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秋ですよみんな集合あかとんぼ
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前橋桃川小5年 小林 朋美
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【評】赤トンボに呼びかける言葉になっています。たくさんの数で群れて飛んでいる赤トンボらしさも表現されていて、楽しい句です。
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絵をかく会教室みんな水の音
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前橋駒形小5年 石沢 栞名
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【評】授業か放課後の部活動か絵画の塾か分かりませんが、みんな熱心に絵筆を取っています。水彩絵の具の筆を洗う水の音が時折する静寂。
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いねをかるぼくは人間コンバイン
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前橋大胡小5年 岡田 和樹
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【評】早くたくさんの稲を刈れる作者。自称「人間コンバイン」なのです。自分を機械(ロボット)のように見立てる視点がおもしろい。
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金曜日帰り道にね風がある
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前橋大胡小5年 高橋 瑞季
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【評】「風がある」がおもしろい。風が吹いていることを「風がある」とも言いますが、この句は風がモノのように感じられて不思議です。
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日なたではねこもねるけどおれもねる
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前橋大胡小6年 荻原 拓真
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【評】猫と仲良く日なたぼっこ。気持ちよさそうに寝ている猫。そして「おれ」も。「おれもねる」がユーモラス。笑いを誘います。
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秋になりお日様少しねむたそう
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前橋大胡小6年 西田 実穂
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【評】夏の輝きを失った太陽を「少しねむたそう」と表現しています。愉快なたとえです。きっと夏の太陽は大きな目をあけていたのです。
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秋風が静かに波をなでている
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榛東北小6年 小野 詩織
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【評】秋風で立つ波を擬人法で表現しています。風は、優しく頭をなでるお母さんのようで、波は甘える子どものように見えるのです。
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耕せばほんのり香る秋の土
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前橋山王小6年 栗原 有加
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【評】すき返されることで香り立つ土。秋耕の土でさえも生命感にあふれているのです。それを「ほんのり香る」で表現しています。
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帰るとき上着のチャックあげている
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前橋桃川小6年 久保 理沙
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【評】無意識のうちに上着のチャックを閉めている自分に気づきました。その無意識の行為に、寒くなった季節を実感しているのです。
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絵を書く時わたり廊下はかなり寒い
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前橋下川淵小6年 久保田美砂
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【評】冬の渡り廊下の体感温度は低く感じます。体育館への体育着での移動の時など特にそう。そこを写生の場所に選んでしまった作者です。
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青空にもみじいろづく円覚寺
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吉井馬庭小6年 森川 友秀
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【評】修学旅行での作品です。「青空にもみじいろづく」の切り取り方が巧み。青空を背景にしてこそ一段と映える紅葉の色なのです。
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さつまいも土の中で授業する
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中之条中1年 広川 隆一
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【評】メダカの学校が川の中ならば、サツマイモの授業は土の中で行われているに違いありません。童話的な想像力を働かせた句です。
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小春日和私の心があたたまる
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高崎中尾中2年 竹川かざり
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【評】小春日和の中での日なたぼっこ。体だけでなく心まで温かくなる感じがします。寒い季節だからこそ感じる温かさを巧みに表現。
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毛糸編む祖母のとなりで一眠り
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高崎中尾中2年 小林 瑞希
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【評】こつこつと根気強く毛糸を編み続けるおばあさん。話し相手をしていた作者もつい睡魔に襲われてしまうような気長な作業です。
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夜が明けて霧があいさつ山の朝
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高崎中尾中2年 深沢 佑樹
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【評】山の夜明け。霧が一面にまいているようすを、霧の「あいさつ」に見立てました。朝夕に霧がまくことの多い山の天候をおもしろく表現。
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冬の風窓開けてすぐ目にしみる
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高崎中尾中2年 小山 一樹
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【評】たしかに冬の風は目にしみます。外気の冷たさを最初に感じたのが目だという発見がいい。小さな発見が言い止める真理があります。
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柿落葉母の思いに揺れ惑う
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高崎中尾中2年 斉藤 瑞穂
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【評】「母の思い」は作者の母への思いとも母本人の思いとも読めてます。「揺れ惑う」が作者の心になるか柿若葉になるかで違ってきます。
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初時雨降りしこの道歩む僕
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高崎中尾中2年 尾田 優希
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【評】「この道歩む僕」に決意のようなものを感じます。寒さに向かう「初時雨」の季節の中で自分の道を見つめる姿勢がすがすがしい。
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雪の上小鳥の足跡一番のり
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前橋桂萱中2年 牧野 晴香
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【評】降り積もった雪の上。最初に足を踏み入れるのはわくわくします。でも、よく見ると大抵は小さな鳥の足跡が一番乗りで付いています。
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ヘタだけどもらってくださいこのマフラー
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前橋春日中2年 久家さつき
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【評】手編みのマフラーをプレゼントするときの言葉がそのまま俳句になっています。完成度は市販品に負けても気持ちは負けていません。
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秋風に吹かれて始まる徒競走
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下仁田中3年 森田 賢人
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【評】徒競走が始まる前の緊張感が描かれています。「秋風に吹かれて」待つ間から、気持ちは既に徒競走の中にいるのと同じなのです。
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