鈴木伸一選
2009年1月7日上毛新聞掲載
ふりむくと桜の木だけが私を見てる
共愛学園高2年 横田 実里
【評】「桜の木」は花盛りとは限りませんが、この句の夢うつつの境にいるような不思議な雰囲気には、やはり満開の桜がふさわしいですね。
雪の声母とよく似た子守歌
渋川青翠高2年 干川伊代菜
【評】「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ」(三好達治)という詩と同様、作者も降り積もる雪に、母の懐に抱(いだ)かれているような感覚を持ったのでしょう。