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夏休み宿題終わった夢を見た
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前橋大室小5年 清水 雄貴
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【評】がんばってもなかなか終わらない宿題。最後は夢の中でしあげることになりました。がんばろうという気持ちが夢になったのです。
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秋の風登校班をつきぬける
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前橋桃川小6年 長沼 匡洋
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【評】冷たさを増した秋の風の感じを「登校班をつきぬける」で、うまく表現しています。友達と友達のせまい間までもねらって吹きます。
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学校がぶきみに見える夏のよる
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前橋桃川小6年 ウォリス慶太
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【評】人気(ひとけ)のない夜の学校は、昼間見る学校とはまるで違って見えます。校舎そのものが巨大なモンスターに見えてきたりします。
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さむい空くもがあつまりワタのふく
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前橋桃川小6年 角田 周平
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【評】寒くなると、雲の様子も変わってみえます。防寒用の綿の服に見えてきたのも、寒さがそれだけ増してきた証拠です。
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いろいろなねったい魚みる夏の昼
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前橋桃川小6年 白井摩莉愛
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【評】クーラーのない昔の人は、いろいろと涼しく感じる方法を考えました。風鈴の音もそのひとつ。金魚、熱帯魚を見るのもその一つです。
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三百の夏がひしめく作品展
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甘楽小幡小6年 高木 里奈
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【評】夏休みの作品展でしょうか。友達ひとりひとりの違った夏の経験が作品になって展示されています。「三百の夏」という言い方がうまい。
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赤トンボ希望の光しょっている
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下仁田小坂小6年 茂木 淳
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【評】光の中を飛ぶ赤トンボ。それを「希望の光」と感じるのは、茂木君にある思いが投影されているからでしょう。
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旅行から帰るとあまえるうちの猫
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館林四小6年 本橋めぐみ
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【評】しばらく会えなかった寂しさを猫も感じていたとしか思えない甘えぶり。お互いの寂しかった気持ちを確認する甘えです。
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秋が来て赤じゅうたんひくお山かな
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館林四小6年 須永 幹子
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【評】山全体が紅葉した様子を、「赤じゅうたんひく」で表現。「ひく」という表現で紅葉を山の意志のように見ているのが分かります。
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政貴が待っているよと言った秋
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小野上中1年 木暮 孝薫
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【評】入院した友達に贈る句。具体的な友達の名前が効果的です。もちろん、友に仮託して自分の気持ちも詠んでいます。
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小雨の日テスト用紙がしめるかな
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小野上中1年 飯塚 泰志
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【評】湿度の高さが、テスト用紙の湿りとなって感じられるのです。わら半紙質感、テストの出来具合まで感じられるから不思議です。
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秋雨のさむさむなしいテスト後
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小野上中1年 丸山 唯
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【評】秋雨の寒さが空しく感じられるのは、テストの後という状況が影響してのこと。頑張ったのに、期待通りのできでなかったのでしょう。
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青空に赤く輝くロブボール
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六合中1年 山本 凌
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【評】「赤く輝くロブボール」は、夕陽の比喩とも、陽を受けたロビングボールとも取れます。ここは後者の解釈の方がいいでしょうか。
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沈む日にすいこまれてく赤トンボ
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六合中1年 山口 清華
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【評】沈みゆく日は、光の世界を持ってゆくように見えます。世界は闇に沈むと言うよりは、光に吸収されてゆく感じです。赤トンボも。
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サーブ打ちコスモス揺れる初試合
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妙義中1年 並木麻由美
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【評】コスモスの揺れる会場での初試合。練習試合なのでしょう。1年生もいよいよ試合に出られる季節になったのです。
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秋の海人はいないのだが波は来る
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高崎片岡中1年 沼沢 志
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【評】自然の運行は、人の存在の有無にかかわりなく繰り返され続くものです。海の波もしかり。人間の存在を相対化して考える一瞬です。
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先生は廊下をかける放課後に
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六合中2年 麻野沙央織
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【評】廊下を走ってはいけないと言っている先生が、廊下を走るのを目撃。「師走」という言葉があるように、放課後も忙しい先生の姿です。
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どんぐりになった気分で空見あげ
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小野上中2年 野村 成美
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【評】このドングリは地面に落ちたものでしょうか。「なった気分」には、大の字になって空を見ている姿が思い浮かびます。
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長縄が地面をたたく九月かな
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小野上中2年 朝比奈明子
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【評】運動会でしょうか。長縄飛びに励んでいるのです。「地面をたたく」の視点もさることながら、「九月かな」のイメージ飛躍も巧みです。
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秋の夜月がぬらしたラケットケース
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小野上中2年 佐藤 未菜
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【評】乾いた日光に対して、月光には濡れたイメージがあります。ラケットケースの思わぬ姿を、その光の中で発見し直しています。
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日がくれてだいがくいものゴマ落ちる
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小野上中2年 佐藤 克紀
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【評】「日がくれて」と「ごま落ちる」には、因果関係はないのに関係があるように書くことで、食べこぼしを誇張してみせます。
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淋しさを隠して高く秋空は
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前橋六中2年 泉 涼子
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【評】秋の空の持っているイメージを「淋しさを隠して」と表現。「天高し」と言われる秋の空の清澄さには淋しさが漂います。
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おつかれさまもう秋空が染まってる
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前橋六中2年 神保 美波
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【評】一日一日と短くなる秋の日。「おつかれさま」は日に向かってとも、部活の仲間に向かってとも読めます。
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大仏の目線の先にはぼくがいる
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前橋芳賀中3年 齋藤 秀樹
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【評】どこに移動しても大仏の視線を感じるのが「目線の先にぼくがいる」。大仏の視線を借りてその超越的な存在感を表現しています。
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天気雨虹が出るかと待ちわびる
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富岡南中3年 中澤 眸美
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【評】虹は待って見るというよりは、偶然見つけるものですが、天気雨の後の雰囲気が虹の期待を抱かせます。
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夕焼けを家族とながめ風あびる
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下仁田中3年 今井 英里
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【評】「風あびる」に、夕焼けを眺めることで心を一つにした家族のすがすがしい気持ちが感じとれます。
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