2004年(平成16年)12月20日発行 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  高崎市「ふるさとメール」             【第62号】             発行:高崎市役所 市長公室 広報広聴課             〒370-8501 群馬県高崎市高松町35番地1             TEL 027-321-1111             URL http://www.city.takasaki.gunma.jp/             E-mail kouhou@city.takasaki.gunma.jp ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  この「ふるさとメール」は、高崎市と上毛新聞社が協力して、市からの情報 と上毛新聞の記事を合わせて編集したメールマガジンです。  毎月2回(原則5日、20日)、登録していただいた皆様にお届けします。  購読は無料です。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 【高崎市からお知らせ】 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■      高崎地域と高崎・箕郷の            第3回合併協議会を開催 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  本市と倉渕村・群馬町・新町が参加する第3回高崎地域合併協議会と、本 市と箕郷町が参加する第3回高崎市・箕郷町合併協議会が開かれました。  席上、両協議会で会長を務める松浦高崎市長は「5市町村による合併を実 現させるため、全力を尽くす。年明けの1月には、二つの協議会が一緒に調 印式を迎えられるよう進めていく」とあいさつしました。  両会議では、いずれも報告事項2件、協議事項15件が提出され、それぞれ 承認・決定されました。両協議会とも、主な報告事項と協議事項は、下記 (抜粋)のとおりです。  高崎地域と高崎・箕郷の第4回合併協議会は、高崎地域が12月24日(金)午 後2時から新町文化ホールで、高崎・箕郷が12月27日(月)午後2時から高崎 市役所3階31会議室で行われます。  傍聴を希望する人は、開催30分前までに来場してください。定員は30人で、 定員を超えた場合は抽選となります。  ◎協議会参加市町村に無料交流バス  市は、本市と合併協議を進めている倉渕村・群馬町・新町を結ぶ、無料交 流バスの運行を、12月18日(土)から開始します。これは、合併を目指して本 市と協議を進めている各町村に高崎市の「ぐるりん」を知ってもらうととも に、各市町村の住民がお互いの町を行き来することで交流を図ることを目的 としています。  交流バスは、誰でも無料で利用することができます。  使用するバスは、本市のシンボルともなっている「ぐるりん」と同じ塗装 で、一目で無料交流バスと分かるようにします。  1日2往復を予定し、元日以外の毎日運行します。運行経路・時刻などは、 12月1日に各家庭に配布した交流バスのチラシをご覧ください。  箕郷町への運行については、現在未定です。            《主な協議事項(抜粋)》 ●支所および出張所の取り扱いについては、現在の町村役場をそれぞれの町 村を所管区域とする支所として整備する ●土地利用の取り扱いについては、現行のまま新市へ引き継ぎ、10年後に都 市計画区域を統合し、区域区分の見直しを行う ●地方税の取り扱いについては、高崎市の制度に統一する。国民健康保険税 については、別途定める ●市章、市民憲章、市の歌・木・花・鳥、名誉市民制度などの慣行の取り扱 いについては、高崎市の制度に統一する。現在の町村の慣行は、地域の慣行 として伝承していくことも検討する ●公共的団体などの取り扱いについては、独自の団体は現行のとおりとし、 目的が類似している団体は統合できるよう調整する ●各種事務事業の取り扱いについて  姉妹友好都市交流事業や文化事業は、新市の事業として引き継ぐ。広報広 聴事業は、広報紙を統合し月2回発行、新市のホームページを新たに作成す る。  交通関係事業は、市町村乗合バスの路線新設や拡充など、整備を推進する。 道路事業については、現行の整備計画を新市に引き継ぐ。公営住宅事業につ いては、高崎市の制度に統一する。家賃は従前の水準を維持することを原則 とし、調整する。上・下水道事業は、高崎市の例により統一する。料金につ いては現行のまま引き継ぐ ●第2回の協議会で報告された「新市建設計画」について、県からの事前審 査結果の回答と修正案が今回の協議会で報告されました。