| 鈴木伸一選 |
2004年10月19日上毛新聞掲載
| グローブの手入れも忘れる夏休み | |
| 渋川工高1年 朝比奈泰寛 | |
| 【評】手入れを本当に忘れたわけではないでしょう。ただ、そんな気がするくらいに暑かったのが、今年の夏。私も、ほとほとまいりました。 | |
| 秋高し雲のない空見つめては | |
| 高崎商科大附高2年 小野 伊織 | |
| 【評】「秋高し」は空気が澄み渡って、空が高く見えること。さわやかである半面、どこかとりとめのないさびしさも感じられるようです。 | |
| 温かな日差し横切る秋の風 | |
| 高崎商科大附高3年 戸塚 麻美 | |
| 【評】あたたかな日差しを横切るように吹き抜けてゆく風。それが思いがけず冷たくて、作者は深まりゆく秋をあらためて感じたのでしょう。 | |
| そこの木の葉の色変わればもう秋だ | |
| 高崎商科大附高3年 安藤 美穂 | |
| 【評】安藤さんは「そこの木」を、始終見ているのでしょう。だから葉の色のわずかな変化で、秋の到来をいち早く知ることができるのです。 | |