鈴木伸一選

2009年10月21日上毛新聞掲載


秋の日に多くの笑顔過ぎてゆく
共愛学園高3年 品川茉莉花

【総評】突然ですが、ここで連想ゲームに挑戦!みなさんは「あかちゃん」という単語から、どんなイメージがわき、どんな言葉が浮かんできますか?岩手県の小学3年生三浦匠君は、「やわらかい」とか「ぷにぷにしている」とかいったイメージを思い浮かべました。では、続けて「やわらかい」「ぷにぷに」から、さらに別のイメージを連想してください。ちなみに、匠君が思い浮かべたのは「とうふ」でした。そこで、「あかちゃん」と「とうふ」という一見すると無関係なもの同士が、匠君の頭の中で結び付き、「あかちゃんをとうふのようにだっこした」という、すばらしい俳句になりました。これは青少年俳句の全国大会で大きな賞を獲得した作品ですが、一つのイメージから連想をさまざまに広げてゆくことの大切さを、私たちに教えてくれますね。