鈴木伸一選

2005年8月10日上毛新聞掲載


いちねんせいいつもぴかぴかひかっている
前橋大室小1年 まつむらりさ
【評】げんきいっぱいの1年生は、たしかにぴかぴかひかっているように見えますよ。このちょうしで、2がっきもがんばってくださいね。
つうがくろみどりのたんぼきもちいい
前橋大室小1年 かんざわゆき
【評】イネがすくすくとそだって、うつくしいみどり色になった田んぼには、気もちのいい風がふいています。すてきなつうがくろですね。
あさがおはみなみにことばをいってほしい
伊勢崎殖蓮二小1年 とみおかみなみ
【評】もしアサガオと話せたら、アサガオは、みなみさんにどんなことを言うでしょうか。いっしょうけんめいにせわしてくれるおれいかな。
夏休み元気に外であせかくぞ
前橋桃川小3年 清水 信二
【評】家の中はすずしいけど、やっぱり子どもは外でいっぱいあせをかいて遊ぶのが一番です。信二君の元気を、私も見習いたいと思います。
夏祭りメイロみたいでたいへんだ
群馬国府小3年 真塩ともゆき
【評】おおぜいの人でごった返した夏祭り。いろんな露店(ろてん)がところせましと並び、まるで迷路(めいろ)みたい。迷子(まいご)にならないよう注意しましょうね。
花火大会行ってみたらおわってた
群馬国府小3年 佐鳥 京香
【評】もちろん、残念だったろうと思います。でも、京香さんは愚痴(ぐち)を言わず、ユーモアをまじえて俳句に表現できました。それが立派です。
弟のあせびっしょりの昼ねかな
前橋下川淵小4年 中沢 健介
【評】小さな子は、ねているときも、まわりの人がびっくりするほど、いっぱいあせをかきます。健介君も、弟のあせにおどろいたんですね。
ふうりんがりんりんかぜにふかれてる
月夜野古馬牧小4年 上野 亜実
【評】「りん」のくり返しが、心地よいリズムを生んでいます。こんなふうに風鈴の音にすずしさを感じる心って、とても大事なものですね。
こうていのブランコにのりかぜをすう
月夜野古馬牧小4年 星野 大空
【評】「かぜをすう」という表現がいい。一生けんめいにブランコをこいだときに感じる風のすがすがしさが、とてもよく伝わってきます。
緑色かわらを草がそめている
前橋笂井小4年 尾内 成美
【評】見るからにすがすがしい光景です。河原に下りて緑の中に立てば、何だか自分のからだも緑色にそまってしまうような気がしませんか。