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ブルーベリーがりあまーい木にははちがいる
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前橋山王小5年 加島 楓
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【評】よく熟した木を知って集まっているハチたち。ブルーベリー狩りの目安にはなりますが、かといって簡単には近づけませんね。
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家中にうちわがたくさんおいてある
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前橋大室小6年 中澤 美幸
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【評】家中にある団扇(うちわ)から、暑い夏を見つけています。「暑い」と書くより、具体的な物事を提示する書き方が、俳句では力になります。
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たくさんの雨で地球をお洗たく
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前橋笂井小6年 山藤 采夏
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【評】雨を地球規模の大きな視点でとらえているところがおもしろい。ときどき地球も洗ってあげなくてはいけないのでしょう。
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墓参りみんなで来たよおばあちゃん
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前橋山王小6年 関 美晴
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【評】亡くなったお祖母(ばあ)さんの墓参り。家族全員で来たことを報告するのです。「みんなで来たよ」がいい。心がこもった言葉です。
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七夕や金の短冊恋模様
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高崎中尾中1年 福村 冬美
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【評】七夕の竹に書かれた願い事。金色の短冊に書かれた願い事は、「恋」の成就を願うものなのです。特別なお願いなのかもしれません。
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母がむく桃を姉とにらめっこ
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高崎中尾中1年 益井 静花
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【評】母の桃がむきあがる前から、姉妹での所有権争いは生まれているのです。それを「にらめっこ」とユーモアを交えて描いています。
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卒業式友達と泣く帰り道
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高崎中尾中1年 榊原 悠史
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【評】卒業式を終えての帰り道。大勢の同級生と別れて、親しい友達と二人きりになったときに、堪(こら)えていた涙がこみ上げてきたのでしょう。
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ぼくの口葡萄の種が舞っている
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高崎中尾中1年 紋谷 友行
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【評】「舞っている」がおもしろい。口の中で動き回る種。種を舌で探しながら出そうとするのに、逃げ回っている様子なのかもしれません。
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山の中歩いて行くほど霧増える
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前橋桂萱中1年 樋口 恭子
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【評】自分の行為と霧を関係の中で捉(とら)えます。ただ霧が濃くなったのではなく、自分の歩く行為の結果の一つとして霧は立ちこめているのです。
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赤城山涼しさ合わせ秋が来る
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前橋桂萱中1年 高橋 里奈
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【評】「涼しさ合わせ」がいい。涼しいと感じる場面場面が、やがて秋を実感させるのです。赤城山はいち早くそれを感じさせる場所です。
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大沼でカッターをこぐ霧の中
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前橋桂萱中1年 島田 麻央
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【評】赤城大沼でのカッター漕(こ)ぎ。淡々と情景を描写していますが、最後の「霧の中」が効いています。幻想的な体験となったのでしょう。
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太陽が尾瀬の景色を見ていたよ
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前橋二中2年 君山 遙香
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【評】尾瀬ヶ原にあまねく注ぐ太陽の光。それを太陽が尾瀬を見ているさまに感じ取りました。尾瀬の美しさも太陽光の輝きも感じられます。
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残された寂しさよびだす風鈴かな
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前橋南橘中3年 水出 奈美
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【評】「残された寂しさ」は、留守番のときなどを考えればいいのでしょう。時折鳴る風鈴の音が、自分の今の寂しさを思い起こさせるのです。
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弟のかがやく笑顔に風はふく
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中之条中3年 山口 志織
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【評】弟さんのさわやかな印象を描きます。「追憶のもつとも明るきひとつにてま夏弟のドルフィンキック」(今野寿美)を思い出します。
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一日の思い出雲にのせている
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中之条中3年 大前 真弓
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【評】「雲にのせている」がうまい。遠く雲に視線を遊ばせながら、一日を振り返っているのです。楽しく、充実した一日だったのでしょう。
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自転車の速さで痛い雨のつぶ
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中之条中3年 小嶋 達也
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【評】突然の雨なのでしょう。逃げるように自転車のスピードを上げると、大粒の雨が痛く感じられるほどなのです。夏の驟雨(しゅうう)でしょうか。
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