協議会委員の意見 などにより修正し、県へ正式協議として提出します           ┌───────────┐           │合併まめ知識「中核市」│           └───────────┘  5市町村での合併が実現すると、新市の人口は31万人を超え、中核市とな ることができます。中核市とは、政令指定都市(さいたま市や横浜市など) 以外で、規模・能力が比較的大きな都市の事務権限を強化し、できる限り住 民の身近なところで行政を行うことができるよう設けられた制度です。人口 30万人以上で、面積100平方キロ以上を有することが要件となっています。 近隣では新潟市、宇都宮市などがあります。 〈中核市が処理できる事務〉  中核市になると都道府県から移譲される権限の法令項目数は2,000項目近 くにのぼります。例えば、次のような事務が移譲され、効率的できめ細かい サービスを行えるようになります。 ●身体障害者相談員などの委託を市が直接行えるため、密接な連携が可能と なり、きめ細かな対応ができる ●身体障害児の育成医療給付や補装具などの貸与、身体障害者手帳の交付な ど、申請から給付までの期間が短縮され、迅速な対応ができる  問い合わせ先・合併推進室(TEL321-1312) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■        市政モニターからの「声」を紹介します ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  市は、市政への市民参加を目的として、昭和47年度から市政モニター制度 を実施しています。モニターからは、「モニター会議」や文書による「モニ ター報告」、「市長との座談会」などを通じて、さまざまな意見や要望が提 出され、市政に生かされています。4月からこれまでに寄せられた42件のモ ニター報告のうち、2件を紹介します。  ◆駅周辺の店舗と子どもの安全について   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\中川友恵さん(石原町)                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  高崎駅の西口周辺では、深夜営業の店舗が増え、週末の夜などは遅くまで、 お酒に酔った人や騒いでいる人がいます。  子どもたちがトラブルに巻き込まれたり、非行に走ったりしないよう、深 夜営業の規制をすることはできますか。 ┌─┐ │答│ └─┘高崎駅前は、再開発事業などで整備され、街に人が集まり、にぎわい を増してきています。街がにぎわえば、青少年の非行や犯罪被害なども懸念 されますが、小規模店舗の深夜営業を、法律などに基づいた規制をすること はできません。  市は、青少年補導センターを設置しています。100人の補導員が、平日の 午前と夜間、学生や若者が集まる駅周辺を重点に、繁華街で声かけや補導を 行っています。土曜日の深夜は、高崎警察署の署員が巡回しています。また、 商店組合が、慈光通りから駅西口までの間に数機の防犯カメラを設置したり、 今年度から、区長会を中心に地域住民が、地域安全自主パトロールを行った りしています。  関係団体や地域住民も自主的な取り組みによって、青少年の安全の確保に 努めています。  (青少年課・商業観光課)  ◆防災に対する点検と拡充策を   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\平田郁雄さん(下之城町)                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  家族が救急車で運ばれ、一命を取り留めました。車内には、心電図、電気 ショック器、酸素吸入器などの県下一の最先端機器が完備され、隊員の迅速 な操作で応急処置をしていただきました。  急病や災害はいつ起こるかわかりません。緊急車両や防災対策への関心度 は高まっています。生命の安全と、防災の施策について、関係者の努力と活 躍をお願いします。 ┌─┐ │答│ └─┘浅間山の噴火や新潟県中越地震などが起こり、自然災害の恐ろしさを 再認識し、本市においても防災体制の一層の点検整備を図っています。  市は、市民の生命、財産を災害から守るため、災害予防計画、災害応急対 策計画、震災対策計画、災害復旧計画を定めた「高崎市地域防災計画」を策 定して、万全を期しています。  高崎市等広域消防局は、災害現場で迅速な活動ができるよう、日ごろから 訓練や資機材の点検などを行っています。また、火災などの発生を未然に防 ぐため、建物への立ち入り検査、夜間の警戒巡視などに努めています。  