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きらきらと一番星がいばってる
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群馬国府小5年 唐沢 宣久
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【評】「いばってる」がおもしろい。早く輝きだす一番星は、それだけ強い光をもっています。その様子を「いばってる」ととらえました。
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おちばはくいじめるようにまたおちる
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群馬国府小5年 藤塚 智美
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【評】落ち葉掃きしても、後から後から降ってくる落ち葉。まるで意地悪され、いじめられているよう。降りしきる落ち葉をよく表現しています。
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秋になりすずしい風がすきとおる
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前橋桃川小5年 金田 桃子
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【評】秋風の様子を、「すずしい」「すきとおる」でとらえました。「すずしい」は肌で感じ、「すきとおる」は心で感じたものです。
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空にはねいつも白い絵書いてある
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前橋桃川小5年 鯉渕 優介
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【評】「白い絵」は、もちろん雲のこと。空に浮かんだ雲を、空に書かれた絵に見立てました。だれが書いた絵になるのでしょうか。
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足長いかげの中だといいかんじ
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前橋桃川小5年 中沢 鮎美
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【評】西日に伸びた長い自分の影。もちろん足も長く伸びています。「影の中だと」足が「いいかんじ」に理想の長さになるのです。
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由比が浜町の光りが映る海
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前橋月田小6年 山本 陸
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【評】海辺での宿泊。海の新たな姿と美しさを「光りが映る」で発見しています。修学旅行の一夜でしょうが、映像として心に残ることでしょう。
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大仏や昔とちがう秋の風
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前橋月田小6年 天田 和伸
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【評】鎌倉大仏の歴史に想(おも)いをはせています。大仏は何度となく秋風を受けてきたのだという想いの中?に、実感としての歴史があります。
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紅色に染まった木々の小坂川
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下仁田小坂小6年 柳沢 大祐
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【評】紅葉した川沿いの木々。ここでは「小坂川」という固有名詞が効果的です。大きな川ではなく、身近なところに見つけた美しさです。
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一面にススキが天にのびている
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松井田西横野小6年 森木 稜た
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【評】丈高くなったススキを「天にのびている」と誇張して表現。目より高い位置のものは、見方によってはこうした世界を獲得します。
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まちじゅうがしろくそまれとさけぶ犬
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中之条中1年 山崎 明菜
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【評】犬の遠吠えでしょう。それは犬が町中雪で白く染まれと叫んでいるように聞こえるのです。作者と同じ気持ちを犬の声に見つけています。
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木にのぼるねこに柿とりたのみたい
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中之条中1年 高平 彰子
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【評】猿蟹合戦のサルは意地悪でしたが、柿を食べないネコなら意地悪はしないかもしれません。大人には真似のできない発想です。
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美冬の空カラスの声もこだまする
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中之条中1年 山田晏寿
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【評】冬の空の寒々とした感じが、「声もこだまする」で表現されています。白銀の世界で、黒い姿のカラスは存在感を増します。
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除雪車の音で目が覚めうれしくて
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六合中1年 戸嶋 美和
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【評】積雪の多い町村は朝早く除雪車を出して、幹線道路を通学や通勤のために確保します。その除雪車の音で積雪を知るのです。
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放課後の部屋の窓から見える雪
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妙義中2年 山口美香子
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【評】放課後というゆったりとした時間が、降り積もる雪を見守る心のゆとりを与えてくれます。句自体もゆったりとしたリズムです。
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自転車のサドルに霜が降りていた
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妙義中2年 田辺沙緒里
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【評】ある朝、通学のための自転車のサドルに降りていた霜。季節の推移は、いつもこうした身近な世界の中で発見されます。
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雪催天使も降ってくる予感
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高崎片岡中2年 貝瀬里恵奈
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【評】今にも雪が降ってきそうな空。でも、雪を心待ちする作者には天使さえ降ってきそう空模様。どんよりした空も輝いて見えます。
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雪催子供心を弾ませて
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高崎片岡中2年 齋藤 優衣
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【評】前句と同じ思い。でも、それをストレートに表現するという方法を取っています。時にはストレート表現が効果的なこともあります。
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火に触れて空へと戻る雪の音
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高崎片岡中2年 酒本 典明
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【評】焚(た)き火に振り込む雪。雪は一瞬にして蒸発し空へ戻ります。その一瞬を研ぎ澄ますような聴覚世界への転換「雪の音」が見事です。
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一年を振り返りながら山眠る
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高崎片岡中2年 金古 拓也
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【評】「山眠る」という擬人化された季語をいかして、一年を振り返る人々の思いを重ね合わせて表現していま?す。
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真っ白の一度も使わぬマスクかな
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高崎片岡中2年 提箸 太
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【評】白いマスクの清潔感。その清潔感を「一度も使わぬ」で表現。マスクに持っている私たちの感覚を巧みにつかみとっています。
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山で動物足跡展覧会
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六合中2年 山本美津希雪
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【評】雪にある動物や鳥の足跡。普段気づかない動物たちの世界が身近に感じられることも多いものです。「展覧会」の見立てがおもしろい。
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青々と気持ちがやすらぐ冬の空
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沼田西中2年 小野里 淳
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【評】白い雪の世界の中で見る青空が、一番青く感じられる空なのかもしれません。「気持ちやすらぐ」のは、その青ゆえでしょう。
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制服の背中輝く立志式
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小野上中2年 佐藤 莉奈
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【評】立志式に立ち並ぶ友だちを背から見ているのでしょう。背中から感じられる「立志」の思いを、「輝く」と表現しています。
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制服に冬の寒さが染みている
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小野上中2年 飯塚 泰志
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【評】「寒さが染みている」が上手(うま)い。朝に制服を着る時に感じる冷たさ。それを「染みている」で巧みに表現しています。
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高校の入試問題雪つもる
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小野上中3年 佐藤 絵理
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【評】いよいよ高校受験が近づいて、過去問題を解く日々。積雪も間近に迫ったその日を強く思わせます。表現に緊張感が感じられます。
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