  縁側で単語帳持つ夕涼み       気になるテレビも今日は遠くへ                      根岸俊子(商大附2年)  かぶと虫でんきめがけてとんできて         ぼくにつかまり虫かごの中                        原田鉄也(滝川小6年)  問い合わせ先・文化課(TEL321-1203) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■     南八幡公民館が優良公民館           文部科学大臣表彰を受賞 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  優れた地域活動を行う公民館に授与される「第517回優良公民館文部科学 大臣表彰」の表彰式が、10月29日、東京都内で行われ、本市の南八幡公民館 が文部科学大臣表彰を受けました。全国で61館、群馬県内では同館だけの受 賞です。  今回の受賞は、長年にわたり行ってきた「少年少女教室」や「地域おこし グループ活動促進事業」「新1年生を持つ親のための家庭教育学級」などの 地域活動が評価されたものです。  「少年少女教室」と「地域おこしグループ活動促進事業」では、古くから の地域の郷土芸能、山名町に伝わる道祖神まつりの屋台ばやし「シャギリ」、 大化元(645)年から阿久津町に伝わる獅子舞、天保時代(1830〜40年ごろ) から山名八幡宮に伝わる太々神楽を、地域の古老や親世代から子どもたちへ と伝承させています。  「新一年生を持つ親のための家庭教育学級」は、保育園・幼稚園、小学校 と連携して行う、小学校入学を円滑に進めるための教室です。専門知識を持 つ地域の住民による講座や、保護者同士の交流会などを通して「子育ての孤 立化」の解消も目的としています。  小嶋博館長は「受賞したのは、公民館ではなく地域の皆さん。一緒にこの 栄誉を喜びたい」と話しました。  今後も、南八幡地区の歴史を掘り起こした住民手作りの郷土史「みなみや はたの歩み」の発行を続けるなど、息の長い活動を目指しています。  問い合わせ先・南八幡公民館(TEL346-5587) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■    本町景観マップ       「高崎本町今昔散歩道」を発行 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  市は、本町の歴史や今に伝わる昔ながらの建築物などを、写真や文章、イ ラスト入りの地図で紹介する本町景観マップ「高崎本町今昔散歩道」を発行 しました。  本町を訪れる人たちや地域の住民に、本町の魅力を広く知ってもらうため、 地元の有志で結成した「本町マップづくりの会」が主体となって編集を担当。 NPO法人「街・建築・文化再生集団」の協力で作製しました。  マップはA3判四つ折りカラー印刷で、発行部数は1万部。市役所1階市民 情報センターや中央公民館、図書館などの公共施設で無料配布しています。  問い合わせは、都市計画課(TEL321-1269)へ。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■        チケット発売                ◆◇◆◇◆◇                    越路吹雪物語 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  「コーちゃん」の愛称で多くの人に愛された越路吹雪。宝塚の大スターか らシャンソン歌手、ミュージカル女優の第一人者となり、不動の人気を誇り ました。本公演は、作詞家の岩谷時子さんとの友情を軸に、「愛の讃歌」を はじめとした数々のヒット曲にのせて「コーちゃん」の人生をつづります。 ●日時=来年3月27日(日)午後5時開演 ●会場=音楽センター ●出演=池畑慎之介、高畑淳子、草刈正雄ほか ●入場料=A席5,000円、B席3,500円      (全席指定、未就学児は入場できません) ●チケット=12月17日(金)から、音楽センター、文化会館、シティギャラリ ーほか、各プレイガイドで発売 ●問い合わせ先=音楽センター(TEL322-4527) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■      市美術館―――――――――――――――TEL324-6125             展覧会 作家王国 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  市美術館は、合成樹脂を使って少女や動物などをモチーフにした立体作品 を制作する芦村早苗さんと、鉄やステンレスなどの金属を使って個性的な造 形物を創り出す茂木康一さんの作品を紹介する展覧会「作家王国」を開催し ます。