そのほか、地域の消防団や自主防災組織、事業所などと連携、協力して、 防災訓練や避難訓練を行っています。  (庶務課・消防局総務課)  問い合わせ先・広報広聴課(TEL321-1205)  ▽市政モニターと市長との座談会が行われました  市政に対して意見や要望を提言していただく市政モニターと市長との座談 会が、12月1日、市役所会議室で開かれました。今年度の市政モニター19人 のうち11人が参加し、「まちづくり」をテーマに、市町村合併やまちの活性 化などについて、市長と熱心に意見交換を行いました。  座談会では、松浦市長が市町村合併についての経緯や現状などを説明しま した。その後、高崎駅周辺の再開発事業と有名店の出店などが相まって、本 市の集客力は高まっていること、高崎問屋町駅の開業で周辺市町村の利便性 が向上することによって、本市の活性化がさらに期待できることなどを話し ました。  市政モニターからは「歩行者が安全に歩けるよう、市街地の道路を早期に 整備してほしい」などの要望が出されました。これに対し、松浦市長は「現 在も区画整理事業などで進めている。今後も整備に取り組んでいく」と答え たほか、学校教育やNPO法人などについての意見や要望を受け、「実施可能 なものについては、できるだけ早く実現するよう努力していく。市民の皆さ んが、夢を持ち、明るく安心・安全に暮らせるように努めていく」と話しま した。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■            Town Topics ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  たかさき光のページェント2005の点灯式が、12月3日、市庁舎前広場のイ ルミネーションタワーで行われ、ハンドベルなどのミニコンサートが催され ました。カウントダウンで一斉にともされたイルミネーションの輝きに、訪 れた人たちは魅了されていました。市役所周辺では、来年1月4日まで、約 17万個の電球が冬の街角を彩ります。     ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★  ミニシアター「シネマテークたかさき」が12月4日、新町にオープンしま した。興行的な問題から、大都市以外ではなかなか上映されることのない良 質な映画を高崎で常時上映したいと、高崎映画祭の関係者が中心となって開 設したものです。オープン当日は、朝から開場を待つ映画ファンが列をなし、 午前10時の開場とともに館内に。背もたれが高く、前席との間を広く取った シートに腰をおろした観客からは、「ゆったりと見られそう」「落ち着いた 雰囲気」などの声。オープニング作品「珈琲時光」を見終えた観客の一人は、 「東京まで行かないと観られなかった映画が、これからは高崎で観られます」 と話していました。     ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  クリスマスを飾る寄せ植え教室が12月1日、市役所で開催されました。参 加した人たちは、木製のプランターに、ポインセチアやシクラメンなどの花 々を思い思いに植え込み、世界で一つだけのクリスマス飾りを作り上げてい ました。     ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★  尺八体験教室が12月3日に市役所で開かれ、30人の小中学生が参加しまし た。子どもたちは、講師の手作りの塩化ビニール管の尺八を使い、音を出す のにも悪戦苦闘。教室の締めくくりでは講師の尺八と三味線に合わせた民謡 が披露されました。講師が奏でる本物の音に、子どもたちは真剣に聴き入っ ていました。     ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  高崎市民クリスマスが、12月4日に市役所中2階ロビーで開催されました。 13回目を迎えた今年は、市内の幼稚園や短大、キリスト教会の人たちなど12 団体が参加。クリスマスソングの演奏や、観客を交えた聖歌の合唱などが行 われました。  天使幼稚園の園児が、聖歌「つつまれているわたし」や「イエスさま」を かわいらしい声で歌うと、会場の観客から大きな拍手が起こりました。また、 プログラム終盤には、高崎第九合唱団が「歓喜の歌」を大合唱し、会場は美 しいハーモニーで包まれました。