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三階は木より高いぞすごいだろ
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前橋大室小5年 神沢 美穂
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【評】教室が3階になったのでしょう。「木より高いぞ」という言葉には、うれしさと共に、上級生としての決意もこめられているようです。
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太陽の火花がとびちりなつになる
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前橋桃川小5年 新木 光
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【評】いよいよ暑くなるぞ、という感じを、「火花がとびちり」でうまく表現。実際に火花が飛ぶことはないけど、そう思わせるのが詩の力。
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バーベキューけむりを食べるこいのぼり
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前橋桃川小5年 武井 美久
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【評】家の庭でバーベキューをしているのでしょうか。おいしそうなにおいと煙を、こいのぼりが大きな口で食べているという発想が楽しい。
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春の風ふくといろいろやってくる
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前橋桃川小6年 林 大貴
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【評】あたたかな春風がふくと、いろんな楽しいことがやってくるような気がしますね。私としては、スギ花粉だけは勘弁してほしいですが。
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すべり台のぼって木々の話し声
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下仁田小坂小6年 新井 純
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【評】すべり台の上に登れば、その分だけ木々が近くなります。風に揺れる葉の音も、きっと聞こえてくるでしょう。季節は初夏の感じかな。
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ねころんだぼくの目の前春の風
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下仁田小坂小6年 森田 賢人
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【評】ときには寝転んだりすると、今まで見えなかったものが見えてきたりします。これが、俳句で大切な「発見」につながってゆくのです。
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母の日に母がうふふと笑ったよ
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伊勢崎赤堀東小6年 諸田 遥
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【評】小さくうふふと笑ったというところに、控えめでやさしいお母さんの人柄がうかがえるようです。静かだけど、幸せいっぱいの俳句。
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鳥たちが春の青空ひとっとび
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中之条中1年 田村勇太郎
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【評】いかにも気持ちよさそうな鳥たちの姿が、ぱっと目に浮かんできます。こんなとき、人間に羽のないことがつくづく残念に思われます。
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ゆらゆらと風の音符と踊る虫
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中之条中1年 宮崎 瞳
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【評】心地よいリズムを感じさせる風。多分、春の風でしょう。虫たちが、何とも楽しそうな様子です。宮崎さん自身も、同様に楽しそう。
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新緑のさえわたる日の帰り道
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六合中1年 山本 圭介
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【評】目に染みるようなみずみずしい新緑。何ともすてきな下校風景です。自然を愛する作者の思いがよく伝わり、読者の心も洗われるよう。
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暮の春青空見上げ何思う
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六合中1年 大塚 昂弘
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【評】「春の暮」は、暮春と春の夕刻の両方を指し、「暮の春」は、主に暮春を指します。春の終わりの物憂(う)い気分が、よく伝わる作品です。
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春もすぎ友と親しく会話する
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吉井入野中1年 阿藤 洸平
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【評】入学から二カ月あまり。初夏の声が聞こえるころには親しい友達ができ、会話もはずんできます。中学校生活も、これからが本番です。
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春風に背中押されて勇気出た
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吉井入野中1年 舟本 美久
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【評】慣れない中学校生活には、戸惑うことも多いと思います。そんなときは、まわりの自然や友達から、少し勇気を分けてもらいましょう。
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母の日の花瓶に一輪花を挿す
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高崎片岡中2年 松本 綾芽
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【評】豪華な花束より一輪の花の方が、お母さんはずっとうれしかったと思います。つつましいけれど、松本さんの心がこもっていますもの。
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青嵐私のボール盗まれて
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高崎片岡中2年 貝瀬里恵奈
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【評】青葉のころに吹き渡る青嵐(あおあらし)の中、見失ってしまったボールのゆくえを思う作者。青嵐のすがすがしさが、心を癒やしてくれるようです。
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友達と春のうれしさ語りあい
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妙義中2年 陣内 アヤ
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【評】楽しそうな話し声が、私の耳にも聞こえてくるような気がします。仲よしの友達と一緒なら、うれしさもきっと倍増することでしょう。
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春の日がサッカーボールをてらしてる
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妙義中2年 清水 啓太
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【評】春の日に照らされたサッカーボールが、ぱっと見えてきます。焦点をしぼったことで、逆に周囲の状況がいろいろ想像できるのがいい。
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ハンカチでひたいをふいて夏になる
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小野上中1年 新井 美晴
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【評】今年の立夏は五月五日でしたが、このころになると、少し動くと汗ばむこともあります。日常の中に、季節感をしっかりとらえました。
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牛乳をいっきに飲んで夏近し
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小野上中2年 宮 ゆりか
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【評】「夏近し」がうまい。そう快な季節感と若々しさがよく伝わり、気持ちのいい作品です。ただし、類想句の存在がやや気になります。
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大波を山に走らす青あらし
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小野上中2年 木暮 孝薫
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【評】初夏の青嵐に、山の木々が大きく揺れ、まるで波が走っているように見えるのです。着想もいいし、表現技法もしっかりしています。
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制服が部屋で一人の日曜日
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小野上中2年 樋田 亮介
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【評】ハンガーにかけられた制服。出番のない日曜はつまらなそうで、何だか脱け殻のようにも見えます。やっぱり学校は楽しいですものね。
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全体が緑に染まる幼稚園
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小野上中2年 野村 恵子
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【評】緑の木々に囲まれた幼稚園が、目に浮かびます。たくさんのかわいい声が木の間から聞こえてくるようで、思わずほほえみが漏れます。
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散りながら思い出運ぶ桜かな
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小野上中2年 斉藤 千尋
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【評】散りゆくサクラに、私たちはさまざまな思いを重ねます。うれしかったこと、悲しかったこと、そのどれもが私たちの生きた証しなのです。
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昼休み光って見える葉桜や
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小野上中3年 野村 成美
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【評】「葉桜の中の無数の空さわぐ」(篠原梵)という句があります。葉桜のみずみずしさには、きらきら輝く初夏の陽光がよく似合います。
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どしゃ降りの後の静けさ小鳥鳴く
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小野上中3年 佐藤 加奈
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【評】喧騒(けんそう)の後の静けさ。ほっとすると共に、どこか気が抜けたような感じもします。そんな中、小鳥たちの愛らしい声がとりわけ印象的です。
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青梅を見て走るかな月曜日
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小野上中3年 唐沢 秀行
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【評】部活動などで走っているのでしょうか。朝、遅刻しそうで走っているのでしょうか。どちらにしても、「青梅を見て」がおもしろい。
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春の夜瞬く星の数と夢
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太田東中3年 岡部 未来
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【評】夜空の星の数ほど、たくさんの夢。若い作者にとって、これは決して大げさな表現ではないでしょう。一つ一つの夢を、どうか大切に。
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青い空舞ってしまった桜の花
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太田東中3年 高野 暉大
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【評】「舞ってしまった」というところに、散る花を惜しみ、無情な風を嘆く思いが、おのずとにじみ出ています。心根(こころね)のやさしい作者です。
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春休み花粉がすごいバスケする
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太田東中3年 小林 克
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【評】花粉症は本当につらいものですが、小林君には、それを忘れて熱中できるバスケットボールがあります。私には、それがうらやましい。
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