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水無月の小さな旅に出てみよう
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高崎北高1年 宮部 玲妃
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【評】「水無月(みなづき)」は、陰暦6月のこと。なかなか詩情のある言葉ですが、そんな気分とちょっとした旅心とが、うまく呼応し合っています。
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とある日の暑さの中で眠くなる
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高崎北高1年 飯塚 栄成
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【評】何となく物憂い夏の午後といった雰囲気。眠いけれども眠れない、言わば夢とうつつの境をさまよっているような感覚がおもしろい。
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立ち止まるどこかでセミの声がして
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高崎北高1年 小川 竜兵
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【評】思わぬ方から、不意にセミの声がしたのです。それも短い時間。立ち止まり、じっと聞き耳を立てる小川君の姿が、目に浮かびます。
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宿題がすべて終わって夏終わる
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高崎北高1年 後閑 亮
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【評】宿題をすべて終わらせた誇らしい思いと、夏を満喫しないまま休みが終わってしまったという物足りない思いが、交錯している感じ。
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目覚ましがそれぞれの朝呼んでいる
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渋川青翠高3年 関本 真里
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【評】目覚まし時計の音と共に関本さんの朝が始まり、同様に、多くの人たちの朝も始まります。それぞれが、いい朝でありますように…。
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千倍の早さで終わる夏休み
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秩父高2年 四方田 葵
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【評】夏休みがあっという間に終わってしまうという感覚は、だれしも持つでしょう。ただ「千倍」とまで言ったのは、この句が最初かも。
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一本のペンを使いきったその喜び
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秩父高2年 新井 弘輝
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【評】1本のペンを最後まで使い切る。その達成感や充実感は、決して小さなものではないでしょう。こういう姿勢は、何事にも大切です。
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からっぽの心にも少し水をやる
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秩父高2年 強矢 晴香
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【評】やや感傷的な内容ですが、それは作者の年齢に見合ったもの。こうして自分の心と向き合いながら、私たちは成長してゆくのです。
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