鈴木伸一選

2005年6月29日上毛新聞掲載


親友でいようと差し出すソーダ水
吾妻高1年 松下 千紘
【評】さわやかな青春性が好印象。高校時代に大切なことはたくさんありますが、苦楽を共にできる親友を得るというのも、その一つですね。
気の早い草木が燃える光琳忌
吾妻高1年 関  麗香
【評】江戸中期の画家、尾形光琳の忌日は、陰暦6月2日。「草木が燃える」というイメージが、その大胆華麗(かれい)な作風と、よく合っています。
帰り道夕日に染まる父の影
西邑楽高2年 川島 宏司
【評】父親に対する作者の情愛が、おのずと感じられます。面と向かっては照れくさて口に出せないことも、俳句では素直に言えたりします。