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学校のベランダいっぱい水着ほす
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下仁田小坂小6年 諏訪 佳祐
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【評】ベランダいっぱいに干された水着が、ぱっと目に浮かびます。プールの楽しさやクラスの連帯感も、たいへんよく伝わってきますね。
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あじさいの力うばって梅雨がいく
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下仁田小坂小6年 岩井 力
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【評】梅雨明けと共に、アジサイの花も盛りを過ぎてゆきます。そんなちょっとさびしい情景を、「力うばって」でうまく表現しました。
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暑過ぎてうなっているよ冷蔵庫
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前橋桃川小6年 岡田浩一郎
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【評】冷蔵庫のモーター音を聞くと、なるほど余計に暑くなってきますね。きっと岡田君も、同じように暑くてうなっているのでしょう。
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星を見る目からすずしくなってくる
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前橋桃川小6年 小原 真美
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【評】目から涼しくなるという把握に、とても感心しました。美しい星の光に心が洗われるような感じを、このように表現したのでしょう。
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朝の花きれいな雲の下にある
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前橋桃川小6年 白井まりあ
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【評】一般に俳句で「花」というとサクラを指しますが、ここでは、それ以外の花を考えてもいいでしょう。「きれいな雲」が印象的です。
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公園でいつも子ねこが夢みてる
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前橋桃川小6年 田子 基琳
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【評】野良ネコだとすればかわいそうな気もしますが、「夢みてる」とあるので、ちょっと安心。生き物に対するやさしさが伝わります。
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さくらんぼ雨といっしょにゆれている
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群馬国府小6年 佐鳥 彩花
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【評】風まじりの、ちょっと強い雨という印象。かわいいサクランボの実も、雨と一緒に揺れているのです。落ちないか心配になりますね。
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一歩二歩夏の暑さにあとずさり
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富岡高瀬小6年 榎本 理奈
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【評】外に出たとたん、思わずあとずさりをしてしまうほどの暑さだというのです。群馬の気温の高さは、全国でもトップクラスだものね。
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青い鳥自由に飛べぬ戦火かな
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小野上中3年 平方 良季
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【評】イラクをはじめ、いまだに戦火の消えない国を思います。青い鳥が飛べる日をどうしたら実現できるか、私たちも真剣に考えましょう。
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夏休み雲が私と旅に行く
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小野上中3年 佐藤 舞弘
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【評】実際の旅というより、作者の心の中の旅という感じ。その方が、夏休みならではの開放的な気分にふさわしいのではないでしょうか。
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似顔絵を書くや涼しき夏の夜
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小野上中2年 飯塚 仁美
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【評】こう表現されると、似顔絵を描くことが、いかにも夏の夜に似つかわしく思えてくるから不思議。これが俳句形式の力なのでしょう。
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登校中花火バケツにささってる
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小野上中2年 中沢 奈美
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【評】きのうの夜、だれかが花火をして、その殻がバケツの水に刺さるように漬(つ)かっているのでしょう。どことなくさびしい情景ですね。
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キラキラと窓から入る夏の音
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小野上中2年 一場 萌
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【評】目に見えない音を、「キラキラ」により、あたかも見えるかのように描いたのがいい。心を弾ませる、すてきな音だったのでしょう。
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先生のスリッパの音も夏休み
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小野上中2年 佐藤 絵理
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【評】いつもは忙しそうな先生のスリッパの音も、今日は何となくのんびりしているように聞こえます。いかにも夏休みという感じですね。
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木の下で詩人になりきる自分かな
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小野上中1年 飯塚 泰志
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【評】愉快な自画像。ただ、いい詩を書くには、まず自分がその気になることも大事。格好から入るのは、決して悪いことではありません。
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かたつむり家に入れば雨の音
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下仁田中3年 田村亜津紗
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【評】殻の中のカタツムリも、家の中の田村さんも、包み込むような雨音を聞いています。互いに、じっと物思いにふけっているようです。
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夏の空体育大会目の前に
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前橋六中1年 峰岸 なな
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【評】はじめて経験する、中学校の体育大会。峰岸さんの心は、期待感と緊張感でいっぱいです。「目の前に」で、それがよく分かります。
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かき氷とけてなくなる雨のつぶ
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前橋六中1年 平林 花織
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【評】「とけてなくなる」は当たり前ですが、「雨のつぶ」を発想できたことで、詩情が生まれました。発想の転換は、とても大事なこと。
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夏空にサッカーボールがういている
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前橋六中1年 登坂眞貴幸
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【評】サッカーボールのような形の雲が浮いているとも読めますし、だれかが蹴った実際のボールが、高く舞い上がっているとも読めます。
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雲いっぱいテストが終わった夏の空
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前橋六中1年 佐野 栞
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【評】テストの結果が、ちょっと心配なのでしょう。佐野さんの憂うつな気分が、「雲いっぱい」という表現で暗示されているようです。*前橋六中の作品は、中村亨先生に指導していただいたものです。
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宿題の本を片手に夕涼み
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沼田西中3年 深代 優美
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【評】宿題をきちんと仕上げるのは、もちろん大事。同時に、こんなふうに心のゆとりを持つことも大切。中学生らしい夕涼み風景です。
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始めれば暑さ忘れる部活動
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富岡南中3年 中沢 眸美
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【評】はじめは暑くて嫌だと思っていても、ひとたび部活動が始まってしまえば、それも気になりません。でも、暑さ対策だけは忘れずに。
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かき氷食べれば響く夏の音
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六合中2年 本多 知紀
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【評】かき氷の冷たさが頭にキーンと響くのも、夏の音と言えるかもしれませんね。もちろん街の音、海の音、山の音などであってもいい。
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プールに入り夏を感じる水曜日
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六合中2年 山崎 由衣
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【評】プールに入ったのがたまたま水曜日だったのでしょうが、こうして表現されると、これがなかなか効果的。事実の強さでしょうか。
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朝7時レンゲツツジに会いにいく
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高崎片岡中1年 松井 理貴
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【評】レンゲツツジは群馬県花ですが、「会いにいく」という表現で、その花が、何やら作者の親しい人であるかのように思われてきます。
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朝寝坊そんな日にも小鳥の声
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高崎片岡中1年 沼沢 志
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【評】朝寝坊に、何となく後ろめたさを感じているのでしょうか。しかし、そんな日にも小鳥はやさしい声で、作者をなぐさめてくれます。
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夏の町人のやさしさかんじたり
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赤堀中3年 諏訪 貢平
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【評】道を教えてくれた人、お茶をくれたお店の人。修学旅行先で感じた人々のやさしさが、深く心に残ったのです。いい旅行でしたね。
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ここちよい春風あたる人力車
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赤堀中3年 斉藤 友誉
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【評】観光用の人力車に乗ったのだと思いますが、楽しかったことでしょう。いかにも心地よさそうな作者の顔が、目に浮かぶようです。*赤堀中の作品は、奥野吉人先生、折原靖典先生に指導していただいたものです。
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涼風のあるところまで足早め
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境南中3年 小寺 涼
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【評】「吹く」ではなく「ある」と表現したことで、涼風の心地よさが、強く実感されるようになりました。俳句には、こういう点が大事。
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