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夏の朝太陽起きたね私も起きた
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高崎堤ヶ岡小5年 山田 夏加
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【評】夏の早朝は空気もすがすがしくて、本当にいい気持ち。太陽にあいさつして、朝ごはんをしっかり食べれば、今日も一日バッチリです。
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おてんと様わたしたちのあせ田にまぜる
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前橋桃川小5年 北爪 千春
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【評】一生けんめいに田植えをしていると汗が出て、ポタポタと田に落ちます。その努力が、きっとおいしいお米になって実を結びますよ。
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帰り道自分の植えたいねを見に
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前橋桃川小5年 原 朝香
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【評】学校からの帰り道に、体験学習で苗を植えた田んぼのそばを通ったのです。苗がりっぱに育つよう、ちょっとお祈りしたくなりますね。
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熱が出た微妙につらい土日だな
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前橋粕川小5年 黒坂 将伍
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【評】微熱くらいなら寝るほどでもなく、かと言って、起きているのは何だかだるい。せっかくの休日だというのに、困ってしまいますね。
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かたつむり梅雨をしょってる重そうに
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片品武尊根小5年 千明 礼乃
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【評】カタツムリと梅雨は定番の取り合わせですが、梅雨を背負っているというのは、千明さんのすぐれた発見。「重そうに」も効果的です。
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かたつむりあさがおの葉はぼくの船
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高崎城山小5年 佐々木 楓
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【評】のろのろと重そうに動くカタツムリが、ここではずいぶん活発そうに見えます。「ぼくの船」で、いろんな所へ旅する感じですものね。
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五月雨に姉と遊ぶや日曜日
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高崎城山小5年 近藤 充人
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【評】言葉づかいや表現の仕方が大人びていて、ちょっと驚きましたが、描かれた内容は子どもらしい楽しい情景。すてきな日曜日でしたね。
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ぴちゃぴちゃと足のなる音田植えかな
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前橋新田小5年 倉林 奈生
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【評】田んぼの泥に足を入れると、ぴちゃぴちゃと音がします。なれないと動くだけで一苦労ですが、それを実際に体験するのも大事なこと。
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水たまり雨といっしょにあそんでる
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下仁田小坂小5年 永井 沙妃
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【評】水たまりに雨の小さな波紋が次々とできるのが、遊んでいるように見えたのでしょう。永井さんも、いっしょに遊んでいる感じですね。
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ブランコを少しこいだら夏がきた
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下仁田小坂小5年 黛 祐貴
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【評】ブランコを少しこいだだけで、春とはちがう風の肌ざわりが感じられたのでしょう。初夏ならではの、いかにもすがすがしい風ですね。
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自販機の飲み物変わる夏が来た
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前橋大胡小6年 本間 翔太
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【評】機械に季節感はないと思っていましたが、ちゃんとあるんですね。素直な目でものを見ることの大切さを、あらためて教えられました。
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虫たちは夏知らせたくてしょうがない
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前橋大胡小6年 中島古都美
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【評】夏になると、元気に活動する虫がたくさんいます。そんな虫たちは、夏が来た喜びを人に知らせようとしているというわけ。なるほど。
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せんぷうきもうまわってる夏がくる
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前橋大胡小6年 坂倉 和磨
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【評】もう夏が来るのか、という驚きに似た思いが、よく伝わってきます。扇風機が、何だか夏を呼び寄せているかのような感じもしますね。
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ひる休み外であそべとよんでいる
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前橋大胡小6年 田中 悠貴
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【評】遊ぼうと呼んでいるのは、友だちでしょう。でも、少し発想を変えると、校庭の木々や吹き渡る風などが呼んでいるとも思えてきます。
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太陽に向かって走る夏の風
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高崎中尾中1年 重田 望
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【評】太陽に向かって走るのは風であり、同時に作者でもあります。こんなふうに複数のイメージが重なって見えるのが、俳句のおもしろさ。
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麦秋のテストが近づく外ながめ
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高崎中尾中1年 武井 彩美
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【評】中学校に入って最初の定期テストでしょう。がんばろうという思いと、プレッシャーにくじけそうな思いが、交じり合ったような感じ。
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蛙鳴く田んぼに入る水の音
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富岡妙義中2年 奥平 依里
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【評】田んぼに流れ込む水の音には、どこか懐かしい響きがあります。身辺の風景への作者のおだやかなまなざしが、読者の心を癒やします。
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梅雨長し顔洗ってる猫を見る
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渋川小野上中2年 唐沢 達也
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【評】ネコが顔を洗うと雨になると言います。梅雨が明けず、何となくうっとうしい気分でいる作者。その青葉の部浮かない顔が見えてくるような句。
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から梅雨の空をながめるテスト中
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渋川小野上中3年 佐藤 良樹
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【評】テスト中であっても、集中力が途切れることはあります。そんなときに眺める雨の降らない梅雨空は、どことなくうつろな感じです。
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寂しいな手の上丸まるダンゴムシ
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中之条中3年 玉井 希
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【評】「さびしい」というストレートな表現が、ここではむしろ効果的。小さな虫のいのちに寄せる作者の思いが伝わってくるからでしょう。
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雨上りバケツの水に虹うつる
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富岡南中3年 萩原 雅人
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【評】現実の虹というより、雨上がりのすがすがしい気分の詩的な比ひ喩ゆとして、「虹」という語が用いられていると読む方がよさそうです。
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空高く響く号砲風になれ
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中央中等教育学校3年 矢畑 明美
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【評】「風になれ」の詩情が魅力。私は昔、陸上部に所属していたので、競技会の情景を連想しましたが、もちろん別の状況であってもいい。
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灼熱の太陽照らすベースかな
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前橋木瀬中3年 中野 健太
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【評】焼けつくような夏の日を浴び、ベースが地面から白く浮き上がって見えます。作者は野球部員かと思いますが、さすがに実感豊かです。
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夏の日の黒板見ると字が躍る
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前橋二中3年 横山 浩太
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【評】躍っているのは板書の字でしょうか。ノートに書かれた作者の字でしょうか。どちらにせよ、夏らしいはずんだ気分がよく出ています。
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