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駅ビルの駐車場から見る花火
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熊谷女子高1年 新井 美紀
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【評】偶然揚がった花火とも、よく見えるところを探した結果とも考えられます。意外性のある駐車場が効いています。
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ビー玉をなめてみたいな夏の午後
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熊谷女子高2年 三輪 優実
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【評】梶井基次郎の「檸檬」が、句の下敷きにあるのかもしれません。それにしても、感性のよい句です。
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亡き祖母の手作りパジャマに包まれて
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熊谷女子高2年 中村 可奈
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【評】現在も着られるサイズのパジャマということは、おばあさんが亡くなったのも遠い日のことではないのでしょう。
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| 秋風を肌に感じて課題やる |
| 熊谷女子高1年 佐伯 真琴 |
| 橋の上夕焼空に明日を見る |
| 熊谷女子高1年 塚本 紗織 |
| 心臓の音だけ聞こえる青の中 |
| 熊谷女子高2年 坂本 知子 |
| 祭あとまだ眠ってる昼の街 |
| 熊谷女子高2年 曽根友梨子 |
| 昔ほど遊べる夏はもう来ない |
| 熊谷女子高2年 棚沢 友美 |
| 太陽の下で踊った十七の夏 |
| 熊谷女子高2年 根岸 円花 |
| 振り返る帰宅途中の祭りの音 |
| 熊谷女子高2年 杉田 芽衣 |
| 君は元気ですか風鈴見て想う |
| 熊谷女子高2年 関 愛美 |
| 恋したい高二の夏に金魚すくい |
| 熊谷女子高2年 平塚 祥恵 |
| 鬱鬱と土手の草花羨まし |
| 熊谷女子高2年 木村 有里 |
| 昼下がりのん気な口笛吹いてみる |
| 熊谷女子高2年 成田 沙紀 |
| 盆が来て祖父の寝言は軍歌かな |
| 熊谷女子高2年 佐藤 智 |
 | 【総評】自由律俳句というのがあります。575の定型にとらわれない形式です。575より短いのを短律、長いのを長律と呼んでいます。大正時代などかつて盛んに作られていましたが、現在は作られることが少なくなってしまっています。新しいリズムを作るのですから、大人には難しい形式だとも言えます。しかし、子ども俳句には豊かな可能性がありそうです。特に575のリズムが難しい小学校低学年では、大人にない鋭い感性を直接定着させる方法として有効です。かつてこの欄で選んだ「おちばはすみっこがすき」(小2・村上亜美加)は、今も私の愛唱句です。もう一度こんな句に出会えたらいいなと思っています。
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