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初空に心も雲も揺れている
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前橋西高1年 駒場 佑也
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【評】「初空(はつそら)」は元日の空で、主に朝空の感じ。広々とした景色の中に年の改まった気分が感じられ、自分の心も空にたゆたうようなのです。
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透き通る瞳の中の雪景色
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前橋西高1年 和田まゆこ
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【評】実際の雪景色を見ながら、同時に瞳に映っている雪景色も思い描いている作者。その二つの映像が、雪景色をさらに美しくしています。
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春近しねこも最近家出気味
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前橋西高1年 緑川 未葵
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【評】身近にネコがいて、その行動パターンを熟知している人ならではの俳句。ネコも人も、春の到来が待ち遠しいのは同じなのでしょうね。
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白銀の世界に届く声一つ
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渋川高2年 佐藤 陽
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【評】感覚の鋭い作品です。一面、雪に覆われた世界に届く声。それは現実の声でもあり、大自然が発する人智を超えた声でもあるでしょう。
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谷川に白雪積もる振る竹刀
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利根商高3年 橋本 佑也
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【評】ぴんと張りつめたような冬の空気の中、気合鋭く竹刀(しない)を振る作者。そして、雪をかぶった谷川岳。私の姿勢も、思わずしゃんとします。
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板ガムがパキッと割れた冬の味
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利根商高3年 藤塚 美里
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【評】寒いときは、ガムも硬くなります。味に変わりはなくとも、パキッと音を立てて割れたことで、何となく冬の気配(けはい)を感じたのでしょう。
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