鈴木伸一選

2007年3月21日上毛新聞掲載


川の音淵におちてくこの思い
吾妻高1年 佐藤紗也加
【評】気持ちが落ち込んだときは、確かにこんな思いがすることでしょう。ただ、それを書くことで、幾分かは癒やされるかもしれません。
手帳見る卒業の文字近くなる
渋川青翠高3年 関  愛子
【評】手帳に書き込まれた卒業式の日がだんだんと近づき、心の落ち着かない作者。希望とさびしさの交錯した複雑な思いが伝わってきます。
春が来て父と歩いた時も過ぐ
太田高3年 齋木俊太郎
【評】作者は進学を機に親元を離れ、一人暮らしを始めるのでしょう。自立への決意と共に、父親に対する感謝と尊敬の念が伝わってきます。