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かんかん晴れその日に植えた米の苗
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安中九十九小5年 小板橋直樹
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【評】学校の田植えの体験学習でしょう。雲一つ無い晴れの日に植えました。貴重な体験はその日の天候まで鮮明に記憶に残してくれます。
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四時十五下校途中にかねがなる
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前橋大胡小5年 石村 航平
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【評】四時十五分は下校の鐘なのでしょう。既に学校を出て家に向かっている道の後から、追いかけるように聞こえてきた鐘の音です。
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いっぱいのプールの水に日が当たる
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高崎堤ケ岡小5年 羽鳥 早映
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【評】日に輝きまぶしいばかりのプール。「いっぱいのプールの水に日が当たる」すべての言葉にワクワクした気持ちがこめられています。
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ありさんにしょっぱいあせがたれちゃった
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高崎堤ケ岡小5年 中島 真琴
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【評】「しょっぱい」というからには、口にも入ってきた汗です。日盛りの中でのアリの観察。思わずアリに汗が落ちてしまったのです。
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麦畑巨人が乗ったあとがある
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高崎堤ケ岡小5年 田中 千大
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【評】麦畑の一部が、雨や風で倒れてつぶれてしまっています。まるで巨人が腰掛けた跡のようだと感じたのです。たとえ表現が効果的です。
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夏の月チーズみたいにとろけてる
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高崎堤ケ岡小6年 福田 恵大
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【評】熱帯夜でしょうか。月も暑さで、とろけるチーズのようにとろけて感じられるのです。暑い夜のようすを伝えるのに効果的な表現です。
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八まん宮空にのびてく大イチョウ
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前橋新田小6年 桜井 瀬奈
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【評】鶴岡八幡宮のイチョウです。「空にのびてく」にイチョウの大きさが描かれています。階段下から振り仰いだ視線も感じます。
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イルカはねナスのかんしょく水しぶき
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前橋桃瀬小6年 高橋 洋充
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【評】イルカショーの中で、実際にイルカに触れるチャンスがあったのでしょう。その感触をナスのようだというのが愉快。読者にも意外。
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体内は大仏のねつであたたかい
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前橋駒形小6年 菅原 彩楓
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【評】鎌倉大仏の内部が狭い、暗いはよくあるのですが、温かいは少ない。太陽で温められた金属の大仏の熱がそのまま広がっているのです。
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ふんすいに足をつっこむ弟かな
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前橋山王小6年 栗原 有加
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【評】噴水が楽しく感じられたのでしょう。ぬれるのを気にしないで足を入れて遊びはじめます。「つっこむ」に元気なようすが出ています。
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トカゲの尾新しい尾は緑色
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高崎城山小6年 近藤 充人
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【評】自切といって危険から身を守るために、トカゲは尾を切ることがあります。また生えてくるのですが、その新しい尾は緑色。発見。
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白イルカ雨でも水にぬれている
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前橋新田小6年 小島 健
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【評】水にすむ白イルカは、晴れても雨でもぬれて生活しています。普通は「晴れでも」というでしょう。「雨でも」の矛盾表現が効果的です。
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歩いては雨のにおいをなつかしむ
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前橋大利根小6年 斎藤 雅
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【評】雨に降られた修学旅行。普段の生活の中では嫌だと思う雨も、旅情の中では違ってきます。「なつかしむ」は、そんな気持ちです。
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かえるはね一ぴきなくとみんななく
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前橋桃川小6年 新家 桃子
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【評】カエルが鳴き交わしているようすは、たしかに「一ぴきなくとみんななく」と言えるものです。鳴くようすをよく観察しています。
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うちのねこ小玉すいかによくにてる
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前橋大胡小6年 深沢麻衣子
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【評】トラしまの猫が丸くなって寝ているのでしょう。たとえに「小玉すいか」を思いついたところがおもしろい。大きさまで想像できます。
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登校中ウグイスの声まねしてる
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前橋大胡小6年 大崎 芽衣
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【評】ウグイスの声をまねしながらの登校。おそらくまねするきっかけは、実際にウグイスの声を聞いたからでしょう。のどかな登校風景。
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犬の耳風にふかれてたっている
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前橋大胡小6年 山田 さな
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【評】普段は耳がねている犬なのでしょう。風に吹き立てられただけでなく、風が出す音を聞くために自ら立てているのではないでしょうか。
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山頂の雲にさわって帰りなさい
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中之条中1年 関 直人
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【評】霧が雲のようにまいている山。山頂まで行けば雲に触れるように思われます。「雲にさわって帰りなさい」は誰の言葉なのでしょうか。
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青空に太陽光るプールの日
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渋川小野上中1年 佐藤絵里奈
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【評】「青空に太陽光る」は、当たり前のことを当たり前に言っているようですが、「プールの日」だと思うと特別な印象を受けるのです。
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水色だ朝の教室すずしいよ
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渋川小野上中2年 小野恵里佳
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【評】早朝の教室。まだ涼しい空気で満たされています。「水色だ」はその感覚が呼び寄せた色彩です。教室に水が張っているような涼感です。
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若竹が今日も空へと歩いてく
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高崎中尾中2年 岩崎 駿
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【評】「歩いてく」がおもしろい。「伸びてゆく」いう表現が一般的でしょう。振り仰いだ竹の感じが「歩いてく」なのかもしれません。
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灼熱日ハンカチずっとにぎってる
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高崎中尾中2年 松浦 知史
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【評】ハンカチが手放せない猛暑日。無意識の内にずっと握りしめて一日を過ごしました。そのことに気づいてまたあらためて暑さを感じます。
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南風吹いて楽譜がとんでいく
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高崎中尾中2年 高橋 凪央
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【評】屋外での演奏でのことでしょう。南風に楽譜が飛ばされてしまうハプニング。小さなパニックが演奏者に広がっていったことでしょう。
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