| 鈴木伸一選 |
2006年8月23日上毛新聞掲載
| 風が吹きフウセンカズラのゆれる午後 | |
| 東京農大二高2年 美細津かおり | |
| 【評】フウセンカズラは華麗な美しさで人を魅了すると言うよりは、親しみやすい愛らしさが持ち味でしょう。心がほっとする夏の午後です。 | |
| 雲がない梅雨の晴れ間のバスの中 | |
| 前橋育英高3年 永井 聡子 | |
| 【評】走るバスの窓から、梅雨の晴れ間の青空が、一枚の大きな絵のように見えるのです。夏の季節感が、さり気なく書きとめられています。 | |
| なつかしい母とはぐれた暑い海 | |
| 渋川青翠高3年 竹渕 香 | |
| 【評】眼前の海を眺めつつ、幼いころに遊んだ海を思い出している作者。迷子になったというほろ苦い記憶も、今となっては懐かしいのです。 | |