鈴木伸一選

2005年10月19日上毛新聞掲載


うちのねこあめがふったらみゃーとなく
伊勢崎殖蓮二小1年 くりはらりょうか
【評】ネコは、雨がふり出したことを、みんなに知らせようとしているのかもしれません。そんなネコのかわいらしさを、うまく書けました。
ビデオとるママのかっこううれしそう
群馬国府小1年 やぎゆうと
【評】うんどう会でしょう。がんばるゆうとくんをいっしょうけんめいビデオにとっているおかあさんは、本当にうれしそうなようすですね。
なんてんにあかいみついた鳥もきた
群馬国府小2年 加藤 しの
【評】秋の終わりから冬にかけて、丸い小さな実をつけるナンテン。季節のうつりかわりをしっかり見つめ、きちんと書くことができました。
かえりみちうしろをむいたらはがおちる
群馬国府小2年 須藤あすか
【評】学校からのかえり道かな。ふとふり向くと、ひらひらと葉っぱが落ちてきました。もうじき秋も終わりだなあ、ってしみじみ思います。
読書の秋本の中から声がする
群馬国府小3年 新谷 朱音
【評】すきな本をむちゅうで読んでいると、本当に本の中からだれかが呼んでいるような気がしてきますよ。これが読書の楽しさなんですね。
てつぼうのとなりに止まる赤とんぼ
群馬国府小4年 高橋 祐介
【評】てつぼうをしていたら、赤トンボが飛んできて、となりに止まりました。祐介君といっしょに、てつぼうをしてみたかったのかもね。
秋の風体に当たってすき通る
群馬国府小4年 小井土雄太
【評】「すき通る」がいい。さわやかな秋風は、本当にこんな感じがします。実際に風にふかれてみないと、こういう発見はできませんね。
おちばはねオレンジ黄色にじの色
高崎城山小2年 坂本 るな
【評】よく見ると、おちばの色は一枚一枚がみんなちがいます。それに気づいたうれしさが、「にじの色」という言葉になったのでしょうね。
ブルーベリーちいさいくせにかっこつけ
前橋桃川小3年 くりはらひかり
【評】ブルーベリーの実は小さいけれど、その色やかたちは、なるほどおしゃれで、しかもちょっとおすまししたような感じもしますよね。
さわやかなかぜがよんでるぼくたちを
伊勢崎あずま北小4年 清水  翔
【評】友だち、先生、翔君。みんなをさわやかな秋風が呼んでいます。きっとおたがいに助け合ってゆける、すてきなクラスなのでしょうね。