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すなはまにでっかいかめをつくったよ
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前橋桃川小5年 小倉 広夢
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【評】臨海学校での一こまでしょうか。砂浜に作るのにふさわしいものとして「でっかいかめ」を考えついたところが、おもしろいです。
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山のおく光あふるる泉かな
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伊勢崎宮郷二小6年 佐藤 瑠里
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【評】「あふるる」のような古語を立派に使えるのに感心。山奥の泉、その水の豊富なようす、澄んだようすを「光」で表現して、これも立派。
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妹を泣かせたあとの水遊び
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伊勢崎宮郷二小6年 高橋 亮
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【評】心にわだかまりを残したまま、楽しむことのできない水遊びをしているのでしょう。心の表現までできていて高いレベルの作品です。
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長谷寺のかがやく海から夏の風
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前橋荒牧小6年 山田 智大
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【評】長谷寺から輝いて見える海。そしてそこから吹いてくる夏の風。大きな景色のようすが、丁寧に描かれ、さわやかな印象を与えます。
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まだ咲かぬあじさいの葉の青さかな
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前橋荒牧小6年 高橋 瑞穂
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【評】花をつける前のアジサイ。その葉の美しい青さに着目したのは立派。よい着眼点を持つと、思いもよらぬよい句を得られます。
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夏の空その下歩く六年生
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前橋荒牧小6年 小池 雄大
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【評】夏の空と六年生だけの世界。六年生が大きく立派に見える構図です。ここには最高学年の六年生になったという意識が働いています。
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朝の富士七里ヶ浜に初夏の風
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前橋荒牧小6年 福島けやき
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【評】大きくさわやかな景色を上手に描いています。遠景の美しい富士山。近景の七里ヶ浜には、初夏のさわやかな風が吹き渡っています。
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江ノ島の空を飛んでる初夏の富士
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前橋荒牧小6年 河原 駿哉
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【評】「空を飛んでる」がいい。麓(ふもと)は霞(かす)んで富士の頂上だけが空に浮かんでみえる感じなのでしょう。「飛んでる」で高さも感じられます。
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大仏のぞうりはすごくでかかった
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前橋駒形小6年 井上 凌太
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【評】大仏が大きければ、当然身につけるもの、使うものも大きくなります。その驚きを「ぞうり」に見つけているところがおもしろい。
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学校の職員室につばめの子
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安中細野小6年 上原 守
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【評】職員室の前にツバメが巣を作っているのでしょうか。この句では、そのツバメの子が職員室に入ってきたということなのでしょう。
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朝一番朝顔のつるを巻き直す
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中央中等教育2年 諸田 遙
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【評】伸び盛りのアサガオのつるは、人間の思い通りには伸びてくれません。毎朝つるを補正するのが日課になっているのです。
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七夕のお願いごとを追加する
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富岡南中3年 飯塚 カナ
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【評】七夕の竹の短冊に書くお願いは、お願いの追加も簡単です。短冊をもう一枚書けばいいのですから。視点のおもしろい楽しい句です。
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海の家そこからにおう潮の味
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太田旭中3年 岡田 莉奈
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【評】水着に着替えるために海の家にいるのでしょう。しかし、すでにそこには潮の香りが満ちているのです。はやる気持ちが描けています。
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通学路田植えの苗に囲まれて
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前橋木瀬中3年 松本 沙耶
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【評】通学路は両脇に田んぼが広がる農道なのでしょう。田植えの季節、その苗の中を通るようにして通学します。「囲まれて」がうまい表現。
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風に舞う赤いリボンのむぎわら帽
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前橋木瀬中3年 室橋 紀恵
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【評】「風に舞う」は「赤いリボン」にかかるのでしょう。風に揺れる長いリボンの付いた麦藁(わら)帽子。持ち主は、幼い女の子でしょうね。
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ざわざわと木が話してる夏の日よ
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伊勢崎四中3年 小野寺一輝
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【評】葉擦れの音を木の会話に見たてました。茂った木立に吹く夏風。風にしたがって移る葉擦れの音は、伝言ゲームのようでもあります。
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カブトムシいとこがすいかを持ってくる
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中之条中3年 荒木 愛海
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【評】カブトムシを捕まえたのを知った近くに住む従兄弟(いとこ)が、エサのスイカを持ってさっそく駆けつけます。ほのぼのとした楽しい句です。
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青い空夏の空気を引き寄せる
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中之条中3年 小池 由紀
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【評】晴れわたった青空に、やがてやって来る夏の暑さを感じ取っているのでしょう。「夏の空気を引き寄せる」が巧みな表現です。
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あのころの猫になりたい夏の夜
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中之条中3年 山崎 えみ
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【評】「あのころ」がいつかは不明。読者がそれぞれ勝手に想像してよいのです。ただ、「あのころの猫」は、幸福だったことは確かです。
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雨音につばめのひなの声混ざる
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中之条中3年 唐澤 瑠美
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【評】雨の日のツバメのヒナ。親鳥を待ちきれず、しきりにないています。親鳥もエサが晴れの日ほど捕れず、間遠くなっているのでしょう。
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猫がいる場所こたつから日だまりに
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みなかみ月夜野中3年 高橋 香菜
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【評】季節の移り変わりを、猫のいる場所の変化で表現しています。猫もインドアからアウトドアに移るのです。季感は春でしょう。
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あまぐもが机の中をしめらせる
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渋川小野上中3年 佐藤 良樹
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【評】梅雨のすっきりしない雨雲が続いているのでしょう。その湿り気を机の中に発見する視点がよく、関連づけるための使役表現も巧みです。
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くもりぞら風がふくかなゆりの花
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渋川小野上中3年 佐藤奈美恵
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【評】「風」と「花」以外を平仮名書きしたのは、表記の工夫でしょう。曇天に吹く風に揺れる百合(ヤマユリでしょうか)が凛(りん)としています。
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