また、「20世紀欧米の版画展」を同時開催しています。 ●会期=12月21日(火)〜来年1月30日(日) ●会場=市美術館 ●開館時間=午前10時〜午後6時      (金曜日は午後8時まで、入場は閉館時間の30分前まで) ●観覧料=一般100円、高・大学生80円、小・中学生50円  ▽芦村 早苗 12/21(火)〜1/13(木)  ▽茂木 康一 1/16(日)〜1/30(日) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■      《からっ風トーク》              ―市民と作る舞台をこれからの糧に― ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  ◆泉良平さん(常盤町出身)     オペラ歌手(バリトン)。12月23日(祝)に、音楽センターで公演さ     れる、前橋・高崎連携事業の市民オペラ「ヘンゼルとグレーテル」     で父親ペーター役を演じる。東京都在住。  豊かな声量と迫真の演技。プロのオペラ歌手として年に7、8本の舞台を 抱える多忙な中、市民オペラに出演します。「出演者がプロであろうと素人 であろうと関係ありません。観客に満足してもらうために、舞台人として絶 対に妥協しません」と、稽古場には本番さながらの緊張感が漂います。  プロのオペラ歌手と前橋・高崎の市民が出演し、大道具制作や舞台設営も 市民が一丸となって挑むオペラについて「まだ一般になじみが薄いオペラが、 市の文化事業として催されることは歌い手にとってうれしい。そして何より、 市民が参加することがすばらしい」。稽古を離れると、それまでとは別人の ように柔らかな表情で話します。  高校時代から、声楽コンクールで数々の賞を受賞し、海外の舞台や留学経 験も重ね、世界で注目を集める泉さんですが、「この道で生きていこう」と 心に決めたのは、つい1年ほど前のことだそうです。「今は未来を切り開く 途中です。来年、東京で公演される『さまよえるオランダ人』で主役を務め ますが、これまでで最大の挑戦と転機になるでしょう。今回の市民オペラの 経験は、これからの自分にとって一つの糧になります」と目を輝かせます。  大勢の人が参加して作る舞台。「出演者から裏方まで200人を超える人が、 1人でも欠けたら成り立ちません。成功はスタッフ全員の熱意のおかげです」 と感謝の気持ちを語ります。「この舞台は演出家と一緒に出演者もアイデア を出し合い、それが結実する舞台です」と話す瞳の奥に、みんなで作り上げ る舞台への期待が高まります。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■            《川柳おらほうの言葉》 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  電話口 日増しにじゅーく 孫の声   (阿久津町 山口ノブヱ)  保育園 じゅーくも風邪も 持ち帰る   (八幡町 梅村ヨシ子)  子の意見 じゅーく言うなと 聞かぬ父  (上佐野町 小山英雄)  じゅーく言ふ 孫にじじばば 笑いこけ   (高砂町 井田宗佑)  「じゅーく」は、「生意気」とか「おしゃまな」という意味で使われます。 「おじゅーく」とも言います。  幼い子が「おしゃまな」ことを言うと「この子は、おじゅーくだね」と、 大人たちは目を細めてくれます。  中学生くらいになって「生意気」なことを言うと「じゅーくばかり言うん じゃない」と、大人たちは怒り出します。  次回のお題は「とても」という意味の「てんで」です。  応募は 12月19日までに、はがきかファクス(FAX328-2726)で住所・氏 名・電話番号を書いて広報広聴課へ。  このコーナーでは、お題や「おらほうの言葉」にまつわるエピソードも募 集しています。