鈴木伸一選

2009年6月17日上毛新聞掲載


飲む時は美人になれるラムネかな
前橋西高1年 村上 琴祈(ことね)
緑陰でおしゃべりしてる昔の子
高崎高3年 美細津(みさいづ)吉泰(よしやす)

【総評】『こどもの詩』(川崎洋編・文春新書)という本に、こんな作品がありました。「わたしはけむしですけど/ふんづけないでください/だって/からだぜんたいであるくから/はやくすすめません」(竹田颯・6歳)。題名は、ずばり「けむしのきもち」ですが、このように自分以外の虫や草花、お日様や雲などになったらどんな気がするか。そんなことをいろいろと想像してみるのは、俳句でも本当に大事です。さらに、家族や友だちや先生など、まわりの人たちの気持ちも思いやることができるようになれば、もっとすばらしいですね。