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背のびして高い声出すコーラス隊
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前橋山王小6年 岩井 克帆
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【評】合唱コンクールかな。高い声を出そうとすると、無意識のうちに背のびをしてしまうコーラス隊の様子を、ちょっとユーモラスに描写。
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風よ吹けコスモス畑光るから
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安中一中1年 戸田 彩香
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【評】やや強めの印象を与える「風よ吹け」という表現が、たいへん効果的。一面のコスモスが風に揺れる様子が、鮮やかに浮かんできます。
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あたたかなちいさな花と立ちばなし
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安中一中1年 伊与久 茜
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【評】路傍(ろぼう)の小さな花と、しばし心の中で会話を交わしたのです。こんなふうに自然の声に耳を傾けることのできる感性を、どうか大切に。
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春の道首長くして友を待つ
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安中一中1年 木戸 佳花
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【評】「首長くして」とありますが、じれている感じはありません。春という季節が、きっと作者の気持ちを穏やかにしてくれたのでしょう。
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光さすたたみの上はぽっかぽか
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安中一中1年 佐藤 夕文
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【評】何と気持ちよさそうな俳句でしょう。やや大げさかもしれませんが、日本人であることの幸せすら感じられると言ってもいいくらい。
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友達とほのぼの帰る春の道
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安中一中1年 町田 優真
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【評】仲のいい友だちと一緒の下校でしょうか。暖かな笑い声が、私の耳にも聞こえてくるようです。「ほのぼの」が、とても効いています。
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空の中桜の花がういている
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安中一中1年 嶋崎 彰法
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【評】咲き満ちたサクラの花が、まるで中空に浮かんでいるようだというのでしょう。落花が空を舞う様子と読むより、詩的な感じがします。
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帰りみち長い土手には春がいっぱい
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安中一中1年 小島 綾華
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【評】長い土手は、春という季節を満喫するのに恰好(かっこう)な場。家までの帰路も退屈知らずですね。道々、どんな春の風物を見つけたでしょうか。
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窓の外大きく見えた春の空
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安中一中1年 宮沢 英樹
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【評】窓の外に広がる春の空は、未知の世界へとつながっています。そうした世界へのあこがれが、空を大きく感じさせたのかもしれません。
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すごろくでふりだしもどる春の風
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小野上中1年 野村 健太
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【評】すごろくの勝ち負けには、あまり頓着(とんちゃく)していない様子です。「春の風」に、そんな大らかな作者の気性がうかがえ、好感を持ちました。
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日曜日梅の木見るとあったかい
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小野上中1年 丸山 唯
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【評】「あったかい」は、実際の陽気の暖かさでもあり、作者の心の温かさでもあるでしょう。自然を愛し、春の到来を喜ぶ心の温かさです。
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ゆっくりと春を感じる草花や
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小野上中1年 佐藤 磨依
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【評】季節は自然のサイクルに従い、ゆっくりと移ってゆきます。それに比べて人間は、やたらと急いで生きているように思えてなりません。
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一年の終わりを告げる春の音
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小野上中1年 宮 ゆりか
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【評】学校などでは年度の変わる春に、一年の終わりという感じを強く受けます。あちこちから聞こえる音が、いろんな感慨をもたらします。
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風が吹き木々がささやく月曜日
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小野上中1年 飯塚 泰志
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【評】今週もがんばろうという気持ち。休み明けの少しけだるい感じ。「月曜日」から受ける印象で、風も木々も表情ががらっと変わります。
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小野上中2年 佐藤 絵理
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カーテンが動きもしない雪の夜【評】「動きもしない」という強調した表現が、しんと静まり返った雪の夜の雰囲気を、余すところなく伝えています。静か過ぎて怖いほど。
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そよ風とぼたもちつくり春の味
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小野上中2年 小野有香里
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【評】お彼岸のぼたもち作りを、春のそよ風も手伝っているような感じ。こうしてでき上がったぼたもちが、おいしくないはずはありません。
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あたたかい風が光や春の朝
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小野上中2年 一場 萌
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【評】「風光る」とは、まさにこんな感じを言うのでしょう。「あたたかい」と「春の朝」といった季語の重複は、できれば避けたいところ。
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校庭の春を映すよ水たまり
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六合中1年 黒岩 剣大
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【評】雪が解けてできた水たまりでしょうか。そこに映るものすべてが、春到来の喜びにあふれているようなのです。素直な書き方が好印象。
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雪残る山に夕日が消えていく
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吉井入野中1年 吉沢 樹
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【評】たいへん雄大な自然詠で、一読して情景が目に浮かんでくるのがいい。まだ寒さの残る早春の季節感も、しっかりとらえられています。
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卒業後春風すうっと吹きぬける
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前橋六中1年 内田 朱美
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【評】3年生が卒業した後の学校は妙に静かで、何となくさびしいものです。本来は暖かい春風も、心のすき間を吹けば冷たく感じられます。
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定期テスト終わって気づく春一番
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前橋六中1年 平田 卓也
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【評】春一番の強風にも気づかないほど集中していたテストも終わり、ほっとすると共に、どこか気が抜けたような感じもするのでしょうね。
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制服を畳んでみると桜散る
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前橋六中1年 都丸 尚将
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【評】洗たくした中学の制服をたたんでいるのでしょう。ふと外に目をやると、サクラも散り始め、季節の移ろいがしみじみと思われます。
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春風に教えてもらうぼくの始まり
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前橋六中1年 藤掛 雅彦
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【評】「ぼくの始まり」とは、藤掛君が自分探しの旅の第一歩を踏み出したことを物語るものなのかもしれません。とても大切な第一歩です。
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消しゴムで消してやりたいスギ花粉
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前橋六中1年 大口 恭葉
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【評】長く花粉症に悩まされている私としては、この句に全面的に賛同します。ちなみに、今もくしゃみをしながら、この文を書いています。
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晴天を見上げて聞くは春一番
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吉井中央中2年 松本 理瑠
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【評】ごうごうと音を立てて春一番の強風が吹き渡る中、すっくと立って晴天を見上げる作者の姿が浮かびます。風をものともせぬ若さです。
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