鈴木伸一選

2009年11月3日上毛新聞掲載


バスていでぽつんとつめたいあきのあめ
群馬大附小1年 小林 征楽(せいが)
【評】学校への行きかえりに、バスをつかっているのです。「ぽつんと」という言いかたが、ちょっぴりさびしそう。
すずむしがピアノにあわせないている
前橋勝山小2年 なかじまちひろ
【評】ピアノと合奏(がっそう)するかのように、スズムシもうつくしい声をひびかせます。秋のある日の、すてきなひとときです。
たいふうがうそみたいだね青い空
前橋桂萱小2年 いわがみちひろ
【評】群馬をとおって行った台風18号には、はらはらしました。そのあとの青空が、本当にうつくしく見えましたね。
いもうとはうんどう会見てまねしてる
前橋山王小2年 小石まひろ
【評】小さないもうとさんのあいらしさに、思わずほほえみがうかびます。うんどう会の、いい思い出になりましたね。
水たまりぼくのえがおがうつったよ
前橋山王小2年 す田あいと
【評】あいと君のえがおをうつした水たまりは、日の光をあびて、ますますキラキラとかがやいたにちがいありません。
かさぶたを見て思い出す遠足を
前橋山王小4年 武藤 早那(はやな)
【評】写真などではなく、「かさぶた」から遠足を思い出すというところがいい。とちゅうでころがっちゃったのかな。
赤とんぼぼくといっしょに帰ろうね
高崎城山小3年 とみおかりつ
【評】赤トンボによびかけた言葉に、やさしい気持ちがあふれています。赤トンボといっしょの楽しい帰り道ですね。
きりがそらであそんでいてたのしそう
長野原一小1年 いちむら柊人(しゅうと)
もうあきだたいようさんもはやくかえる
前橋山王小1年 おかもとそうま
みょうぎだんママもむかしはみょうぎだん
前橋山王小1年 しおざわゆうのすけ
かぜふいてすずめのなきごえそらたかく
前橋山王小1年 しろたゆうき
えんそくできもちがいいよバスのまど
前橋山王小1年 とべ あみ
さんぽちゅういい花みつけたおばあちゃん
前橋山王小2年 くり原なな
じてんしゃではしっていたらあきのにおい
前橋山王小2年 柳井 敬伸
弟はカメラ目線でおどってる
前橋山王小3年 久保田咲来(さくら)
弟のうんどう会だけ曇り空
前橋山王小3年 高橋 涼斗
こわいけど外にでたくなるたいふうの日
前橋山王小4年 北村あやの
ゆうがたにはじめてみたよまじょのくも
前橋駒形小1年 ひらいめいな
とんぼたちサッカー場の上を飛ぶ
前橋駒形小4年 石井 けい
あきのみちはっぱはみんなあきだよね
前橋勝山小2年 片山あおと
こがらしがおちばとおどるゆめのなか
前橋桂萱小2年 坂下あんじゅ
とね川にかわうがいっぱいぎょうれつだ
前橋下川渕小3年 栗原今日子
ようちえんさつまいもの山おいしそう
前橋下川渕小3年 平井 瑠璃
秋風が夕やけ雲をおしている
渋川古巻小3年 奈良りゅうた
金色のメダルをかけた稲のほが
渋川古巻小3年 宮崎のぞみ
原っぱのおくから聞こえる虫の声
高崎堤ケ岡小4年 高橋 周平
台風で野球ボールが飛んできた
高崎堤ケ岡小4年 茂木  翔
秋風がどこにいこうかまよってる
高崎堤ケ岡小4年 茂木 朋輝(ともき)