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■    《自然を染める 染料植物園だより(2)》                      アイ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  「青は藍より出でて藍より青し」と言われるように、アイの葉の色からは 想像もつかないほど美しい青色がでてきます。藍染の歴史は古く、日本では 正倉院宝物の中に「縹縷」という奈良時代の藍染の絹ひもが残されています。  一般的に草木染では、葉や枝、樹皮、根などを煮出して染めますが、藍染 では全く違った染め方をします。アイの葉をかめの中で自然発酵させ、イン ジゴという青い色素を葉の中から取り出して布を染めます。藍染の染色工程 で独特なにおいがするのもそのためです。発酵した液に布を浸した後、空気 にさらすと、見る見る青色に変わります。かめの中の菌をいかに元気な状態 に保つかによって、染まる色の良しあしが決まります。  この菌やにおいは、染めた物にも残り、「藍染の服を着ていると、虫や蛇 が寄りつかない」とか、「藍染の靴下を履くと水虫にならない」と言われま す。  アイの葉をすりつぶした汁で染める「生葉染」という簡単な方法もありま すので、自宅でアイを育てて染めてみてはいかがでしょう。アイの葉を摘ん でいると、指が青くなりますので、試してみてください。 アイ:タデ科の1年草で葉は互生し、先のとがった卵形をしている。茎は50 〜80センチの高さになり、初秋に紅または白色で穂状の小花をつける。同じ タデ科のイヌタデのような似た植物は身近にあるが、自生のアイは国内で見 られない。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■    《街角みらい形》            坂井菜夏さん、金井萌々さん、川島里紗さん ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  光のページェントで澄んだ歌声を披露  市庁舎前広場で3日に行われた「光のページェント」点灯式で、透き通る ような歌声を披露したコーラストリオ「ブロッサム」の3人を紹介します。  3人はコーラスの魅力について「違った声を合わせるのは難しいけれど、 きれいなハーモニーができたときはとてもうれしい」「楽器がいらないので、 いつでもどこでも気軽にできるのがいい」と話します。  ブロッサムのほかにバンド活動を行う坂井さんは「大好きな宇多田ヒカル さんのような歌手になりたい」、金井さんは「被服などのデザインの勉強を してみたい」、川島さんは「来年は3人とも高校3年で忙しくなるけれど、 楽しく活動を続けたい。私にしかできない何かを見つけたい」と美しく輝く 光の中でそれぞれの夢を話してくれました。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■    《家庭でできる給食レシピ》                     ジャンバラヤ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  ジャンバラヤは、移民が多いアメリカで誕生した料理で、スペインのパエ リヤがもとになっています。給食では、炭水化物やたんぱく質のバランスを 考えた分量で作り、ケチャップとガラムマサラでスパイシーな味付けにして います。 ▼材料(4人分)  米2.5合、ベーコン20g、鶏モモ肉100g、ポークウインナー60g、玉ネギ 80g、パプリカ15g、ニンニクみじん切り3g、オリーブ油小さじ1と1/2、 黒コショウ小さじ1/5、ガラムマサラ小さじ1/4、チリペッパー小さじ1/5、 コンソメ5g、塩2g、ケチャップ大さじ2   (1人分471キロカロリー) ▼作り方  ベーコンは短冊切り、鶏肉はこま切れ、ウインナーは輪切りにしておく。 フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、火にかける。香りが立ち始めた ら玉ネギを入れて、透き通るまで炒める。ベーコン、鶏肉を加えて、塩、コ ショウをふる。肉に火が通ったらウインナーを入れ、ガラムマサラ、チリペ ッパー、コンソメ、ケチャップで味を整える。細切りにしたパプリカを加え て火が通るまで炒める。炊き上がったご飯に混ぜて、できあがり。                     (南八幡中栄養士・井上麗子) □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■     《わたしの夢ぼくの夢》                  一人ひとりに優しい先生 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□  私の将来の夢は学校の先生になることです。