林桂選

2006年9月13日上毛新聞掲載


雷の音で目覚めた昼寝かな
高崎商大附高3年 富澤  尚
【評】「雷」も「昼寝」も夏の季語で重なっているので、相当に濃い季節感の句です。しかし、これぞ夏といった感じが楽しい句です。
浴衣着てはしゃぐ友と作る夏
高崎商大附高3年 清水 彩香
【評】中七の字足らずは「はしゃいで友と」のように整えたいところ。「作る夏」がいい。夏を積極的に過ごす姿が表現されています。
塾帰り星なき空に月見草
富岡東高3年 高木こずえ
【評】曇天で星の見えない夜。月見草が闇にほの白く咲いているのを感じながら、家路につきます。心象風景と重なるものがあるのでしょう。