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自己紹介父ちゃんの前でもう一回
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前橋大胡小5年 渋谷 伶
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【評】授業参観で自己紹介をしたようです。授業参観できなかったお父さんのリクエストで、もう一度家で自己紹介を演じたのでしょう。
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つくしんぼぼくの頭とよくにてる
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前橋大胡小6年 茂木 涼介
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【評】ツクシに似ている頭というのですから、丸刈りなのでしょう。ツクシを見て自分の頭を思い出す思考の回路がユニークです。
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妹のパジャマは全身ピンク色
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前橋山王小5年 柳 侑歩
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【評】ピンク色が大好きな妹さんなのです。選んだパジャマの色もピンク。ご機嫌な妹さんのようすも感じられて楽しい句です。
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春になり金魚も春の香りする
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前橋山王小6年 中島由利也
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【評】「金魚も春の香りする」はステキなフレーズです。「春になり」と説明する言葉でない方が、よりこの言葉が輝くように思います。
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修学旅行頭の中に町描き
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前橋山王小6年 栗原 有加
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【評】修学旅行前の調べ学習でしょう。いろいろ調べていると、町のようすが頭の中で思い描けるようになってゆきます。後は行って確認です。
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新学期かばんの中もピッカピカ
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前橋粕川小6年 高瀬 唯
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【評】一年生でしょう。ピカピカなのはカバンの中身まで同じ。カバンの中まで描くことで、一年生の新しい生活ぶりが表現されています。
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たんぽぽのまぶしい色が好きになる
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前橋新田小6年 轟 翔貴
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【評】色には色彩と明度がありますが、タンポポの黄色を「まぶしい色」と明度でとらえています。「好きになる」という表現が生きてきます。
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はなみずき家族みんなの散歩道
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高崎城山小6年 山口 歩美
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【評】花水木が街路樹として植えられているのでしょう。花の時期は、咲きほこった道を、家族みんなで散歩しながら楽しみます。
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退院まであともう少しさくら咲く
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赤城養護小児医療分校6年 岡芹 拡紀
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【評】退院の目途がたってきたのでしょう。「さくら咲く」には、喜びも、退院してから見たかったという残念な思いも感じられます。
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春風や骨延長がもうすぐ終わる
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赤城養護小児医療分校6年 信澤 睦美
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【評】「骨延長」は治療法。もう少しで治療が終わる喜びと「春風」が重なります。「もうすぐ終わる」の字余りに万感の思いがあります。
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春の風夏の風ともまざってる
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中之条中1年 高平 翔大
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【評】投稿作品の中には類想句はありますが、「夏の風ともまざってる」という微妙なニュアンスの表現は、作者の力とするべきでしょう。
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がんばれとでっかい空が言っている
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中之条中1年 狩野 未希
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【評】「でっかい空」がいい。励ましてくれる存在としての空の表現です。「大きな空」では、心に響いてこないことでしょう。
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五月晴れブラシをかけた制服に
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渋川小野上中1年 青木 涼太
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【評】小学校にはなかった制服。ブラシをかけて着る中に、学校生活を大切にしている思いも感じられます。五月の陽を受けた制服の輝き。
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いってきます初日の朝の深呼吸
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六合中1年 鈴木 悠
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【評】中学校へ登校をはじめる朝の一場面なのでしょう。「朝の深呼吸」に、新しい生活への緊張感が表現されています。
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銀の空しんしんと泣く菜種梅雨
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高崎中尾中2年 福村 冬美
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【評】「銀の空」がいい。曇り空の表現としては「灰色の空」が一般的ですが、「銀の空」で「しんしんと泣く」という擬人法も生きました。
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髪をゆう姉の横顔春うらら
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高崎中尾中2年 渡辺 玲
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【評】「春うらら」に、お姉さんの楽しいそうなようすまで感じられます。与謝野晶子の歌も思い出させてくれます。
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春の雲同じ歩はばで歩いてる
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高崎中尾中2年 塚越瑛理香
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【評】春の雲が「私」と同じ歩幅で歩いているという意味なのでしょう。人の動きに連れて動いて見える雲を巧みに表現しています。
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風光るみんなの顔も光りだす
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前橋木瀬中2年 つづきみほ
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【評】「みんなの顔」に宿る光は、希望ややる気から来る表情の輝きです。光風の季節の中で、仲間の気持ちも高揚しているのです。
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ハニかんでできるえくぼが愛しいよ
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前橋木瀬中2年 今村梨沙子
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【評】「ハニカミ王子」のことではなく、身近にいて、ひそかに思いを寄せる人がモデルでしょうね。「えくぼ」には、不思議な魅力があります。
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夕焼けといっしょにきえるばらの赤
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前橋木瀬中2年 飯塚 千紘
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【評】夕焼けが消えるとともに、夕闇の中に消える赤いバラ。美しい風景が暗転する一瞬をドラマチックに描き出しています。
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たくさんのことやり残し新学期
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尾澤 有輝
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【評】新学期というと、これからを考えることが多いのですが、この句のように積み残しを抱えたままということの方が現実的です。
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雨が降り静かな町に音はずむ
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神流中里中2年 新井 志穂
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【評】「静かな町」だからこそ雨音が「はずむ」のです。雨音が弾んで聞こえる町。静けさに満ちた町の趣深い魅力を伝える句です。
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サクラ散る青空の下歩み出す
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前橋南橘中3年 近藤 里菜
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【評】「歩み出す」は新学期の精神的な思いも込めてのものでしょう。「サクラ散る青空の下」は、自祝の思いが反映した風景でもあります。
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コート内桜でラインが見えないよ
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安中松井田東中3年 永井 伶奈
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【評】一面に散り敷いた桜の花びらでテニスコートのラインが隠れてしまうのです。豪華な桜の花の美しさの表現となっています。
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意気込みを桜が照らす部活中
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渋川小野上中3年 佐藤智菜津
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【評】「桜が照らす」がうまい。桜の花明かりのもとで一心に部活動に励んでいるのです。この「部活」も、テニスでしょうか。
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すぶりして汗がよくでる五月晴れ
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渋川小野上中3年 朝比奈英世
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【評】素振りは野球かテニスの練習でしょう。「汗がよくでる」がいい。暑くなってきた「五月晴れ」の気候が表現されています。
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