学校の先生になりたいと思っ たのは、人に何かを教えることが好きな事と、子供が好きな事が大きな理由 です。  下級生なら一緒に遊んだり、上級生なら悩み事を聞いてあげたりしてクラ スの一人一人の事をできるだけ理解してあげたいです。  そして、学校に来るのを楽しみに思ってもらえるようになりたいです。                     深沢亜佑子さん(浜尻小6年) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/【上毛新聞ニュース】_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ No.01:疑問持つ大切さ実感 高崎高 文科省指定の成果発表 No.02:表札43年ぶり戻る 高経大 当時の在校生が保管 No.03:独自の科目・COM 「人に伝える力」磨く 中央中等教育学校 No.04:自治体にIP電話 高崎―前橋―渋川で無料通話 No.05:《地域アイ》 ごみ減量へ 高崎市の取り組み 循環型社会に対応 ___________________________________ No.01 2004年12月14日掲載 疑問持つ大切さ実感 高崎高 文科省指定の成果発表  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  文科省のスーパーサイエンスハイスクールに指定されている高崎市の高崎 高校で、3年間の研究成果をまとめる研究大会が行われ、アメリカのNAS Aなどで夏に研修した生徒らがパネルディスカッションで体験を振り返った。  同校は2002年度から始まった同スクールの指定を受け、質の高い科学技術 系の人材育成を目指し研究活動。その一環として、今年の夏休みを利用、03 年度指定の高崎女子高の生徒とともにNASAなどで研修に取り組んだ。  大会は、公開授業や記念講演のほか、6年前からアメリカ研修をしている 市立千葉高の生徒を招き、高崎高生徒とパネルディスカッション。両校の生 徒は研修で学んだことを発表。「疑問を持つことが大切と教わった」などと 成果を披露した。 ___________________________________ No.02 2004年12月14日掲載 表札43年ぶり戻る 高経大 当時の在校生が保管  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  高崎経済大学(高崎市上並榎町、石井学学長)の開学時の表札が、43年の 時を超えて同大学に戻った。当時の在校生が保管していたことを数年前に思 い出して大学に連絡、同窓会総会で正式に返還された。同大学は開学時を伝 える資料であることから、事務棟の玄関ホールに掲げて保存していく。  返還したのは同大学5期生の小野田雅晴さん(62)=広島市。表札は長さ80 センチ、幅20センチ、厚さ2センチの木製。表に旧字体で大学名が墨書され ている。  同大学は、現在、前橋地裁高崎支部がある同市高松町で1957年4月に開校、 61年に現在地に移転した。当時助手だった石井学長によると、移転の際に旧 兵舎を利用していた校舎は学生寮として新キャンパスに移築、高松町には門 と表札だけが残されたという。  小野田さんは「このままでは表札がなくなってしまう」と、当時所属して いた剣道部の部室に持ち帰った。新キャンパスには新たな表札があり、古い 表札を保存する動きもなかったことから卒業後は郷里で保管。5年ほど前に 表札があることを思い出して大学に返還したが、11月の同窓会総会でセレモ ニーを行い、正式に返還した。  石井学長は「保管してくれていなければ、なくなるところだった。兵舎を 利用した旧校舎のことなど、当時が思い出される」と話している。 ___________________________________ No.03 2004年12月12日掲載 独自の科目・COM 「人に伝える力」磨く    中央中等教育学校 中高一貫校の良さ発揮  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  県内唯一の公立の中高一貫校として今春、開校した中央中等教育学校(高 崎市新保田中町)は総合学習の一環として、学校独自の科目「コミュニケー ション(COM)」を設けている。携帯電話やパソコンなどの情報機器が発 達する現代社会の中にあって、より重要度を増す「人に伝える力」。生徒ら はコミュニケーションのマナーや自己主張の仕方、相手への心遣いなどを学 習、その力を磨いている。 ◎社会人への訓練  「自分のことについて『私は○○です』という文を20個作ってみましょ う」。今月上旬、同校1年生のCOMの時間。国語の阿久津由紀子教諭が呼 び掛けると、生徒たちは自分の所属や趣味、性格、好き嫌いなどを書き出し 始めた。  