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桜の木見上げてほおばる焼きそばパン
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前橋西高1年 丸橋 光
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【評】短いお昼休みを利用してのお花見でしょうか。屋台の焼きソバに代わる「焼きそばパン」で、気分を演出。青春の自画像でもあります。
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ふと思う自転車の風夏近し
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前橋西高1年 岡村 静香
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【評】「ふと思う」がなくても、中七下五の表現で十分。「ふと思う」に代わる違う視点の要素を加えれば、スケールの大きな句になります。
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弁当に桜の花びら入ってる
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前橋西高1年 柳岡 大介
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【評】もちろん最初から入っていたのではなく、弁当を開いたときに忍び込んだのです。桜の花の見事さを間接的に表現。それゆえ見事。
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燕来て家のベランダ白くなる
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前橋西高1年 奈良 徹
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【評】「白くなる」は燕の糞でしょうか。でも、季節感覚としての読みが可能。「頭の中で白い夏野となってゐる」(高屋窓秋)があります。
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残雪のはるかな山から風光る
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吾妻高2年 津久井果歩
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【評】スケールの大きな春の風景句。残雪の輝きを伝えて光る風には、作者の若い感性の清々しさも出ています。
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五時間目春めいている木陰かな
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明和県央高2年 佐藤 俊樹
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【評】「木陰」に焦点を絞って表現して成功しています。「春めく」という感覚からは遠い木陰に感じることで、春の季節感が一層増します。
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忘れられる桜の季節の誕生日
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高崎商大附高3年 黛 佳味
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【評】桜の季節は、年度替わりにも重なっています。いい季節に生まれたのですが、それゆえ存在感を示せない作者の誕生日。ユーモラス。
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桜散りラインかくれるテニスコート
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高崎商大附高3年 小野寺真澄
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【評】横山ゆかりさんの句の数日後の様子のようです。「ラインかくれる」で、散った多量の桜の花びらが暗示されています。豪華絢爛。
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