林桂選

2005年8月17日上毛新聞掲載


くさのなかほたるがひかってプラネタリウム
前橋清心幼稚園年少 品川 瑞華
【評】草の中にいるホタルは一ぴきではないのでしょう。草全体がプラネタリウムの世界のように輝きます。
さわさわとおはなのゆれるえんそうかい
沼田薄根幼稚園年長 あおきりょうこ
【評】花の様子を演奏会のようだと感じたか、花が演奏を聞いているような場面を見たのでしょう。ゆれに音楽を感じているところがいいね。
すいかわり目の前まっくらわれてるの
高崎城山小1年 野口 鈴花
【評】スイカわりで目かくしされているときの気持ちになって書いています。まだ真っ暗な世界にいるときの気持ちなのです。
なつつばきひらり花びら白いかぜ
高崎城山小1年 小林 奈央
【評】夏ツバキの白い花を吹く風も、白い風です。夏ツバキの花の清せいそ楚な魅力を、「白いかぜ」にたくして、うまく表現しています。
おじいちゃんじゃがいもほりでどろあそび
前橋桃川小2年 たけいりお
【評】どろだらけになってジャガイモほりをしているおじいさん。大変な仕事なのに、ドロあそびのすきなたけいさんにはあそびに見えます。
れいぞうこなにもないのに開けちゃうよ
前橋細井小3年 藤井 結
【評】「なにもない」は、物がないのではなく、目的がないのにという意味でしょう。ひとりぼっちの少しさみしい思いの時でしょうか。