「心理テストみたいだ」。男子生徒が漏らした感想はあながち外れてい ない。  作った20個の文を分析することで自分の性格の傾向をつかみ、より良いコ ミュニケーションに生かすのが狙いだ。  COMは「相手の話を聞き、自分の意見を伝えるという能力を学校で身に 付けさせるべき」との認識から始まった。これまでの授業で「話の聞き方」 「相手を傷つけずに自分の主張を伝える」「言葉に込められた気持ち」「非 言語コミュニケーション」―などを取り上げた。  1年の本間裕介君は「走れメロス」の朗読劇が印象に残っている。「登場 人物の感情を考えながら演じるのが楽しかった」と目を輝かせる。同じく小 山奏子さんは「社会に出るための訓練になっている感じがする」と自らの成 長を実感している。 ◎ねた探しに苦心  COMの授業は国語教諭2人と英語教諭2人の計4人がチームを組んで行 っている。発表の時などは1クラス32人の生徒を2つのグループに分け、教 員が2人ずつ付く。  教科書はなく、教員が自作したプリントで授業を進めている。国語の「表 現」や英語の「オーラル・コミュニケーション」との違いを出すため、心理 学や言語学からのアプローチも図っている。  英語の高橋郁夫教諭は「本屋に行くと、実用書や漫画、雑誌を見て回り、 つい授業に使えないか考えてしまう」と打ち明ける。他校の前例がない「ゼ ロからのスタート」で、いまも模索は続いている。 ◎3年間は日本語  6年間のCOMの授業で、3年次までは日本語による基礎固めが重点。4 年次から英語を使いながら実践力を伸ばし、国際社会で活躍できる「地球市 民」の育成を目指す。  若林勝利校長は「高校受験がないため、長い時間をかけてじっくり取り組 める」と中高一貫校のメリットを強調する。  11月下旬に開かれた同校のオープンスクールには生徒の保護者や来春の入 学を希望する小学6年生など、1000人以上が訪れた。アンケートには生徒の 熱心さや楽そうな授業の雰囲気に感心したとの記述が多かった。  「入学時におとなしかった生徒が、人前で堂々と発表できるようになって いる」。COMの効果に若林校長は胸を張っている。 ___________________________________ No.04 2004年12月10日掲載 経費節減、災害時に威力 自治体にIP電話    高崎―前橋―渋川で無料通話  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  電話料金の節減に効果が期待されるIP電話の官公庁での利用が相次いで いる。今月に入り、前橋市と渋川市が導入。遠方への割安通話ができるよう になったほか、1月から始めている高崎市と合わせ、三者間での無料通話が 可能になった。  前橋、渋川両市は近距離通話か遠距離通話かを電話交換機が自動認識する タイプを採用した。庁舎内の電話子機からかけた市外局番が、料金メリット のある遠隔地だった場合、回線を自動的にIP電話回線に切り替え。子機使 用時に特別な番号の入力は必要ない。  前橋市は8回線、渋川市は4回線入れ、初期投資額はともに10万円余り。 前橋は年間100万円、渋川は15万円の節減効果を見込んでいる。  特に期待を寄せるのはIP電話同士で可能になる無料通話。「050」で 始まる専用番号を使うと通話料が無料になり、両市は専用番号を短縮番号に 登録するなど、利用促進を図っている。  先陣を切った高崎市は開始後1年近くたち、すっかり定着した。「料金的 な効果は今後、精査しなければならないが、電話交換室を通さずに市外通話 が可能になるなど、業務上のメリットは十分に実感している」(管財課)と いう。  新たな仲間の誕生についても歓迎。「行政同士の電話連絡は頻繁に行われ、 これが無料になるだけでも大きな節減効果になる。より多くの地域で利用さ れれば」(同課)と期待する。  IP電話は災害地への通信手段としても注目される。新潟県中越地震の際、 長岡出張所に連絡した電子部品商社の成電社(高崎市問屋町)の担当者は、 「障害なくつながり、驚いた」と話す。  IP電話は企業先行で広がってきたが、費用効果に加え、いざという時の 強みから、官公庁への普及も加速しそうだ。 ___________________________________ No.05 2004年12月07日掲載 《地域アイ》 ごみ減量へ 高崎市の取り組み 循環型社会に対応    分別収集徹底図る 1年間に4.6%減 地域住民の協力不可欠  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  循環型社会への対応が求められる中、昨年10月から紙ごみの分別、再資源 化徹底などに取り組んできた高崎市で、可燃ごみの排出量が減っている。