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■     《聴きどころ群響案内》                     高崎元旦コンサート ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ ●日時=来年1月1日(祝)午後1時30分開演 ●会場=音楽センター ●演奏曲目=ヨハン・シュトラウス二世「喜歌劇《こうもり》」、「ポル カ《浮気心》」、「ワルツ《春の声》」、「ナポレオン行進曲」、「ワル ツ《芸術家の生涯》」、「チク・タク・ポルカ」、「《こうもり》のカド リユ」、「ワルツ《親しい仲》」、ヨーゼフ・シュトラウス「ポルカ《か じ屋》」 ●指揮=高関健 ●問い合わせ先=群響事務局(TEL322-4316) 【ポイント】  毎年元旦に開催している「高崎元旦コンサート」も来年1月で15回目を迎 えます。今回は、新春の幕開けにふさわしいシュトラウスのワルツやポルカ など、華やかな作品をお届けします。  シュトラウス二世は、1844年に自らの楽団を組織してワルツを発表、ウィ ンナーワルツの全盛期を築き、ワルツ王とたたえられました。  また、シュトラウス二世の弟、ヨーゼフは兄のオーケストラを指揮し、42 年の短い生涯で283曲にもおよぶワルツやポルカを発表しました。  シュトラウス一家のしゃれた世界を、元旦にお楽しみください。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■     《わたしの夢ぼくの夢》                      夢はいっぱい ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  医者、教師、カウンセラー、花屋さん…。今私には興味のある職業がたく さんあります。どの職業も私にとって魅力的で、とても輝いています。また、 まだ私の知らない場所で小さく光っている職業も数えきれない程あると思い ます。私は将来どの職業に就きたいかは、まだ決めていませんが、私の力を 最大限に発揮できる仕事に就くことが私の夢です。その日のために何事も一 生懸命取り組みたいです。                     岡田愛美さん(八幡中2年) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/【上毛新聞ニュース】_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ No.01:終盤迎えた酉の張り子作り 出番待つ「招福の使者」 No.02:「子ども美術館」7周年記念 作品通じて国際交流 No.03:群馬、新町、倉渕の各役場結ぶ 18日から無料バス No.04:《ふるさと群馬の地名》 古くから歴史に登場 山名(やまな)町 No.05:新たな文芸「五行歌」 高崎中部名店街 作品募集し文化発信 ___________________________________ No.01 2004年12月02日掲載 終盤迎えた酉の張り子作り 出番待つ「招福の使者」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  師走に入り、高崎市下豊岡町のアクティ大門屋では、来年のえと、酉(と り)の張り子作りが、終盤を迎えている。  温かみのある張り子は、幅広い年齢層から支持され、同社では9月からこ れまでに約10万個を京都や首都圏の卸売業者などに出荷。デザインは約45種 類で、やじろべえや首振りタイプなど動きのあるものが人気が高いという。  作業場にずらりとならんだ張り子の出荷は今月半ばまで。赤いとさかをつ けた「招福の使者」は愛らしい表情で出番を待っている。 ___________________________________ No.02 2004年12月01日掲載 「子ども美術館」7周年記念 作品通じて国際交流     フィジーと群馬の子供たち  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  フィジーで活動する青年海外協力隊員、荒井昭雄さん(前橋市)が仲立ち した同国の子供たちの絵と、本県の子供たちが粘土を野焼きした作品を展示 する「フィジー 海の子どもたち・群馬 土の子どもたち」展が2日から、 高崎市高松町のNTT東日本群馬支店ユーホールで開かれる。会場に隣接す る「子ども美術館」がオープン7周年記念として企画した。会期は7日まで。  荒井さんは2001年12月に同国に渡り、理数科の教師として現地の高校生を 教えている。モンゴルの子供たちの絵を展示するなど、絵画を通じた国際交 流を行っている同美術館が荒井さんに仲立ちを依頼。フィジー・コロ島の小 学生から高校生までの作品40点と手紙、作者の写真が送られてきた。  