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帰り道木の葉のおりがみふんでみた
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群馬国府小5年 後閑 千陽
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【評】折り重なった落ち葉を、「おりがみ」と表現したのがいい。こうしたくふうが、俳句にはとても大事です。季節感も、よく出ています。
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おもちつききねってこんなに重いんだ
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群馬国府小5年 大山 尚子
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【評】きねを持ってみて、はじめて「こんなに重いんだ」って感じる。こんなふうに実際に経験するということは、本当に大事だと思います。
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遠くまで真っ赤に染まる秋の空
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鬼石北小6年 蜻 千尋
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【評】「遠くまで」に、澄んだ秋の夕焼けならではの美しさが、よく出ています。これからも季節ごとの美しさを、しっかり観察しましょう。
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ひらひらと一枚一枚もみじ散る
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下仁田小坂小6年 清水 健司
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【評】散ってゆく紅葉を、じっと見ていた清水君。「一枚一枚」という丁寧(ていねい)な表現が、それを物語ります。
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まっすぐのろうかに冬の風ふいた
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中之条中1年 新井実穂子
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【評】学校の廊下でしょうか。ふと、それが真っ直ぐであると意識されたことで、あらためて風の冷たさに気づき、冬の到来を知ったのです。
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北風に呼ばれて空見る帰り道
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中之条中1年 桑原 成美
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【評】北風の冷たさが、冬のおとずれを作者に知らせます。見上げれば雲が次々に流れ、やけに我が家が恋しくなってくる冬の夕暮れです。
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初雪の知らせが届く空青し
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吉井入野中1年 町田 宏太
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【評】各地から初雪の便りが届く時季です。町田君が見ている青い空の向こう側でも、冬の使者である雪が、今か今かと出番を待っています。
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いわし雲テニスコートをつつみこむ
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小野上中1年 一場 輝
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【評】テニスコートの上には秋の青空が広がり、美しい鰯(いわし)雲が浮かんでいます。その爽快(そうかい)感を、「つつみこむ」という誇張表現でうまく描写。
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窓ガラス白く冷たい朝の顔
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小野上中2年 吉沢 朋和
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【評】寒い朝は水蒸気が凍り、窓ガラスが真っ白になることがあります。「白く冷たい」はその様子とも、作者自身の顔のこととも読めます。
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ロッカーに上着を押しこむ十一月
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小野上中2年 斉藤 千尋
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【評】十一月ごろは寒い日も暖かい日もあり、上着も必要だったり不要だったりします。「押しこむ」に、そんな落ち着かない気分を感じます。
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木枯らしに祖父のノコギリせわしなく
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小野上中3年 佐藤 克紀
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【評】祖父の使うノコギリの素早い動き。冬を迎える準備をしているのでしょうか。冷たい木枯らしの中、その軽快な音が耳に響いてきます。
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天井の星空見上げ眠る冬
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小野上中3年 佐藤 未菜
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【評】天井の模様を眺め、無限に広がる星空を思い描いた作者。その豊かなイマジネーションが魅力です。
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暁のフルートの音に雪が降る
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沼田東中2年 角田 輝世
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【評】フルートは実際に聞こえたのか、幻聴だったのか。そもそも「暁」という時間帯そのものが、現実と非現実の境といった感じですし?。
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冬になり赤がふかまる妙義山
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妙義中2年 茂木 由吏
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【評】冬になってもまだ、山には紅葉が残っています。秋のころの鮮やかさは失せましたが、その分、むしろ深みを増したように見えるのです。
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手袋の上から思わず息かけた
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中央中等教育学校2年 諸田 司
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【評】冬という季節を、自分のしぐさを通してとらえました。そのため、作品にたいへん実感があります。それにしても、本当に寒そうです。
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風吹くと一週間がもう終わる
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六合中3年 山崎 由衣
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【評】解放感の半面、学校が楽しくて仕方がないという人には、少々さびしさも感じさせる週末。「もう」という一語に、それが出ています。
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三年の自転車置き場に寒い風
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前橋芳賀中3年 中根麻友美
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【評】中学3年生は、この時期になるといろいろ悩むことも多く、そうした内面の状態が、風をことさら冷たく感じさせたのかもしれません。
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彫刻をけずるわたしは夜光虫
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前橋桂萱中3年 北沢 美咲
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【評】美術の課題でしょうか。自宅で深夜まで取り組んでいる自分を、「夜光虫」と面白く表現しました。
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