林桂選

2009年10月14日上毛新聞掲載


のうりょうさいぱぱがはじめてうたったよ
前橋大室小2年 関野 温美(あつみ)
【評】納涼祭のカラオケ大会でしょう。パパが歌うのを初めて聞いた作者。パパの新しい姿を発見したのです。
せみのこえピアノの音についてくる
前橋大胡小2年 すとうさき子
【評】ピアノの練習。その音についてくるように鳴くセミ。一緒に練習しているような気分になってきます。
暗唱はぜったいいつもじいちゃんと
前橋山王小3年 桜井あかり
【評】暗唱の宿題を聞いてくれる相手は、おじいさんと決めているのです。丁寧に聞いてくれるのでしょうね。
びょうしつのがかみの自分とにらめっこ
前橋山王小4年 広田 大輔
【評】入院したのでしょう。ひとりの時間を鏡の自分と会話して過ごします。元気な顔をつくってみるのでしょうか。
夏休みいかほおんせんゆげがでる
前橋山王小4年 郡山 由美
【評】夏休みに家族で伊香保温泉に行ったのでしょう。「ゆげがでる」がいい。「温泉」を湯気に実感しています。
じいちゃんと四国巡礼夏休み
前橋山王小4年 桑原立太郎(りったろう)
【評】夏休みに、おじいさんと四国巡礼をしたのです。一生忘れることができない貴重な体験になったことでしょう。
とってみろぼくのまんまえ赤とんぼ
高崎堤ケ岡小4年 佐藤 颯人(はやと)
【評】目の前に捕つかまえてごらんと挑発するように飛ぶ赤とんぼ。確かに赤とんぼはこんな飛び方をすることがあります。
すずむしはあきになくむしよるになく
前橋月田小1年 まつむらたいじゅ
いもうとをいつもだいすきいつもだよ
前橋山王小1年 しおつぼしゅんすけ
なつやすみゆめいっぱいのはなびだな
前橋勝山小2年 ながいたかや
あきのそら海のなみみたいになってるよ
前橋大胡小2年 すとうさき子
おこられてもやっぱりぼくはママがすき
高崎城南小2年 田ばたゆうた
お父さん毎朝あさがお数えてる
前橋山王小3年 坂本 高輝(こうき)
秋の風歩くと中にふいてくる
前橋山王小3年 木暮  颯(はやて)
夏休みくさがぼうぼうあるきづらい
前橋桃瀬小3年 たかはししゅうと
ときょうそう早く走れば頑張れる
前橋桃瀬小3年 赤塚 裕太
夏休みまだまだほしいよ思い出を
前橋桃瀬小3年 茂田 桃佳
朝顔や白いお花にべにつけて
前橋桃瀬小4年 黒沢 音々(ねね)
友達のはちまき気合いがはいってる
前橋山王小4年 長谷川はるか
花火してまだまだ夏のにおいする
前橋山王小4年 樺沢 美空(みく)
風きっていってみたいな夢の空
前橋山王小4年 森下 杏奈
竹ゆれて笑うような声がする
前橋山王小4年 森下 杏奈
のぼりぼう上までいって春風通る
前橋山王小4年 森沢  駿
自転車がアサガオにのみこまれげいじゅつだ
前橋大胡小4年 宮  崇允
さわやかな空にとどいた大だいこ
東吾妻東小4年 酒井菜々花