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教室ではじめてきいたせみの声
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下仁田小坂小5年 新井 沙妃
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【評】教室で、今年はじめてのセミの声を聞いたということでしょう。その瞬間の新井さんのはずんだ気持ちが、すなおに表現されています。
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夕やけで海が天使のとおり道
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高崎国府小5年 木下満里子
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【評】臨海学校で見た日本海の夕焼けの美しさが、とても印象深かったのでしょう。海の上を飛んでゆく天使の姿が、私にも見えるようです。
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夕焼はあらなみの日が最高だ
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高崎国府小5年 肥留川広平
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【評】芭蕉の「荒海や佐渡に横たふ天の川」もそうですが、日本海の荒波は特に印象的。夕焼けも、見るからに堂々として力強い感じです。
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夕やけで心と心つながった
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高崎国府小5年 佐鳥 玲菜
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【評】団体行動を通して、友情や団結を深める。これが臨海学校の良さでしょう。美しい夕焼けに、みんなの心が一つにつながったのです。
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夕焼けにぽつんと立ってるぼくの花
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高崎国府小5年 田子 洋樹
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【評】これは、臨海学校での作ではないようです。家の庭か校庭かは不明ですが、田子君が大事に育てた花が、影絵のように浮かんでいます。
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夕焼けの海にうつるさどが島
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伊勢崎広瀬小5年 神足由美子
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【評】私も、夕焼けに浮かんだ佐渡島に感動した経験がありますよ。神足さんにとっても、臨海学校の一番の思い出になったことでしょう。
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ゆうやけが海にうつってかがやいた
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伊勢崎広瀬小5年 池田 優紀
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【評】前句と似た部分もありますが、こちらは夕焼けに輝く海の美しさが中心となっています。群馬には海が無いから、本当に感動しますね。
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夏休みプールの時間がまだこない
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前橋山王小6年 須田 広夢
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【評】家にいて、学校のプールが始まる時間を、今か今かと待っているのでしょう。何と言っても、プールは夏休みの大きな楽しみだものね。
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木々が呼ぶ仲間を増やせ緑たち
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前橋山王小6年 長谷川 樹
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【評】今、地球上ではものすごい速さで緑が失われています。「仲間を増やせ」という木々の声に応え、私たちも緑化を真剣に考えましょう。
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太陽とかがやく白球おいかける
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六合中1年 山本 航
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【評】太陽に力をもらい、懸命に白球を追いかける作者。「太陽と」の後ろに、「一緒に」という言葉を添えて読むといいかもしれません。
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夏の空ぽかんと浮かぶ白い球
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六合中2年 山口 悟
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【評】だれかが打った野球ボールでしょうか。まるで中空に停止したかのような表現が面白い。白々とした昼の月を描いたとも読めますが。
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人の輪に線香花火光ってる
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渋川小野上中3年 宮 ゆりか
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【評】幾人かが輪になって、しゃがんでいます。その輪の真ん中で、線香花火の小さな火が揺れています。静かで美しい、夏の終わりの情景。
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夏休み静かにゆれる制服や
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渋川小野上中3年 斉藤 千尋
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【評】夏休みの間はあまり着る機会のない制服が、部屋を吹き抜けてゆく風に静かに揺れているのです。どことなく学校が恋しそうな様子で。
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水玉を何処かへ連れ去る夏の風
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高崎片岡中3年 天井 莉奈
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【評】「水玉」は、夢や希望の象徴でしょうか。それを夏の風が連れ去ってしまうというところに、若い作者ならではの心の痛みを感じます。
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