鈴木伸一選
2007年5月16日上毛新聞掲載
厚氷向こうの林が光ってる
高崎北高1年 岡田 紫音
【評】現実の情景のようでありながら、どことなく作者の心象風景とも思える不思議な雰囲気の句。林に見える光が、とても象徴的ですので。
桜なぜ加速度付けて散り急ぐ
高崎高1年 美細津吉泰
【評】サクラは、ひとたび散り始めると、後は一気という感じですものね。詩とは縁遠そうな「加速度」という語が、ここではむしろ効果的。