林桂選

2010年1月12日上毛新聞掲載


ひるねしたおとうとパパにそっくりだ
前橋山王小2年 手しまゆずき
【評】元気に動き回っているときは、幼い弟にしか見えないのに、寝顔になるとお父さんそっくり。感性のよい句。
家族でねいちょうの道を通ったよ
前橋大胡小3年 高橋  唯
【評】黄葉したイチョウ並木を、家族全員で歩く機会があったのです。それだけのことですが、幸福感に満ちています。
お姉ちゃんふえをふいても起きないよ
前橋山王小4年 広田 大輔
【評】「ふえをふいても」がいい。目覚まし時計ではおきないお姉さん。最後の手段の笛。笛を選択するところが愉快。
秋にはね林は妹のたから島
前橋大胡小4年 塩月 さわ
【評】色づいた木の葉。さまざまな木の実。それを美しいと思い、大切に思う妹さんには、林は宝島に変身したのも同じです。
雨だからすずきくんとじゆうちょうだ
前橋大胡小4年 荻野 貴久
【評】雨で校庭で遊べない昼休み、友達の鈴木君と自由帳を使ってお絵かきやゲームをして遊んだのです。
けやきの葉いろとりどりの雨になる
前橋大胡小4年 長井 梨奈
【評】色とりどりに紅葉したケヤキの葉に降った瞬間、雨はいろいな色の雨に変身。雨の日のケヤキを詩情豊かに表現。      
トナカイの赤鼻光る日やって来る
前橋桃瀬小4年 久保 皐月(さつき)
【評】童謡「赤鼻のトナカイ」を踏まえています。サンタクロースのそりを引く日が、赤鼻が光る日。クリスマスです。
けいとのね手ぶくろするとおちつくね
前橋駒形小1年 おおひらさゆ
ごはんがねたまごのおふとんおむらいす
前橋山王小1年 つきだらむ
パパにゅういんしておうちがなんだかさびしいなぁ
前橋山王小2年 星野りり花
すべりだいとおってみたらかぜふくぞ
前橋月田小2年 きたづめすずか
パンジーはいろえんぴつでぬったみたい
前橋月田小2年 せき口まさゆき
どんぐりに顔を書いたらわらってる
前橋勝山小2年 よしなり大が
大胡えき犬も見とれるイルミネーション
前橋大胡小2年 まゆずみきょうか
後ろ二じゅうやっとできたよおかあさん
前橋桂萱小2年 野口 夕芽
森はいきる歌声とともに冬になる
前橋桃瀬小3年 藤井クリス
秋の空トンボの会ぎで大さわぎ
前橋山王小3年 本多 悠里
ろてんぶろつきはぼくのうでのなか
前橋山王小3年 村上しゅんすけ
わたしのねパパのぼうしに赤とんぼ
前橋大胡小3年 角谷ひおな
わたしののどよーくみると夕日みたい
前橋大胡小3年 福田 知香
あきだからゆやけごはんいただきます
高崎新高尾小3年 小野里菜々
じてん車で風といっしょにおにごっこ
高崎城山小3年 早坂  丈
大えのきてんとう虫が住んでいた
前橋下川渕小4年 渋谷(しぶたに) 亜樹
ザリガニがえさがほしいと手をあげる
前橋下川渕小4年 矢島 萌美(もえみ)
ヘチマの実ちゃいろくなって種落ちる
前橋下川渕小4年 井田 敦士
秋の夜カマキリタマゴをうんでいる
前橋下川渕小4年 石橋 由基
ぼくのふとん父さんねるとあたたかい
前橋山王小4年 稲原 好人
むくどりがベランダのキウイつついてる
前橋山王小4年 桑原立太郎
大けやき雨の日の校庭みているよ
前橋大胡小4年 川本 りな
じきゅう走大けやきの葉も参加する
前橋大胡小4年 塩月 さわ
とうこう中秋の風にうたれてる
前橋大胡小4年 よしはらみずき
大けやき雪をかぶる日がちかい
前橋大胡小4年 丸山みさき
みんながねたくさんあそぶあきのそら
高崎佐野小4年 杵渕(きねぶち)京介