| 鈴木伸一選 |
2006年1月18日上毛新聞掲載
| 一枚の落ち葉をふんで足止まる | |
| 吾妻高1年 小宮 怜子 | |
| 【評】何気なく踏んだ一枚の落ち葉が、思いがけず鮮烈な音を立てたのでしょうか。はっとして我に返った作者の姿が、目に浮かぶようです。 | |
| 朝起きてストーブまでの距離測る | |
| 吾妻高1年 丸山 梢 | |
| 【評】寒くて起きるのがつらい朝。すぐ近くにあるストーブまでの距離す?ら、やたらと長く感じられるのです。ユーモラスな自己描写がいい。 | |
| 友達に手袋片方かりたまま | |
| 吾妻高1年 生須芙美子 | |
| 【評】気の置けない友達がいて、うらやましいですね。もっとも、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もあるので、折を見て返しましょう。 | |
| 影うつる家族のすがた障子ごし | |
| 吾妻高1年 羽鳥 有紀 | |
| 【評】障子(しょうじ)に映る影というのは、やわらかく、心が安らぐような感じがあります。伝統的な日本家屋の良さを、あらためて思ったりしました。 | |