今回はこの作品や手紙、写真をセットで展示するほか、同美術館主催の 「野焼き」で作られたつぼや動物など100点も加える。両国の子らは顔こそ 合わせていないが、それぞれの作品を通じて心を通わせることになる。  同美術館によると、荒井さんの母校、若宮小学校からは今年9月、児童の 絵画や書道の作品計30点がフィジーに送られた。美術館以外でも交流が始ま っている。同美術館は「子供の交流を通じて、両国の関係が深まれば」と期 待している。 ___________________________________ No.03 2004年12月01日掲載 群馬、新町、倉渕の各役場結ぶ 18日から無料バス    住民間の交流促進へ 高崎市  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  高崎市は18日から、法定合併協議会を構成する町村のうち、群馬町、新町、 倉渕村の役場などと同市役所を結ぶ無料交流バスをスタートさせる。住民が 史跡や施設などを相互訪問し、理解を深め合うきっかけにしてもらうのが目 的。合併に関連して交流バスを走らせるのは県内でも初めて。  無料交流バスは、同市が貸し切りバスを3台借り上げ、現在運行している 市内循環バス「ぐるりん」と同じ塗装にして使用。基本的にそれぞれの役場 と市役所間を午前、午後に各1本往復する3ルートを設定。高崎市内はぐる りんを利用してもらうため、乗降場所は市役所と高崎駅だけだが、各町村に は7―18カ所設ける。  同市と単独の法定合併協を設置している箕郷町とは、今後調整した上で運 行を開始する。倉渕行きバスが通過する榛名町には停車しないが、今後、停 車できるように努めていくと説明している。  同市は、無料交流バスで市町村の住民が互いに行き来することで、理解を 深め合うきっかけとしてもらうほか、合併前の事務連絡などで市町村職員が 利用することも想定している。  停留所は特に設置しないが住民以外の利用も自由で、運行は1月1日を除 く毎日を予定している。 ___________________________________ No.04 2004年11月28日掲載 《ふるさと群馬の地名》 古くから歴史に登場 山名(やまな)町(高崎市)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  観音山丘陵の東南端に位置する高崎市山名町は、烏川と鏑川の合流点に近 く、古くから交通の要衝であったことをうかがわせる。  元高崎市史編さん専門委員長の森田秀策さん(73)は「地名が『山名』に落 ち着くまでには変遷もあったが、歴史と密着してきた重要な場所」と、位置 づける。  地名として「山名」の文字が出てくるのは中世になってからだが、奈良時 代から「山等」「山部」「山字」といった表記で日本の歴史に登場している。  奈良時代の「続日本紀」には、711(和銅4)年3月6日に片岡郡、緑野 郡、甘良郡の3郡から300戸を集めて多胡郡を新設するとの記述があり、片 岡郡からは山等が多胡郡に移ったが、この山等が現在の山名にあたるという。  また、747(天平19)年の法隆寺の記録などには「多胡郡山部郷」の文字 が見えるが、桓武天皇の諱(いみな)が「山部」になると「おそれ多い」と して山部から「山」になり、さらに山字などに変化。平安時代の辞書「倭名 類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)」に「やまな」との読み方を示した「山 宗」や「山字」が現れ、その後「山名」となっていった。  古くから歴史に登場する土地だけに、古墳や古碑などの文化財も多い。  上毛かるたにも詠まれる吉井町の多胡碑とともに、上毛三碑といわれる山 ノ上碑と金井沢碑は山名町の所在。いずれも国の特別史跡に指定されており、 681年に建てられたという山ノ上碑は同じ場所にある山ノ上古墳の墓誌とし て知られている。  中世には、山名八幡宮が新田義重の子、義範により文治年間(1185―1190) に建てられたといわれている。当時は武士の神として奉られ、今は安産子育 ての神様として初宮参りや七五三などに多くの参拝客が訪れる。  丘陵の切れた場所には、前方後円墳の伊勢塚古墳を中心に、6世紀後半か ら7世紀初めにかけての円墳や帆立貝式古墳が集中する山名古墳群があり、 現在埋蔵文化財調査が行われている。  