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最近の夢は暖か朝寝がち
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高崎商科大附高1年 大山友里恵
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【評】春の暖かさが、夢の中にまで流れ込んでいるのです。春眠の心地よさは作例も多いのですが、夢が暖かいというのは新発見でしょう。
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話しこみ笑って帰る揚羽蝶
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高崎商科大附高1年 新井美純穂
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【評】「揚羽蝶」は作者や友人など、人間の比喩(ひゆ)でしょう。ただ、実際のアゲハチョウが笑って帰るというイメージも、幻想的で捨て難い。
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悲しみに沈んだときに桜みる
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高崎商科大附高1年 林 智美
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【評】美しく咲き誇るサクラに、悲しみを癒(いや)そうというのです。やや感傷的過ぎるかもしれませんが、それも作者の年齢には見合ったもの。
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やわらかい風を大きく吸いこめり
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赤城養護高2年 岸 昌燈
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【評】季節は書かれていませんが、「やわらかい」というのは、やはり春がふさわしいでしょう。清潔感のある伸びやかさが、好印象です。
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何もない空に向かって鳴る風鈴
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渋川青翠高1年 宮川真理子
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【評】風鈴がいくら鳴っても、空は無表情のまま。こんなとき、空の広さがかえってむなしく思えてきます。青春の憂愁を感じさせる作品。
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空を見て雲の行方に春感じ
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渋川青翠高1年 金井 幸
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【評】空を流れる雲も、冬とはどこか違った印象なのです。その行方(ゆくえ)を目で追い、遠くの世界へと思いを馳(は)せる作者の姿に共感しました。
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眠らない春一番に眠れない
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渋川青翠高1年 桜井 香織
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【評】夜になっても、まだ吹き荒れている春一番。激しい風音に、作者は眠れないのです。「眠らない」と「眠れない」、この対比の妙。
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歩くたびどんどんふくらむ梅の花
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利根商高2年 石田 悠恵
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【評】歩くたびに春のおとずれが加速し、それに連れてウメの花も開いてゆく。そんなイメージが素直に納得できる、すがすがしい句です。
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春休み部活がなくて家にいる
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利根商高2年 林 豊
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【評】家にいて、少々時間を持て余している作者。春という季節特有の物憂さも、おのずと出ています。
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面接に紅葉且散るキャンパスあり
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吾妻町 高碕林禽子
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【評】「紅葉且(かつ)散る」は、紅葉しつつ一方ではもう散ること。古典的な季語と、現代の大学風景が融合。
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