| 林桂選 |
2007年3月28日上毛新聞掲載
| 寒明けの雲をぼやかし迷う風 | |
| 東京農大二高1年 佐藤 絵理 | |
| 【評】「雲をぼやかし」がいい。風に吹き薄められたような雲。吹き散らかしたことで風も、自身の行く手を失ったように迷走しています。 | |
| 沖縄や冬の海とて夏の色 | |
| 共愛学園高2年 三谷 朝己 | |
| 【評】修学旅行で、冬の沖縄を訪れての俳句のようです。冬の海に感じる夏の色は、沖縄という南国への思いでもあります。 | |
| マスクさえなければ好きな春の昼 | |
| 渋川青翠高3年 細矢 恵美 | |
| 【評】マスクは花粉症対策用のものでしょう。花粉症に悩みながらも、それでも好きな春という季節。「春の昼」の結び方が効果的です。 | |