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幸せをいっぱいくれるお母さん
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前橋細井小5年 井野 幸奈
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【評】お母さんへの感謝がストレートな言葉で書かれています。句のよしわるし以前に、作者の気持ちが句の力になっています。
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太陽がひまわり畑であそんでる
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前橋大胡小5年 藤井 楓
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【評】ヒマワリを太陽に見たてたのか、ヒマワリ畑にあふれる陽光を「あそんでる」と見たてたのか、二つの解釈が可能。どちらも楽しい。
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しずくたち水たまりにて花となる
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前橋山王小5年 小林 真依
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【評】水たまりに落ちて、波紋を広げるしずく。そのようすを「花となる」と表現。波紋が真上からみたバラの花のように見えてきます。
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海たちもクラスのみんなもおおさわぎ
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前橋山王小5年 武藤 裕子
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【評】臨海学校でしょう。クラスのみんなが大騒ぎしているだけでなく、海も大騒ぎしているという見方がいい。歓迎しているのでしょう。
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雨の音木にぽつぽつとおちてくる
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伊勢崎広瀬小5年 たかはしひろと
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【評】木の葉をたたく雨の音。雨は空から落ちてきますが、この「音」はどこからきたのでしょう。音も一緒だったという感性がいい。
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波の音夜になっても聞こえるよ
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伊勢崎広瀬小5年 西村 ゆう
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【評】臨海学校の夜。波音を聞きながら眠るという経験のない海なし県群馬の子ども。新鮮な体験だったことでしょう。
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楽しみにしていた海も雨になる
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伊勢崎広瀬小5年 志村 未来
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【評】楽しみにしていた臨海学校が雨天となってしまったのです。海に降る雨を残念な思いで見ています。「も」の使い方がうまい。
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いそ遊び海草流れてまたもどる
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高崎国府小5年 大塚 汐莉
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【評】「海草」は、波に漂う藻屑(もくず)でしょう。「流れてまたもどる」に、藻が波に漂うようすがよく描かれています。
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せみたちよ一週間を大切に
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草津草津小6年 関 竜之介
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【評】羽化してから短い命のセミ。「一週間を大切に」には、命に対する大切な思いがこもっています。もちろん、セミに限りません。
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夏のくもすずしげにゆくどこまでも
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前橋月田小6年 品田 優美
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【評】雲が涼しげなのは、地上が暑いから。雲を一服の清涼剤にしての消夏法。「どこまでも」には逃げ場のない地上が対比されています。
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雨の日にねじ花一輪発見だ
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高崎金古南小6年 須藤 風花
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【評】「一輪」は「一本」や「一茎」の方が適切でしょう。「雨の日に」がいい。いかにも、慎ましやかに咲くネジバナらしい天候です。
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風鈴がなる時夏風ふいている
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高崎金古南小6年 小池花奈子
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【評】風が吹くから風鈴が鳴るのか、風鈴が鳴るから風が吹いているのか。常識は前者ですが、見方を逆転させると詩の世界が見えてきます。
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帰り道山のてっぺん光ってた
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高崎国府小6年 矢島ひかる
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【評】残照が山の頂に残るのを見ながらの帰り道。山裾(すそ)は既に影の中です。一日の終わりの余韻を感じながらの家路です。
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にぎやかな夜の花だん花火たち
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前橋桃川小6年 武井 美久
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【評】花火をそのまま花に見たてました。夜空は花壇に早変わり。花火はおしゃべりでにぎやかな花になります。
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半そでの跡くっきりと残りけり
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渋川小野上中1年 佐藤 徹
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【評】「跡」は腕の日焼け。屋外の部活動で一夏を過ごした勲章でしょう。「けり」は詠嘆ですが、気付けばというニュアンスもあります。
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夏休み終わりを迎えた夜の風
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六合中1年 西潟 勇希
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【評】夏休み最後の日の夜。風音にあっという間に過ぎた夏休みを惜しむ気持ちが湧いてきます。感傷的な気分の伝わってくる俳句です。
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みどりの木てっぺんに太陽くっついた
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中之条中2年 新井実穂子
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【評】木の秀(ほ)に重なって見えるようになった太陽。「くっついた」がおもしろい。クリスマスツリーのように見えたのでしょうか。
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暑い日の青空光る日のひかり
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前橋二中2年 大澤 美保
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【評】「光る日のひかり」の畳みかけがおもしろい。最初の「光る」は青空。「ひかり」は太陽。光あふれる炎暑の空が、描かれています。
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せんぷうき回り始めた青い空
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前橋二中2年 下田賢太郎
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【評】「青い空」がいい。扇風機の置かれる場所からすれば、視覚的な展開ではなさそう。夏の空気を決めているような「青い空」でしょう。
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総体が終わったグラブ寂しそう
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渋川小野上中3年 佐藤 大樹
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【評】寂しそうなグラブの姿は、また作者の寂しい思いでもあります。部活動を引退しての日々。まだ、最後の大会の余韻の中にいます。
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