林桂選
2004年10月5日上毛新聞掲載
せつなくてそっと手を出す朝つゆに
埼玉熊谷女高1年 野村友香里
【評】「せつない」という思いが、無意識に朝露の手触りを求めたのでです。湿った思いを湿った手触りで癒やそうとするのでしょうか。
朝寒し家電の硬き音ばかり
吾妻町 桂 夏丸
【評】四六時中稼働する家電の微(かす)かな音が気になる朝。「硬き」は違和感の表現です。朝から始まる孤独感でしょうか。