鈴木伸一選

2005年10月5日上毛新聞掲載


青蜜柑切ない香りに包まれる
吾妻高1年 小宮 怜子
【評】感傷的過ぎるきらいはありますが、それもまた作者の年齢に見合ったもの。それだけ現在の自分の心に正直だということでもあります。
秋日和猫の眠りも深くなる
吾妻高1年 中沢 瑞希
【評】おだやかな秋のある日。眠っているネコは、見るからに気持ちよさそう。作者にとっても、静かで幸せな時間だったに違いありません。
かまきりが足にのってる見上げてる
吾妻高3年 冨岡 理奈
【評】ふと気づいたら、カマキリが足に乗って、しかもこちらを見上げて威嚇(いかく)しているのです。作者も、さぞかし肝をつぶしたことでしょう。