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雪の音春の入口ふさいでる
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昭和大河原小5年 加藤 咲
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【評】「雪の音」は、しんしん降るというよりは吹雪の音なのでしょう。「入り口ふさいでる」の表現力が見事です。
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鳥が好き私も翼が欲しいから
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渋川古巻小6年 小針 千明
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【評】欲しいものを持っているものが好き。この単純とも思える論理の中に、あこがれの強さが定着しています。
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春の空グランドいっぱい声ひびく
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富岡高瀬小6年 山崎 楓
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【評】春がきてグランドでの活動も活発になってきました。春の空とグランドいっぱいに声が響き渡っています。
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卒業の日黒板ピカピカさみしいな
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富岡高瀬小6年 山田 理奈
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【評】きれいになった黒板は、もう授業がないからこそ。人の気持ちが動くのはこうしたささやかな場面です。
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パンジーを育てた後は卒業式
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藤岡美九里東小6年 戸丸 加奈
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【評】学校活動で大切に育てているパンジー。その毎日の水やりが近づける卒業式。晴れの日はこうした日常の中に突然やってきます。
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春の風かわいた雲が飛んでいく
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妙義中1年 山田 早織
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【評】「かわいた雲」が春の雲。雪を含んで重くなっていた冬の雲との違いです。「とんでゆく」にも春の感じが漂います。
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バス停で声かけられた春風に
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昭和中1年 加藤 潤
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【評】「バスを待ち大路の春をうたがはず」(石田波郷)という句もありあす。バスを待つ間は春を味わう時間になります。
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日が伸びてチーズを溶かす日曜日
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小野上中1年 佐藤 克紀
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【評】日がチーズを溶かすのではないでしょう。春の日曜日のおだやかさが、チーズを溶かす調理を楽しむ余裕を与えているのです。
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水切りに立春の風光ってる
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小野上中1年 飯塚 仁美
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【評】水切りをしようというのも、暖かくなった証拠。切られた水が、春陽にキラキラ光ります。光りが風と一緒に届きます。
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雨の日は椿美し月曜日
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小野上中1年 唐澤 秀行
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【評】雨に打たれて色が一層増した椿。一週間のはじめの思いと重なって、鮮やかに目に映ります。
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下じきに色濃くうつる四月かな
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小野上中1年 長久保徴子
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【評】下敷きに落ちる光りと色彩の強さの中に、春四月の到来を感じています。感覚的な鋭さのある作品です。
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凩に立ち向かって行く橋の上
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境南中2年 小暮 範彦
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【評】「橋の上」が上手い。川は風の通り道。その川に掛かる橋は、風を最も感じる場所です。木枯らしとの格闘にふさわしい場所なのです。
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さびしさや僕が夜空に恋をして
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小野上中2年 佐藤 慶太
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【評】感傷的で甘い表現。自分自身に甘えているようです。でも、これはこれで孤独の裏返しの表現でもあります。
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寒さ明け空にまたがる青さかな
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小野上中2年 佐藤 陽
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【評】青空を「空にまたがる青さ」と分析的に書いています。この見方ができると、日常の不思議を次ぎ次ぎに書けるようになります。
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あたたかい日ざしがあたるひなかざり
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安中一中2年 佐藤有里恵
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【評】雛飾りに届く日の光もあたたかな春のもの。ゆったりとした表現が長閑な春を感じさてくれます。
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菜の花とよりそうようにふかれてる
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安中一中2年 須賀香菜子
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【評】風に吹かれて花を寄り添わせている菜の花。畑一面の黄色が動く様が目に浮かびます。作者も菜の花になった気分で吹かれます。
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桜咲く高校生になる自分
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安中一中3年 佐藤 慎吾
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【評】今年の桜は、自分が高校生になる目で見る桜。自祝の思いもあって、まぶしく感じられることでしょう。
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桜咲けみんなの心の桜咲け
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安中一中3年 乗附 健太
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【評】卒業、進級の友達に対するエール。卒業、進級が、友達それぞれのステップになることを祈る気持ちです。
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梅林でみそこんにゃくを食べましょう
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安中一中3年 黛 勇人
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【評】梅見。その様子を、少しユーモラスに、またシニカルに見ているようです。このような視点の持ち方は、多分の俳句的なものです。
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影ふんではしゃいで帰る春の道
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下仁田東中3年 青木香央里
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【評】春の強くなった日差しに、影も生き生きと甦ります。その影踏みをしながらの下校。気持ちの中にも春がいます。
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風の音夜中の街を歩いてる
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下仁田東中3年 田丸 直子
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【評】「歩いてる」が面白い。擬人化された風の音は、それだけ身近な存在になっています。童話的な想像力も働いています。
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連絡ですぼくのボタンはまだあります
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高崎片岡中3年 松本 龍太
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【評】卒業に、好きな男子のボタンを女子生徒がもらいます。胸の第二ボタンが最上とされています。残念ながらこの連絡は間に合いません。
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春風もまた会う日までとすれ違う
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高崎片岡中3年 出牛久美子
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【評】別れの季節の風。その風にまで別れのメッセージを読みとります。すべてはすれ違うことなのだということなのでしょう。
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将来の私に近づく卒業式
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高崎片岡中3年 廣上奈津己
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【評】卒業に対する前向きな姿勢が、「将来の私に近づく」によく出ています。別れれを前向きに考えられるのは若さの特権です。
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卒業式白石先生男泣き
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高崎片岡中3年 花形 咲羽
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【評】白石先生は、指導の厳しいタイプの先生なのでしょうか。それだからこその男泣き。先生の心のひだに残ることも多い卒業生なのです。
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