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帰り道向かい風から追い風へ
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前橋大室小5年 小保方 秀
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【評】季節の推移を風の変化で表したとも、一日の風の変化、道の方角の変化を表したとも読めます。どれを選択するかは読者次第です。
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オカリナが桜と一しょにひびいてる
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大泉東小5年 黒田 美咲
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【評】桜の花のかすかな動きが、オカリナの響きに共振しているように感じられるのです。世界と一体を感じた瞬間の幸福感があるのでしょう。
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外泊の夜街の灯があたたかい
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赤城養護小児医療分小6年 武石 葵
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【評】ここの「外泊」は病院から自分の家に帰って泊まるという意味で使われています。街の灯にまで、我が家の温もりを感じているのです。
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カバンから重さ感じぬふきのとう
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渋川小野上中1年 朝比奈一麿
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【評】重さをとおしてカバンを感じ直しています。日常の中で慣れて感じ取りにくくなっているものを、再確認する意識が働いています。
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わき上がる噴水の底春光る
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中之条中2年 唐澤 瑠美
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【評】噴水の穂先は陽光に輝いているのはもちろんですが、その底のところまで輝いているのです。春のまばゆさを視点よく描いています。
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太陽にベールをかける春の雲
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中之条中2年 関 拓哉
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【評】春の雲に覆われた太陽は、薄いベールをまとった姿に見えます。春の太陽と雲の柔らかい質感が感じられる作品になっています。
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水道の蛇口に春の暖かさ
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中之条中2年 柳田 聖子
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【評】水道の水も温かくなっているのでしょうが、春の日に温められた金属製の蛇口に、より春の到来を感じとっているのです。
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青空を見上げた先で恋をする
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中之条中2年 関 万葉子
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【評】「先」はいろいろ解釈ができそうです。「先」が時間的か空間的かで違ってくるからです。また「刹那」という解釈も可能かもしれません。
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合格す姉とは違う高校に
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沼田中3年 吉田 万里
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【評】姉の後を追い、姉を目標にしてきたのでしょう。しかしいま、自分の道をゆくという決意の第一歩として、違う高校に進学するのです。
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暗譜せし曲全て弾く弥生尽
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新島学園中3年 上原 茜
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【評】長年習っていたピアノを修了するにあたって、自分のために自分がする修了式なのです。思い出を甦らせながら、心を込めて弾くのです。
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