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稲を刈ったらなぜかかゆくなってしまう
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群馬国府小5年 石井 貴之
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【評】よく見ると穂の先には小さなトゲ。葉っぱもススキの葉のようです。目に見えないような小さな傷ができてかゆくなるのでは?
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花火みたいばくはつしてるねこのひげ
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前橋桃川小5年 福島絵理奈
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【評】猫のひげを花火に見立てた句は初めて見ました。たしかに猫の顔の両側左右に開いているひげは、花火のようでもあります。
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秋空はぼくのほっぺたまねしてる
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下仁田小坂小6年 齋藤 典明
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【評】この秋空は、夕焼け空でしょうね。赤く染まっています。夕焼けより先に赤くなっていたのは僕のほほ。「まねしてる」がおもしろい。
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大熱唱遠足帰りの山の中
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下仁田小坂小6年 永井 悠貴
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【評】クラスの心が一つになって、みんなで大きな声で歌を歌いながら下山したのでしょうね。たくさん歩いた遠足の達成感と山の開放感から。
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きんもくせい小さな香りまきちらす
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松井田西横野小6年 田村香奈絵
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【評】「小さな」にキンモクセイをいつくしむ思いがこもっています。小さな花。でも豊かなよい香りを放ちます。その愛らしさへの思い。
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森の中キノコがスヨスヨねむってる
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松井田西横野小6年 中山可奈子
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【評】「スヨスヨ」がおもしろい。人間は「スヤスヤ」。でも、キノコは「スヨスヨ」ねむっていそうに思えてくるのが、この句の力です。
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はちまきをつけたならもう榛名団
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鬼石北小6年 朝川友加里
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【評】団対抗の運動会。榛名団の色のハチマキをつけるところから、団の優勝のために頑張ろうという気持ちは始まっています。
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秋の風みんなにとどけぼくの声
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中之条中1年 高柳 侑矢
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【評】秋風に乗せて自分の声をみんなに届けたいという思い。「ぼくの声」は、何かの主張というよりは、自分の存在そのものなのでしょう。
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弟のサッカーボールに秋感じ
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中之条中1年 安済 里佳
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【評】革製のボールは、金属のように一気に冷たくなる訳ではありません。でも冷たい。冷たいと硬く感じられるから不思議。弟を思います。
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一日じゅうまきストーブにあたる今日
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六合中1年 山本香杏奈
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【評】さすがに学校ではまきストーブを使わないでしょうから、自宅での「今日」でしょう。ストーブの近くで一日過ごした小さな幸福感。
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帰り道むかえる椿が寂しくて
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高崎片岡中2年 笹口 和秀
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【評】夕闇の中に灯るように咲いて迎えてくれるのでしょう。季節の寂しさと個人としての寂しさが、椿の花の中で出合っています。
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ストーブにかざした足を手でにぎる
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小野上中2年 野村 恵子
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【評】寒さで感覚がなくなった足を、手でさわって確認しています。ストーブの前では、思わずやってしまいそうな動作。秀作です。
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サボテンが笑いかけてる日曜日
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小野上中2年 宮 ゆりか
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【評】自室でくつろぐ日曜日。窓辺においたサボテンと心で会話。「笑いかけてる」に、ひとりの時間を楽しんでいるのが分かります。
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大きな手小さな手にも風は吹く
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小野上中2年 宮 ゆりか
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【評】秋風よりは、木枯らしを思わせます。情景は、母または父と幼い子どもの散歩か、公園などでの遊びの場面が一番ふさわしいでしょう。
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枯れ草の中でみつけた昔の自分
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六合中2年 黒岩 哲夫
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【評】どのような「昔の自分」を見つけたのか、イメージするのが難しい。「枯れ草の中」という発見場所の意味が難解。でもそこが魅力的。
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秋風にふかれながらも俳句書く
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沼田西中2年 小林 麻央
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【評】秋風は相当冷たいようです。「ながらも」には、耐える思いがこもっています。「書く」にはどのような思いがあるのでしょうか。
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冬になり犬のおきものないている
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妙義中2年 伊丹 太一
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【評】玄関先などの屋外にある犬の置物でしょう。「ないている」は、「鳴いている」ではなく「泣いている」でしょう。
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ご近所でもらった梨の甘さかな
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妙義中3年 三田 隼人
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【評】おそらく自家生産のもぎたての梨なのでしょう。「ご近所」の人の気持ちまで一緒になった甘さなのでしょう。
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県民の日はどこへゆく? 風が聞く
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六合中3年 山崎 由衣
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【評】風に誘われるという言葉がありますが、まさしくそれ。県民の祝日、さまざまなイベントがあり、無料開放の施設があるのです。
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