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秋の朝風におされるランドセル
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前橋桃瀬小5年 海沼みきな
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【評】「おされる」から、秋たけなわのさわやかな風というより、冬の到来を予感させる、ひんやりとした晩秋の風といった印象を受けます。
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秋の風紙飛行機を木の上へ
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前橋駒形小5年 関口 幸夏
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【評】秋風のいたずらで、紙飛行機が木に引っかかってしまいました。ちょっぴり残念だし、さびしくもある。それもまた秋らしい気分です。
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あきの川もみじがういてはしゃいでる
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前橋桃川小5年 渡辺 みく
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【評】静かで、どことなくさびしそうな感じもする秋の川に一枚、まっ赤な紅葉が落ち、そこだけが、急に華やいだ雰囲気に変わったのです。
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鉄棒の冷たさ最近手に残る
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前橋桃川小6年 砂川 司
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【評】鉄棒の冷たさが、ずいぶんと手に残るようになってきました。冬が駆け足で近づいているということを、学校生活の中からとらえたのがいいですね。
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秋の朝赤城のすそのを目でたどる
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前橋下川淵小6年 今井 順平
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【評】「上毛かるた」にもある通り、赤城山のすそ野は、なだらかに長く伸びています。おだやかに晴れた秋の朝、そのことをあらためて実感した今井君です。
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大仏にもみじ一枚舞い落ちる
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榛東南小6年 清水あず美
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【評】修学旅行で訪れた晩秋の鎌倉。大仏に紅葉が舞い落ち、絵のように美しい光景が目の前に広がります。すてきな思い出になりましたね。
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こうようの木の間から大仏だ
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榛東南小6年 園田 大嗣
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【評】紅葉の木々の間から見える大仏。参道を一歩一歩踏みしめ、徐々に大仏に近づいてゆくときの気持ちの高まりが、よく伝わってきます。
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冬の朝胸いっぱいにいい空気
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伊勢崎あずま南小6年 千葉 一貴
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【評】冬は空気が澄んで、深く息を吸えば、胸の中まで清められるような気がします。背すじをぴんと伸ばし、今日も元気に過ごしましょう。
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弟といっしょにならした除夜の鐘
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中之条中1年 小渕奈津美
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【評】弟をかわいがる姉。姉を慕う弟。「いっしょにならした」という表現から、そのことがよく分かります。来年も、きっといい年ですよ。
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また明日去り行く友は秋の風
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中之条中1年 小林 将也
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【評】別れのあいさつを交わし、去ってゆく友だち。遠ざかる背中が、やがてたそがれの中に消えてしまいます。後には、秋風だけが吹いて。
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冬の夜空にこぼれたオリオン座
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中之条中1年 吉沢 優
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【評】冬の代表的星座であるオリオン座が、澄んだ夜空に、神様の手からこぼれ落ちたガラス玉のように輝いています。実に美しい情景です。
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両親の喧嘩の後の金木犀
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前橋六中1年 六本木いつき
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【評】夫婦の間でも親子の間でも、。いさかいはときとして起こります。でも、キンモクセイのやさしい香りが、ほどなく仲直りをさせてくれることでしょう。
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秋風がふきこむ教室しずかだな
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渋川小野上中1年 飯塚 美咲
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【評】授業時間中の学校は思いのほか静かで、場合によっては、気が抜けるほど。学校生活を通して、秋の季節感がよくとらえられています。
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目を覚ます冷たい空気深く吸う
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渋川小野上中3年 唐沢 達也
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 | 【評】夜中に、ふと目覚めた作者。冷たい冬の空気を深く吸い、再び眠ったのでしょうか。逆に、ますます目が冴(さ)えてしまったのでしょうか。
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帰り花蛍光灯が照らす夜
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高崎中尾中2年 陳 文博
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【評】冬の暖かさに、時ならず開いた帰り花。蛍光灯の人工的な光に照らされて、どこか不可思議な雰囲気を漂わせているようにも見えます。
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北風や登校中に鬼になる
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前橋春日中2年 藤原 麻衣
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 | 【評】「鬼になる」に仰天しました。北風に髪を逆立てた姿の比喩(ひゆ)かと思う一方、北風の冷たさに、心がすさんできたことを表現したとも受け取れるでしょう。 |
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冬近し空がつめたくかざられる
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前橋春日中2年 渡辺 郁
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【評】空気が澄んだ冬の空。昼は冷たくもすがすがしい青が広がり、夜は満天の星が光り輝くでしょう。人知を超えた自然の力を感じますね。
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