鈴木伸一選

2004年8月17日上毛新聞掲載


だいプールはいったあとはいきあらい
前橋笂井小2年 中村  桜
【評】「いきあらい」という言葉に、すごく実感があります。桜さんがいっしょうけんめいに泳いだということも、よくつたわってきます。
春の日に足ぶみしたら春の音
前橋大室小3年 斉藤 太騎
【評】あたたかな春の日。足ぶみの音も、ほかの季節にくらべて何となくはずんだ感じがします。「春の音」という発見が生きていますね。
春の朝とうこうするまえあくびする
前橋大室小3年 田中 美帆
【評】いくらよく寝(ね)ても、春はやっぱりねむたいよね。あくびを一つして学校に出かける美帆さんの様子が、ユーモラスに描かれています。
エダマメのまめもふくらむなつやすみ
前橋桃川小2年 荒井みちか
【評】エダマメもみちかさんも、お日さまをいっぱいあびて、元気に育ってゆくのです。いかにも夏休みにふさわしい、たのしいはいく。
すいかわり力いっぱいわれるといいな
群馬国府小2年 海老原千紗
【評】スイカわりって、ほんとにたのしいね。たとえじょうずにわれなくとも、みんなでたのしくすごせれば、それが一番いいことです。
ほりの中小さいザリガニかくれんぼ
群馬堤ヶ岡小2年 福田 亘佑
【評】ほりの中にかくれている小さいザリガニ。それをつかまえずにそっとしておこうというところに、亘佑君のやさしさが感じられます。
たなばたさまかみなりなってかわいそう
まえばし幼稚園年長 さとうまちこ
【評】雨がふると、おりひめとひこぼしはたいへんだけど、かみなりとなれば、もっとたいへん。ふたりのことが、しんぱいになりますね。