古墳群のうちの2ヘクタールを史跡公園にする計画で、現地調査にあたっ ている市教委の丸山徹主査(51)は「高度な技術を持った渡来人が住みついた 土地ともいわれているが、この地に立つと、山から出て治水をできるように なった人が『よい場所だ』と住み着くようになったかと感じる」と古代に思 いをめぐらせる。 ___________________________________ No.05 2004年11月22日掲載 新たな文芸「五行歌」 高崎中部名店街 作品募集し文化発信  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  季語や字数といった制約にとらわれず、自分の思いを五行で自由に表現す る詩歌「五行歌」が、全国的に広がりを見せている。県内では高崎中心街の 高崎中部名店街が、全国組織である「五行歌の会」と共催して広く作品を募 集するなど、新しい形の文芸による町おこしに挑戦。3月には県内初の愛好 組織「高崎五行歌会」も発足した。群馬交響楽団を生み、俳人・村上鬼城を 育てた高崎から新たな文化の発信を目指している。  五行歌は、詩人の草壁焔太(えんた)さん(66)=東京都文京区=が考案し た詩歌の形で、1994年に五行歌の会を組織して普及活動に力を注いできた。 口語で縦書き五行という決まりがあるだけで、難しいルールがないことから 愛好者が拡大している。  この五行歌に目を付けたのが、鬼城の顕彰活動を続けてきた高崎中部名店 街。草壁さんと交流を続け、前年度は全国から作品を募集する第4回「恋の 五行歌」を同会と共催。6200点の中から選んだ優秀作品を旗にして商店街に 飾り付けた。  さらに今年は第1回「全国高・中・小学生五行歌大賞」を同会と行い、12 月まで作品を募集。入選作は旗にして掲げるほか、作品集を出版する予定だ。 名店街の綱島信夫理事長は「子供の国語力が低下し、心の教育が求められて いる。だからこそ五行歌を広め、鬼城ゆかりの地から全国に文化を発信した い。子供たちが作る人間模様のドラマを見るのが楽しみ」と期待する。  こうしたイベント展開にとどまらず、3月には高崎おかみさん会を中心に 「高崎五行歌会」を立ち上げた。会員は30人ほどで月に一度、歌会を開いて 作品を講評し合っている。  会の発足から半年余りが経過した17日には、同市鞘町の名店街会議室で草 壁さんを招いた歌会を開き、主宰者から直々に歌作りの手ほどきを受けた。  同会の高橋冨美代代表は「一つひとつの作品に心に届く深さがある。旗を 飾った際は、県外から高崎に来てくれた人もいて街のにぎわいにもつながる。 長い取り組みが必要だろうが、この活動を盛り上げていきたい」と話してい る。 ====================================================================== ●編集後記  道路交通法が改正されて、先月から自動車の走行中に携帯電話を使用する ことが罰則の対象となりました。着信音が鳴ると、つい手に取りたくなりま すが、それはいけません。さて何かと気ぜわしい12月、こういうときこそ余 裕を持って、安全運転を心がけたいものです。 ====================================================================== 編集:上毛新聞社メディア事業室 〒371-8666 群馬県前橋市古市町 1-50-21 TEL 027-254-9881 FAX 027-280-6084 URL http://www.raijin.com/ E-mail furusato@raijin.com ====================================================================== ※この「ふるさとメール」は高崎市と上毛新聞社が協力して作成、発行して  います。 ※上毛新聞ニュースの見出し、記事はすべて上毛新聞社の著作物です。  コピー、加工、再配布はしないでください。 ※「ふるさとメール」の購読申込みは上毛新聞社公式サイト『雷神ドットコ  ム』内の「ふるさとメールホームページ」から行えます。配信先アドレス  の変更、配信停止も同様です。  ▽ふるさとメールホームページ     http://www.raijin.com/fmail/  ▽高崎市ホームページ      http://www.city.takasaki.gunma.jp/  ▽上毛新聞社公式サイト『雷神ドットコム』  http://www.raijin.com/ ======================================================================