林桂選
2007年2月14日上毛新聞掲載
名月やずっと見つめる君がいる
渋川高2年 佐藤 陽
【評】「見つめる」の行為主を、「作者」ととるか、「君」ととるかで、片恋の主体が違ってきます。「作者」とるのが素直な解釈でしょうが。
一人立つ北風抜ける月の下
利根商高3年 林 伸幸
【評】孤独感とも、自負心とも読めます。寒月光と北風に曝(さら)されながらの、「一人立つ」という思い。卒業を控えての決意もありそうです。