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和太鼓の音で目覚めるどんど焼き
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高崎金古南小6年 今井 仁貴
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【評】どんど焼きに和太鼓が打ち鳴らされるのでしょう。伝統的な文化が残っている地域で育つ幸せを、今井君はよく分かっているのです。
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卒業の春風のふく気持ち良さ
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伊勢崎あずま北小6年 松原 健吾
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【評】「気持ち良さ」というストレートな表現に、卒業の晴れやかな気持ちが感じとれます。「春風」を感じたのも、この思いあってこそ。
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ネコが鳴き深夜の空間きりさいた
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中之条中2年 高橋 拳斗
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【評】「猫の恋」として季題にもなっていますが、この時期の猫の鳴き声は、確かに「深夜の空間きりさいた」といえるほど鋭いものです。
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春風を君の街まで連れていく
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中之条中2年 山田 礼子
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【評】「君」に誰を重ねて読むかで、解釈もいろいろになるでしょう。春風を君の街に届けたいという形で、君への思いが描かれています。
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番犬もあくびしている日曜日
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中之条中2年 阿部 椋汰
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【評】実は「あくび」は春の季語。この番犬のあくびも春のものでしょう。家人のいる日曜日は、番犬も気をゆるめているのです。
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静かだな隣の教室机だけ
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渋川小野上中2年 横山ゆかり
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【評】三年生の教室でしょう。卒業して無人となった教室に広がる机と椅子(いす)。「静かだな」に、万感の思いがこもっています。
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朝焼けの雲動きたる小野子山
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渋川小野上中2年 平方 瑞希
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【評】「雲動きたる」がうまい。朝焼けの色を乗せながら変化を続ける雲の姿に、一日の始まりを感じとっています。格調の高い句です。
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風吹けば魔法みたいに春来る
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六合中2年 山本香杏奈
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【評】「魔法みたいに」がいい。春の到来とその変化は確かに魔法のようです。花が咲き、新芽が伸びる日々の変化の早さの形容です。
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寒風が僕らの別れをのせて吹く
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六合中3年 山本 直哉
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【評】「僕らの別れ」は卒業式。まだ寒風が残っている日なのです。「のせて吹く」は、「僕らの別れ」を心に深く刻んで残す思いからの言葉。
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