ADSLでブロードバンドをリードする
NTT 群馬支店

 定額料金で、下り最大1.5Mbpsの高速インターネットが実現するADSL。群馬でも4月下旬から導入され、いよいよ本格的ブロードバンドの時代に入った。NTT東日本群馬支店に実情を聞いてみた。

 群馬県高崎市高松町13
 電話0120-404124
 URL http://www.gunma.mmd.ntt-east.co.jp/


■ フレッツ・ADSLの魅力 ■
ブロードバンドをリードするNTT東日本群馬支店

 フレッツ・ADSLは定額制の常時接続サービスで、既存の加入電話回線を利用する場合、若干の初期費用に月額利用料4,050円とモデム、スプリッタの利用料(レンタルか買い取りか選択できる)がかかるだけで、接続時間を気にすることもなく、下り(受信)最大1.5Mbps、上り(送信)最大512Kbpsと、これまで未体験の高速インターネット環境が実現できる。
 実際は下りで1Mbps程度が最速のようだが、それでも、既存のISDNなどよりは、はるかに快適なインターネットが楽しめる。動画や音楽ファイルなど、これまであきらめざるを得なかったコンテンツも、ストレスがあまりかからずダウンロードできる。
 NTT東日本群馬支店では、4月26日からサービスを開始し、加入者を順調に増やしている。同支店では「未来へつながる扉のまえで、さらに進化したインターネットが、あなたからのアクセスを待っています」とADSLの魅力を語っている。ほんの数年前までは夢であったブロードバンドがいよいよ現実のものとなってきた。

■  群馬はいきなり3市もエリアに ■
ADSLには専用モデムが必要

 NTT東日本群馬支店がサービスする群馬県エリアで特長的なのが、前橋市・高崎市・太田市と、最初のサービス提供の段階で、3市(一部エリア除く)もカバーしていることだ。
 ADSLの平成13年第1四半期の提供開始予定地域は県庁所在地および県庁所在地級都市に限られ、たとえば、栃木県では宇都宮市のみ、新潟県では新潟市のみとなっている。ISDN提供開始時もそうだったが、群馬県はIT先進県として認められていることの証なのだろう。
 4月中旬の加入受け付け開始から、5月上旬までの段階で、群馬支店には予想を上回る400件ほどの申し込みがあったという。特に初日の4月19日には250件あまりの申し込みが殺到し、「皆さん待ってましたといわんばかりでした」(群馬支店)だったという。
 ユーザー側の接続環境は7割ほどが自分で設定しているという。ADSLには専用モデムが必要となるが、早い段階で申し込んでくるユーザーは、かなり知識を持っており、工事の進捗は順調に進んでいる。

■  プロバイダも淘汰の時代 ■
群馬支店の高速インターネット体験スペース

 ADSLの接続速度にばらつきが出るのはNTTのせいばかりでなく、プロバイダの対応にも大きく影響される。まったく対応していないプロバイダは論外としても、一応対応しているが、必要な設備投資が行えず、ADSLの本領が発揮されないことも多いという。群馬支店では「これからはプロバイダも淘汰される時代になるでしょう」と話している。
 同支店には高速インターネットが体験できる「プレゼンテーションルーム」があり、ブロードバンド本来の性能が実感できるよう、一般に広く開放している。同支店では「群馬県内では、インターネット人口の6割ほどがアナログのダイヤルアップ接続を使用している」とみており、まだまだ加入者は伸び続けると予想し、積極的にPRを行っていく。
 ブロードバンドの技術革新は今後も進むとみられ、光IP接続では最大10Mbps、Bフレッツでは最大100Mbpsと、LANに使われているイーサネット並みの通信速度まで実用化のめどがたっている。しかし、情報格差の解消、セキュリティなどの課題も多い。NTTへの期待はさらに高まっていくだろう。

★ スプリッタ

 ADSLと加入電話回線を共有するために必要な機器。モジュラージャックにつなぎ、電話とADSLモデムに分岐する。ちなみにADSLモデムからパソコンに接続するのは10Base-T(LAN接続などに使用される)インターフェースが必要になる。スプリッタ、モデムともレンタルか買い上げを選択できる。


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