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じゅくまでのとおいみちのり夏の日々
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前橋大胡小5年 田中 咲綾
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【評】がんばって勉強しようという気持ちと、ちょっとつらいなあという気持ちが半々になったような、複雑な表情の俳句だと思いました。
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太陽とあせとどろとで草むしり
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前橋大室小5年 萩原木の香
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【評】照りつける太陽。流れる汗。手足をよごす泥。一読、草むしりの大変さがよく分かります。もちろん、萩原さんががんばったことも。
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なえ達が次々植えられ前ならえ
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前橋桃瀬小5年 黒沢 月乃
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【評】田植えの体験学習をしたのでしょう。順番に植えられた苗が、何だか前ならえをしているように見えるという、おもしろい着想の俳句。
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夏の川川はゆらりとながれてる
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前橋桃瀬小5年 福島健太郎
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【評】「ゆらりと」という表現から、ある程度の大きさの川が想像されます。水を豊かにたたえつつ、静かに流れているといった感じですね。
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プールとは魚になれる時間だよ
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前橋大胡東小5年 藤井 華
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【評】私は水泳がへたなので、魚のように泳げる藤井さんがうらやましく思えます。いよいよ夏本番。魚になって思いきり泳いでくださいね。
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夏の海なみがよろこび音立てる
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前橋山王小5年 桑原禄愛那
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【評】似た作品はありますが、それでも、この句の生き生きとした夏の海らしさは、十分に魅力的。私の耳にも、波の音が聞こえてきますよ。
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家の中せん風機の音雨の音
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高崎城山小6年 近藤 充人
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【評】梅雨どきは湿気が多いため、ひどくむし暑い日がありますね。同時に聞こえてくる扇風機の音と雨の音に、季節感がよく出ています。
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シャラの木よ自分の色を何と言う
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榛東南小6年 佐藤 晃征
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【評】シャラの白い花には、なるほど何色にも染まらない清らかさがあるようです。何かにつけて色分けをしたがる人間は、反省が必要かも。
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梅雨の中魂込めてホームラン
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榛東南小6年 吉田 翔平
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【評】「一球入魂」という言葉がありますが、吉田君の一打も、まさにそんな感じだったのでしょう。梅雨空も吹き飛んでしまいそうですね。
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紫陽花の後ろに見える妙義山
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安中松井田東中1年 山田 侑
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【評】しっとりと落ち着いた趣のアジサイと、峨峨(がが)たる姿の妙義山。まるで絵画を見るような構図ですが、それをうまく俳句にまとめました。
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夏の木々みんなそろって歌い出す
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中之条中1年 原沢 彩香
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【評】強めの風に、木々がいっせいに揺れ出したのです。それが、歌っているように見えたのでしょうが、いかにもさわやかでいいですね。
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家の田にほたる戻りて父笑う
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渋川小野上中1年 野村 聡太
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【評】しばらく見なかったホタルが戻ってきました。それだけ環境が良くなったということでしょうか。お父さんの喜びが、よく分かります。
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テスト中ひらひら飛ぶよ蝶々たち
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渋川小野上中2年 小野恵里佳
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【評】チョウは現実のものとも、作者の脳裏に浮かんだイメージであるとも読めます。後者の方が、多くの人の共感を呼ぶかもしれません。
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皿の上鰺も反り返る暑さかな
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渋川小野上中3年 樋田 真季
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【評】「兎も片耳垂るる大暑かな」(芥川龍之介)という句を思い出しました。アジもウサギも人間も、あまり暑いと参ってしまうのは同じ。
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銀色の空を見上げて夏をきく
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前橋木瀬中2年 柿沼 光
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【評】梅雨空などは鈍い銀色という感じもしますが、そうした事実関係の穿鑿(せんさく)より、作者の内面風景として「銀色の空」を理解したいですね。
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すり減った黄色いチョークのような僕
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前橋木瀬中2年 松浦天矢斗
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【評】私も作者と同年代のころは、自分を矮小(わいしょう)化して、なかなか自己肯定感を持つことができませんでした。ですから、この句に共鳴します。
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日が差して川が輝く山女かな
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下仁田中3年 柳沢 大祐
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【評】「輝く」が、川の水とヤマメの銀鱗(ぎんりん)の両方に掛かるのがいい。作者が釣り上げたのだとすれば、その歓声までもが輝いている感じです。
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新緑の緑が映える西陣織
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前橋広瀬中3年 一場 璃子
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【評】修学旅行俳句は、どうしても寺社仏閣が多く詠まれますが、この作品は、西陣織の美しい色合いと新緑がうまく結びついて、好印象。
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