収 集方法の変更や市民説明会、事業所訪問などを実施した結果、1年間で前年 比4.6%の減少となった。一方で、ごみの減量は住民の継続的な協力が不可 欠で、再資源化には手間と経費がかかるとの指摘もある。高崎市の取り組み を追った。  「燃えるごみの45%は紙や布。包装紙やはがきなどがリサイクルに回れば ごみを減量できると思った」。高崎市廃棄物対策課の中島啓一課長補佐は、 紙ごみの分別強化に踏み切った理由をこう振り返った。  同市は容器包装リサイクル法の施行に伴って1998年から段ボールや雑誌、 新聞、牛乳パック、その他の紙の分類で分別収集を開始。しかし、ビニール コーティングされている紙を除くなど、「分別のややこしさもあって、あま り細かく啓発してこなかった」という。  一方で、同市のごみ排出量は増加の一途。98年度に8万9153トンだった可 燃ごみは右肩上がりで増え、2002年度には9万9848トンと大台に肉薄。こう したことから、同市は02年度の1203グラムだった市民1人の1日当たりごみ 排出量を、06年度には1000グラムに抑え込むことを目標に、紙ごみやペット ボトルなどの分別収集徹底に着手することにした。 ◎説明会を開催  昨年10月に紙ごみやペットボトルの収集を市内133カ所の拠点回収から、 1230カ所のステーション回収に変更。住民の利便性を向上させて出しやすく したほか、「排出されるごみの6割は家庭から。市民の協力は不可欠」とし て、変更前に市民向けごみ減量説明会を町内会レベルできめ細かく開催した。  事業所には工業団地や商店街などで説明会を開いたり、焼却場に運び込ま れる事業所系可燃ごみの抜き打ち調査も継続的に実施。再資源化できる紙ご みを分別するよう呼び掛けを徹底した。  取り組みのかいあって、可燃ごみは03年10月以降、減少傾向がくっきり。 03年度下半期は前年同期比2.1%減、本年度上半期は同7.0%の減少となった。 同市の可燃ごみを焼却処分する高崎市ほか四町村衛生施設組合によれば、本 年度上半期だけで同市の可燃ごみの焼却灰は前年同期よりも265トン程度減 少した計算になる。  焼却量減少を直接的なごみ処理費用削減につなげるには、さらに大規模な ごみ減量が必要となるが、焼却灰などを埋め立てる最終処分場の延命や、二 酸化炭素排出抑制が図れるなど、環境負荷低減に意義があるのは明らかだ。 ◎当番制を実施  一方で、紙ごみやペットボトルなど、資源ごみの回収や処理には経費がか かるケースが多いことや、継続的に回収量を確保していく難しさがあるのも 事実。そうした中で地域住民を巻き込んでごみ処理への関心を高め、積極的 に分別収集に取り組んでいる地区もある。  同市石原町の鶴辺団地は、資源ごみ回収日の朝、6カ所あるステーション に全450戸の住民が交代で立ち会う当番制度を実施している。同団地の市環 境保健委員、斉藤栄司さんは「当番をすると、自分の出し方に気をつけるよ うになったり、ごみやリサイクルに対する意識が変わってくる」と説明する。  同地区は斉藤さんの呼び掛けで、すでに02年から紙ごみの分別に力を入れ ており、斉藤さんは「燃やすごみを減らすには、もっともっと資源ごみを出 しやすくしたり、住民に効果を分かりやすく説明していくことが大切」と熱 い口調で語っている。 ====================================================================== ●編集後記  2004年もあとわずか、職場では早々と大掃除が終わりました。たまりにた まった物やゴミが片付いてスッキリし、もういつ正月が来ても大丈夫…と、 言いたいところですが、我が家のほうはまだ手も付いていません。毎年30日 頃にあわてて掃除を始めて、結局全部終わらないうちに新年を迎えています。 今日から毎日少しずつ片付けて、大晦日にはゆっくりこの一年を振り返りま しょう。 ====================================================================== 編集:上毛新聞社メディア事業室 〒371-8666 群馬県前橋市古市町 1-50-21 TEL 027-254-9881 FAX 027-280-6084 URL http://www.raijin.com/ E-mail furusato@raijin.com ====================================================================== ※この「ふるさとメール」は高崎市と上毛新聞社が協力して作成、発行して  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